ネズミ対策について
2022年4月1日
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ネズミによる被害は、感染症の発生、配管や配線をかじることによる被害、食害、睡眠の妨害、ノミやダニなどの住居への持ち込み、精神的な不快感などさまざまです。エサ場としての住居侵入以外に、住みかとしてだけの住居侵入もあります。
ネズミ防除対策について
住居への侵入や、住居内での移動を防ぐ
ネズミは下水管や電線などを通って住居へ近づき、さまざまな隙間から侵入します。侵入したネズミは、居住空間を通ることは少なく、屋根裏などを移動します。クマネズミは1.25cm、ハツカネズミは1cm(10円玉の半分の大きさ)の隙間があれば通ることができるといわれていますので、侵入のための穴を徹底的に塞ぐことが必要です。
- 外壁のひび割れ、エアコンダクト用の穴、通気口などの侵入口を建材用パテ、金ダワシ、金属製のアミで塞ぐ
- 屋根裏などの配管や配線用に貫通している穴のすき間などの住居内移動用通路を、建材用パテ、金ダワシで塞ぐ
- 住居内のラットサイン※があるところは頻繁に通っているところであるため、塞ぐなどの対処をする
※ラットサイン…ネズミが頻繁に通っているところは、足や体の汚れが蓄積して、壁や床が黒っぽく変色する
巣を作らせない
ネズミの巣は、紙や布などを集めただけのものです。たんすに侵入し、衣類自体を巣にすることもあるといわれています。
- 住居内や家の周りを整理整頓し、ネズミが住みつきにくい環境にする
- 新聞紙や段ボールなどの紙類、布などが巣の材料になるため、きちんと管理する
- ひきだし内が巣になっていることもあるため、ふだん使わないひきだしはチェックする
エサになる物をなくす
食品だけではなく、動物(ペット)用のエサ、鉢植えの植物、石けんなどもネズミのエサになります。
- 食品はプラスチック製の容器に収納するようにする
- 動物のエサは出したままにせず、保管もプラスチック製の容器に収納する
- 生ゴミは流しに置きっぱなしにしない
- 鉢植えの植物がエサになっているようであれば、置き場所を変える
- 石けんは蓋つきの容器へ入れる
- ゴキブリもエサになるため、駆除する
殺そ剤(毒エサ)での駆除
殺そ剤での駆除は、クマネズミであれば警戒心が非常に強く、食べないことが多いため、効果が出にくい場合もあります。
- 食べられている食品があるのであれば、その食品に混ぜたりまぶして使用する
- 殺そ剤以外の食品がない状態にし、1週間程度継続して食べさせる
- 死亡したネズミの回収を徹底する(夏期は死んだネズミが腐敗してハエが発生するため、殺そ剤の使用は冬季に限定する)
- 子どもやペットが誤って食べないよう気をつける
ネズミを捕獲する
捕そカゴや粘着シートでネズミを捕獲して駆除する場合は、フンがあるところ、ラットサインが残っているところなど、ネズミが通っているところに設置しましょう。
ドブネズミは捕そカゴや粘着シートで捕獲することが可能ですが、クマネズミは警戒心が強く、いずれの方法でもなかなか捕獲はできません。
捕そカゴは区役所の保健子育て課保健衛生で貸し出していますので、ご希望の方はお問合わせください。
- 補そカゴの置き場所は、数日間は固定してネズミに慣らさせるようにし、仕掛けるエサはウインナーや食パンが良いとされています
- 粘着シートの置き場所も数日間は固定し、設置する枚数も複数枚にしましょう
- 粘着シートにエサを置くと、かえって捕獲しにくくなることがあります
ネズミ防除のリーフレット
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