11月30日(いいみとり)は「人生会議の日」です。

住み慣れた『あべの』『我が家』で最後まで安心して暮らしたい！たとえ病気や介護が必要な状態になっても、できる限り在宅で、自分らしい生活を送りたい！そう願う方がこの阿倍野区にはたくさんおられます。

誰もが、いつでも、命にかかわる大きなけがや病気をする可能性があります。命の危機が迫った状態になると、約70％の方が医療やケアなどを自分で決めたり、望みを人に伝えたりできなくなると言われています。いつくるかわからない” そのとき”が来るまえに、” そのとき” に自らが望む医療やケアを受けるために、大切にしていることや望んでいることを今から考え、あなたの周りにいる信頼できる人たちと話し合い、共有しておくこと。これを人生会議（A C P：アドバンス・ケア・プランニング）といいます。

人生会議を重ねることであなたが自分の気持ちを話せなくなった” そのとき” に、あなたの心の声を伝えるかけがえのないものになり、あなたの大切な人の心のご負担をきっと軽くすることでしょう。これからの人生をよりよいものとするために、人生会議（A C P：アドバンス・ケア・プランニング）をはじめてみませんか？

1度の話し合いで決めてしまう必要はありません。時がたてば考え方や状況が変わることもあります。時間をかけて繰り返し話し合うことが大切です。まずは知ることから。そして素直な気持ちで話すところからはじめてみましょう！

阿倍野区では、阿倍野区在宅医療・介護連携推進会議［医師会、歯科医師会、薬剤師会、在宅医療・介護連携相談支援室、病院連絡会、訪問看護ステーション連絡会、居宅介護支援事業者連絡会、地域包括支援センター（北部・中部・阿倍野区）、区役所（保健福祉センター）］を組織し、在宅医療と介護の連携を推進し、必要な地域課題への対応策を検討しています。