第7回 生野区持続可能なまちづくり活動支援事業報告会を開催しました!
2022年4月4日
ページ番号:563533
第5回持続可能なまちづくり活動支援事業に認定された「多文化共生の生野区モデルの構築事業」、「この町が好き!まちの拠り所~Yosuga~「猪飼野」からの発信」、第6回持続可能なまちづくり活動支援事業に認定された「マイノリティの安心できる社会への相互扶助システムの構築(全ての人が安心して暮らせる社会へ)」が、令和3年度の活動報告を行いました。
開催概要
【日時】
令和4年3月18日(金曜日) 午前10時00分~午前11時15分
【場所】
生野区役所 5階502・503会議室
【講評】
田中 晃代( 近畿大学 総合社会学部 環境まちづくり系専攻 教授 )
直田 春夫( 特定非営利活動法人 NPO政策研究所 理事長 )
報告概要
多文化共生の生野区モデルの構築事業
生野区における人権尊重を基調として多文化共生のまちづくりをめざして、市民主導による人的交流と議論、情報交換と共有、学ぶ場となるプラットホームをつくり、多文化共生の生野区モデルの構築を目指す取組み。
(講評)
- 蓄積された活動実績と確立されたネットワークは高く評価でき、今後の生野区における多文化共生のまちづくりに向けた更なる取り組みに期待したい。
- 人が沢山集まりやすい小学校跡地を新たな拠点としていることが、まちの活性化につながる期待感が持てる。
- イベントの参加者が多いので、アンケート調査等により、参加者の多様なニーズを的確に把握し、対応していただきたい。
- 若者が興味を持ちやすいe-スポーツを多文化交流のツールとする仕掛けがおもしろい。
この町が好き!まちの拠り所~Yosuga~「猪飼野」からの発信
だれもが自分らしく安心して生活できるための、出会いと学びの場としての「まちの拠り所」を設け、「この町ええやん、好きやで!」といえるまちづくりを目指す取組み。
(講評)
- 学校、区役所、社会福祉協議会、地域団体等と連携し、様々な現場のニーズを的確に捉え対応されているYosuga食堂の取り組みがとても素晴らしい。
- 「人間が生きていく」ということが活動のベースになっており、そうした活動によって「住み続けたいまち」「移り住みたくなるまち」につながってくると感じる。
- 学生ともつながることで、感動とか共感を倍増させて情報発信できていることも、大きな特徴と思う。
- 個人的なつながりをベースにしながら活動を広げるという発想を今後も大事にしながら活動を展開していただきたい。
マイノリティの安心できる社会への相互扶助システムの構築(全ての人が安心して暮らせる社会へ)
障がい者など、現在の法律では想定されていなかったり、十分な補償があるとは言えないいわゆる「マイノリティ」を対象に、自分たちで学び、居場所をつくり繋がりを生み、相互扶助システムを構築し、全てのひとが安心できる将来の環境づくりをめざす。
(講評)
- 任意後見人制度において、法整備されていない部分を補う具体的な手法の研究や、それをバックアップする法律的な支えをうまく組み合わせている取り組みは、持続可能な戦略性があり期待できそう。
- 新しい時代の中で、新たな家族のかたちが、“いいふうふ”という言葉に表されるような新しいイメージが生まれてくれば、同性婚等への理解が深まっていく可能性を感じる。
- クラウドファンディングでお金を集め、イベントを開催するという手法が素晴らしい。
- セクシュアルマイノリティー(LGBTQ)に関心のある若者が多くいるため、学生を含めた若者を巻き込んだ活動を展開することで担い手の確保につなげてほしい。
探している情報が見つからない
このページの作成者・問合せ先
生野区役所 地域まちづくり課
電話: 06-6715-9017 ファックス: 06-6717-1163
住所: 〒544-8501 大阪市生野区勝山南3丁目1番19号(生野区役所4階)