大阪市立生野区民センターの指定管理予定者の選定結果について

 　大阪市では、大阪市立生野区民センターの指定管理予定者の選定にあたり、外部の有識者からなる指定管理予定者選定会議（以下、「選定会議」という。）を開催し、審査を行いました。その結果をふまえ、このたび、次のとおり指定管理予定者を選定しましたので、お知らせします。

　今後、市会の議決を経て、指定管理者としての指定を行う予定です。

・名  称　　　一般財団法人大阪市コミュニティ協会

・住  所　　　大阪市中央区船場中央1丁目3番2-302号

・代表者    　理事長　宮川　晴美

・募集要項の配布期間　　令和2年7月22日～令和2年9月2日

・現地見学会　　令和2年8月3日

・申請の受付期間　　令和2年8月20日～令和2年9月2日

・第1回選定会議　　令和2年7月6日～7月16日　書面会議

・第2回選定会議　　令和2年9月15日　プレゼンテーション審査

　　　　　　　　　　　　令和2年9月15日～10月14日　書面会議

4団体  

・大阪教育文化振興財団・ATK朝日建物管理共同事業体

・平和興業株式会社

・特定非営利活動法人ワーカーズコープ

・一般財団法人大阪市コミュニティ協会

　総合的に各委員による評価点が最も高く、長年、地域のコミュニティ支援に取り組んできた実績から、安定した運営が見込まれ、大阪市の求める施設の設置目的の達成及びサービスの向上が期待できるとの理由により、上記の団体が指定管理予定者として最適である。
　さらに、地域のコミュニティの状況も理解できていることから、施設の有効活用に地域の特性を最大限生かし、積極的に取り組んでいいただけることを期待したい。

・単なる貸館ではなく、コミュニティづくりの拠点施設となるように努力されたい。具体的には、運営に区民との協働の視点を取り入れるなど、区民の主体性を引き出す工夫、自主事業で区民相互の情報交換の仕掛け作り、「新たな公共性」を担う人材を育成する取り組みなどを盛り込まれたい

・生野区の特性である居住外国人、ニューカマーも含め、地域コミュニティへの帰属意識を高めるような、また、地域での出番づくりなどにも積極的に取り組んでほしい。イベントだけでなく、大規模な災害が予想される現在、多文化共生の観点から、災害に対する考え方、経験、向き合い方の違いなどを見据えた取り組みなども期待したい。

・若い世代、子育て世代の利用促進にも多様な視点、ツールで取り組んでほしい。

柳 瀬　真佐子  （吹田市立市民公益活動センター　センター長）　

久　  隆 浩　    （近畿大学総合社会学部　教授）

長 元　 耕 司　 （経営コンサルティング事務所　サポートツクル代表）

新 生　 雅 則　 （日本公認会計士協会近畿会）

野 中  　仁      （一般社団法人大阪府中小企業診断協会）