第9回 生野区持続可能なまちづくり活動支援事業が決定しました!
2024年1月5日
ページ番号:595372
認定事業
生野区では、区内の現状と課題を踏まえて、多様な主体(民間事業、NPO、大学、市民団体など)が取り組まれるまちづくり活動を支援し、多様な協働による地域社会づくりを促進するために、事業提案を募集しました。認定にあたっては、外部の有識者による審査会議を経て、次のとおり事業を認定し、今後、広報支援などを行い、多様な協働による地域社会づくりを促進します。
1 ラボラトリー・ワーク・グループ大阪
(1)事業名称 生野理科実験ショー
(2)団体名称 ラボラトリー・ワーク・グループ大阪
(3)代表者 髙野 裕惠
(4)事業内容
「わくわく!ドキドキ!生野でも身近に体験できる理科の楽しさを!」をテーマに、理科教育活動および理科実験を通して、子どもたちに理科リテラシーの育成に取り組まれています。
(5)選定委員からの評価・意見等
- 福島県でのバイタリティーある活動に感銘を受けるとともに、そこには子どもたちの笑顔が励みとなりモチベーションの維持につながっていると思う。
- 生野区での活動を展開していく仲間(ボランティア人材)を徐々に増やしながら、区内で実績を積み上げていってほしい。
- 持続可能な活動を維持するためにも、材料費や場所の使用料などの経費を考慮した収益財政を図っていただきたい。
- 安全面に十分に留意しながら、ものづくりのまち生野での身近な「理科実験ショー」の成功を期待したい。
2 つながりの場 smile~すまいる~
(1)事業名称 つながりの場 smile~すまいる~(子ども食堂)
(2)団体名称 つながりの場 smile~すまいる~
(3)代表者 富田 恵子
(4)事業内容
地域に住む親子が、困難や悩みを一人で抱えるなどして孤立する事がないよう地域での交流・居場所をつくり「孤立減少」をめざした取り組みをされています。
(5)選定委員からの評価・意見等
- 活動を継続しやすくするために、あえて子育て世帯などの若い人たちを取り込んでいくという新しい考え方が素晴らしい。また、「やりきりたい」という強い想いがこもったリーダーシップ力を持ち続けていただきたい。
- 事業認定のメリットを活かして、行政や学校との連携、また区内にある他の子ども食堂とつながりを持つことで、さらにきめ細やかな支援体制の構築と新たな拠点(つながりの場)の展開に期待したい。
- 子ども食堂を長く継続していくためにも、調理負担が少しでも軽減された運営体制を整えていただきたい。
3 合同会社Tocoton
(1)事業名称 陶芸Tocoton
(2)団体名称 合同会社Tocoton
(3)代表者 角元 良子
(4)事業内容
スペイン人陶芸家と大阪人Ft Mデザイナーが生野区の100年目古民家で教える陶芸を通じて、国内外の人を問わず、異文化・ジェンダーレス交流を広げていく取組みをされています。
(5)選定委員からの評価・意見等
- 生野区の地域資源や特性を考慮しながらグローバルな視点を併せもつ活動を高く評価できる。
- 陶芸体験・教室は、異文化やジェンダーレスの交流の場としての大きな役割を果たしている。
- 本業とされるWebデザインの技術や個人の力を存分に活用していただき、「Web×陶芸×語学」を上手くミックスさせた先進的な取り組み事例に期待したい。
- コロナ禍が収束しインバウンド需要が見込めれば、ぜひ生野区での活動を国内外に発信していただきたい。
4 特定非営利活動法人まなびの風
(1)事業名称 「NPO法人まなびの風/宿題教室」事業
(2)団体名称 特定非営利活動法人まなびの風
(3)代表者 塚本 佳志
(4)事業内容
小学校高学年の子どもたちの夏休み、冬休み、日々の宿題がしっかり取り組めるよう学習空間の提供と学習指導支援を行う取り組み。また、子どもたちへお弁当やお菓子などを提供する食事支援の取組みもされています。
(5)選定委員からの評価・意見等
- 持続可能な活動を継続させるために、収益性についてしっかり考えていただきたい。
- 生徒ひとり一人の特性を引き出すような学習支援を期待するとともに、生徒と支援スタッフとのマッチング方法についての工夫にも期待したい。
- 学習支援のニーズが多く散見する中で、例えば、遊びの中から学びを生み出していくなど、塾とは違った学習支援の方法も見出していただきたい。
- 区内の学習支援を行う他団体と連携を図り、互いにノウハウを共有しながら活動を展開されたい。
5 大阪市生野ふれあい児童遊園サクラの樹を守る会
(1)事業名称 地域活性化・多文化交流事業
(2)団体名称 大阪市生野ふれあい児童遊園サクラの樹を守る会
(3)代表者 森本 圭子
(4)事業内容
地域の活性化を図るため、地域に在住する外国人の方々との文化交流の取り組みをされています。
(5)選定委員からの評価・意見等
- 活動内容にあった事業名称となっていないため、事業認定にあたっては、事業名称を変更することを条件とする。
- 地域のシンボルツリーである「さくらの樹」を守ることから派生して、地域の方や周辺に暮らす外国人の方にあたたかく寄り添った活動へ展開していることを評価できる。
- 活動を長く維持していくためにも、必要な経費等を支援者や関係者から得られる組織づくりに努められたい。
- 海外で実践したボランティア経験を広く伝えていくとともに、区内の他団体とつながりを持ち、現在の活動を展開していくと、さらに支援者が増え、重層的な活動になることを期待する。
選定結果について
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このページの作成者・問合せ先
大阪市生野区役所 地域まちづくり課
〒544-8501 大阪市生野区勝山南3丁目1番19号(生野区役所4階)
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ファックス:06-6717-1163