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旭区の名所・旧跡案内板をご紹介します

2018年9月4日

ページ番号:441782

旭区の魅力を再発見!

 旭区では、魅力発信事業の一つとして、区民の方と協働で区内の名所・旧跡を巡るまち歩きコースを設定し、ボランティアが案内人となってまち歩きイベントを実施しています。

 設定されたコースの中で現存しない名所・旧跡を中心に案内板を設置しており、まち歩きの参加者や、通行人の方々に、案内板無しには知り得なかった旭区の魅力を再発見してもらい、旭区への愛着を深めてもらいたいと考えています。

 皆さんも、案内板を見つけたら、是非読んでみてください。

樋管(ひかん)統一水路(江野川)

樋管統一水路(江野川)の案内板1
樋管統一水路(江野川)の案内板2

 昭和以前の旭区は、純農村地帯でした。

 田畑の灌漑用水として淀川の堤防に樋門・樋管を設け、農業用水の取り込みをしていましたが、堤防の安全のため八用水樋をまとめ、枚方市字伊加賀地先に新合同樋門を建設し、昭和9年(1934年)に樋管統一水路が完成しました。

 その後、高速道路が計画されたため、昭和49年(1974年)に樋管統一水路が完全に暗渠化され、江野川筋遊歩道として整備され現在に至ります。

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木犀(もくせい)の陣屋跡

木犀の陣屋跡の案内板1
木犀の陣屋跡の案内板2

 古市村大字森小路字森の淺田邸の庭園に、みごとな木犀が三本あり、花の季節には蒲生や関目まで香りを漂わせ、それを愛でた十四代将軍徳川家茂が淺田家に宿泊、多くの大名も守口宿を淺田家に替え宿泊したと言われています。

 当時、淺田家は森小路の庄屋で、木犀の陣屋、木犀の庄屋として江戸時代まで有名だったと言いますが、陣屋の建物は現存していません。

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淀川旧堤防跡

淀川旧堤防跡の案内板1
淀川旧堤防跡の案内板2

 淀川の改修工事が具体化したのは明治18年の大洪水を経た明治20年代後半に、強く湾曲していた川を真っすぐに付け替えるという工事が行われました。

 日露戦争の影響もあり、明治43年(1910年)に完成しました。

 その後も関連の改修工事が大正後期まで継承され、淀川の流れはこの場所から大きく北へ移り、現在の位置に至ります。

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強頸絶間(こわくびたえま)

強頸絶間の案内板1
強頸絶間の案内板2

 旭区には古くから千林の「強頸絶間」の伝説が残されています。

 日本書紀には、「仁徳天皇のころ、茨田堤を築いたがすぐに壊れて塞ぐことの難しい所が二ヶ所あった。そうした時、天皇が夢をご覧になり、『武蔵の人強頸(こわくび)と、河内の人茨田連衫子(ころものこ)の二人をもって河の神にささげれば、必ず塞ぐことができる』と神のお告げがあり、そしてほどなく堤が完成し、その一つが強頸絶間である。」と記されています。

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大宮神社「一の鳥居」跡

大宮神社「一の鳥居」跡の案内板1
大宮神社「一の鳥居」跡の案内板2

 大宮神社に伝わる豊公当時の「境内古圖」によると、この近辺に京街道から大宮神社へ至る参道の起点を示す「一の鳥居」があったと伝えられています。

  この参道は長さ十二町(約1.3キロメートル)・幅六尺(約1.8メートル)の「大宮道」と呼ばれ、かつてあった大宮神社の馬場先までは、松並木が続いていたとの記録もあります。

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旧清水小学校跡

旧清水小学校跡の案内板1
旧清水小学校跡の案内板2

 大正11年に母校・千林尋常高等小学校より分かれて創立された清水小学校の跡地で、現在の場所(清水5丁目)に移るまで、30数年間親しまれた場所です。

 案内板の写真は、昭和8年に撮影されたもので、校庭には時代を映す奉安殿があります。

 学校の南側(写真下)の水路は清水村の本流で、通いの農業などのため交通量が多く、田の用水にも使われていました。

 また、舟だまりや木の舟、道路、橋などが写っており、当時の清水村の様子がよくわかります。

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