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第10回 生野区持続可能なまちづくり活動支援事業が決定しました!

2024年3月21日

ページ番号:622821

認定事業

 生野区では、区内の現状と課題を踏まえて、多様な主体(民間事業、NPO、大学、市民団体など)が取り組まれるまちづくり活動を支援し、多様な協働による地域社会づくりを促進するために、事業提案を募集しました。認定にあたっては、外部の有識者による審査会議を経て、次のとおり事業を認定し、今後、広報支援などを行い、多様な協働による地域社会づくりを促進します。

1 一般社団法人 FPファーム 生野支部

認定事業者が認定証を持って記念撮影

(1)事業名称 FPファーム

(2)団体名称 一般社団法人FPファーム生野支部

(3)代表者  和田 新也

(4)事業内容 

 理念の「FP技能でもっと幸せに」を掲げ、家計の向上、相続・空き家等の問題解決に、相談者の選択肢を増やすアドバイスを行っています。また、子ども向け「金融教育」にも取り組んでいます。

(5)選定委員からの評価・意見等

  • お金の扱い方や管理は複雑で難しい。専門的なアドバイスを気軽に受けられる地域セミナーや個別相談会は、これまで機会に恵まれなかった人々にとって非常に価値がある。
  • 相続や空き家対策など、お金に関連する問題は、人生の重要な節目によく直面する。特に高齢者が多い生野区では、これらの問題に対する課題は多く、気軽に相談ができる窓口は、地域住民にとって非常に有益となる。さらに、このような相談拠点を設けることは公益性が高く、地域に密着したサポートを提供することが期待できる。
  • 「公益性」という不特定多数の第三者利益と、生野区特有の「地域性」は、明確に理解されるべき重要な要素である。これらの要素を明確にすることで、地域に根差した取り組みがより効果的に進められることを期待したい。
  • 地域企業や商店街など多くの団体と連携・協働することで、地域の発展とまちづくりの活性化につながる。ぜひ、単独のボランティアベースの活動だけではなく、他セクターの団体と協働するネットワークを構築していく視点を持っていただきたい。
  • 経営面においても、他団体との連携や企業協賛を通じて資金を確保することは、経営を強化する上で非常に重要であるので、積極的な協力関係を築いていただきたい。
  • 各士業(弁護士・税理士・社労士等)の連携したネットワークの強化も期待したい。
  • 相談する側は、相談すべきか迷うことがある。アンケートを通じて集められた多くのニーズを拾い、より具体的な相談事例を示して、いつでも気軽に相談できるという認識を広めることが望ましい。ぜひ、相談の門戸を広げ、その存在感を高めていただきたい。
  • 事業内容が、中小企業にとって非常に高いニーズがあると考えられる。共感を得られる企業を増やし、そこへのアプローチと事業の水平展開に期待したい。

2 KISA2子ども応援部隊

認定事業者が認定証を持って記念撮影

(1)事業名称 きたつランド

(2)団体名称 KISA2子ども応援部隊

(3)代表者  花岡 真帆

(4)事業内容 

  小学生を対象とする地域の子どもたちにとって、安心して過ごせる居場所づくりを行うとともに、子どもたちの教育格差の是正を図る学習支援に取り組んでいます。

(5)選定委員からの評価・意見等

  • 北巽地域の拠点「きたつランド」は、空き家を活用して活動を展開している。生野区の地域特性の理解と資源の有効な活用において評価できる。
  • 「きたつランド」は、その場所性と空間性において素晴らしい。足を踏み入れた瞬間に温かさを感じることができ、このような場所性は非常に重要である。歓迎される雰囲気があり、それが子どもたちとその親が共に活動するのに最適な「第3の居場所」となっている。
  • 「シティズンシップ教育」を基盤とし、思いやりや協力を大切にする活動は、「学校では学べないような学び」を提供している。これは、学校教育の在り方や区民としての考え方、さらには防災等を含めた教育の観点からも、この活動自体の重要性を感じる。活動を伝えることを意識し、共感を得られるようにPRしてもらいたい。
  • 経営面において、事業を展開することで活動費がかかり、また多くの人々が関わることで費用も増加する。企業等を巻き込むことで、必要な活動資金を集めることが活動を長く継続する上で重要である。生野区には大小様々な企業があり、これらと協働しながら寄付を募る仕組みを構築していただきたい。また、活動内容は共感を呼ぶものであり、クラウドファンディングを活用して、外部へのアピールを通じて活動費の確保も期待できる。
  • 持続可能な活動のためにも、受益者負担をある程度検討していただきたい。
  • 生野区には、学習支援などの学びの場や多文化共生を推進する活動を行っている団体が数多く存在する。これらの団体と連携することでネットワークが拡大し、より豊かで魅力的なコミュニティの形成が期待できる。さらに、行政や社協、子ども食堂などとの連携を進めることにより、新たな可能性が開かれることも期待したい。
  • 生野区では製造業が盛んであり、北巽地域にも多様なものづくり企業が存在する。学校では学べないような学びにおいて、これら企業と連携することで、新たな展開に期待したい。

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