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市長による海外出張(カザフスタン・フランス・イタリア及び中国並びにモザンビーク・南アフリカ)報告会を開催しました

2023年8月25日

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大阪市長の平成29年6月欧州(カザフスタン・フランス・イタリア)出張、平成29年7月上海(中国)出張及び平成29年8月アフリカ(モザンビーク・南アフリカ)出張に関する報告会を開催しました。

報告会について

  • 日時:平成29年10月11日(水曜日)19時から20時30分まで
  • 場所:大阪イノベーションハブ(大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪ナレッジキャピタル タワーC 7階)

次第

第1部 欧州出張

概要説明


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出張概要(訪問都市)
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出張概要(主な日程)
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出張概要(出張者)
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  • まず1件目欧州出張は、6月8日から18日にかけて、カザフスタン、フランス、イタリアの3か国4都市を訪問。
  • 主な訪問目的は、アスタナ博や博覧会国際事務局総会いわゆるBIE総会などにおける万博誘致PRの実施、前回万博の開催地であるミラノでの万博実績のヒアリング、また、フランス、アンギャンレバン市でのメディアアートを活用した取組みの視察など。
  • 4都市のうち、ミラノ市は姉妹都市であり、昨年は提携35周年を記念して「ミラノ給食デー」など様々な交流事業を行った。
  • 日程について、網掛け表示している大阪市長としての公務と白抜き表示している万博誘致委員会の副会長としての業務が併存しており、移動日を含めて11日間出張した。
  • 出張者について、誘致委員会として訪問したアスタナへは、吉村市長、尾崎大商会頭など計12名、同じくパリへは、吉村市長ほか、榊原経団連会長、松井大阪府知事、松本関経連会長など計27名。
    市長公務として訪問したフランスのアンギャンレバン市及びミラノ市へは、担当部局職員含めて計6名が出張した。

市長によるプレゼンテーション

アスタナ博開幕式
 アスタナ博開幕式
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  • カザフスタン共和国の首都アスタナ市で開催されたアスタナ国際博覧会開幕の機会を捉え、2025日本万国博覧会誘致委員会(以下「誘致委員会」)の副会長として、同じく大阪商工会議所会頭でもある尾崎副会長とともに、同博覧会に出席したBIE加盟各国の要人に対する大阪万博の誘致に向けたPRや、博覧会場の視察等を行った。
  • 万博は2種類ある。1つ目は登録博覧会という5年に1度の大きな博覧会。これは、1970年に大阪で開催した博覧会や、今回誘致している2025年博覧会が登録博覧会にあたる。
  • それ以外では、花博やつくば博、沖縄海洋博など比較的小規模なものを認定博覧会と呼び、アスタナ国際博覧会も認定博覧会にあたる。

 

日本館開館式
 日本館開幕式
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  • アスタナ国際博覧会日本館の開会式に出席した。
  • アスタナ国際博覧会は「未来のエネルギー」がテーマ。日本館では、日本の自然・再生エネルギーをテーマに最新技術を使った展示や体験ブースに加え、2025年大阪万博PR用のパネルを設置。

 

アスタナ博会場視察・誘致PR活動
 アスタナ博会場視察
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  • 会場の中心には、球体のパビリオンであるカザフスタン館が設けられ、それを中心に各国のパビリオンが配置されている。
  • 2日で14か国の館をまわり、BIE加盟各国の要人と個別に会って誘致に向けたPRを行った。
  • そこで感じたのは、日本は世界において信頼性が高く、万博開催が決定すれば必ず開催してくれる国だという点である。日本を応援するという声が非常に多かったのが印象的。
アスタナ市長表敬訪問
 アスタナ市長表敬訪問
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  • アスタナ市長表敬訪問を行った。

  • アスタナ市は、1997年にアルマティから首都が移転された都市で、都市を成長させインフラを整備させるために万博を活用している旨、話があった。

  • また、転入者の許可や住民サービスといった行政制度について意見交換を行った。

仏アンギャンレバン市長表敬訪問
 仏アンギャンレバン市長表敬訪問
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  •  パリ近郊にあるアンギャンレバン市というところを訪問した。
  • アンギャンレバン市は、イノベーションを生み出そうとする本市施設のナレッジキャピタルと覚書を締結している。その分野はメディアアートである。
  • メディアアートとは、コンピューターグラフィック等のことであり、馴染みがあるのはプロジェクションマッピング等。アートの部分をデジタル化して、産業化していこうというものである。
  • メディアアートの第一人者であるアンギャンレバン市とナレッジキャピタルが民間で提携しているなら、市同士も仲良くしていこうと思い、訪問した。新たな産業を生み出すという意味で経済交流をしていこうと、行政レベルでのネットワークの新規構築、連携強化について話をした。
CDA(デジタルアートセンター)視察
CDA視察
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CDA視察2
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  • こちらがその中身で、デジタルアートセンターであり、まさにナレッジキャピタルと同じような施設である。ここで、メディアアートの最先端の技術、取組みを実践している。そして、生まれたての企業の支援もしている。
  • 館内のインキュベーション施設を視察した。印象に残っているのは美容師のカットを3Dを使ってシミュレーションできる技術で、模型を使わずとも立体的に非常に分かりやすく動作や手順を確認できた。
    他にもメディアアートを使ったさまざまな最先端の技術を視察した。
  • まさに大阪市もここ「うめきた第2」で新たな産業を生み出そうとしている。世界の最先端の技術を共有し、大阪の経済力のアップにつなげていければと思い、親睦を深めた。
  • 次にフローティングステージである。アンギャンレバン市で編み出した、ここにしかない開発技術。ものすごく大きいオーケストラもできるほどのステージで、杭打ちせずに湖の上に浮かびながら電気をつなげてイベントができる舞台である。
  • 大阪も水の都と言われているから、水上をうまく利用するというのはこれからの大阪に非常に役立つと思い、見てきた。
  • また、アンギャンレバン市にはカジノがある。フランス国内で唯一、パリ近郊でカジノ設置が認められている。ここで国内一の収益を上げており、その収益の一部を文化や経済の発展に使用している。日本もIRを誘致しており、まさに収益の一部を地域の経済の活性につなげていきたいと考えている。
仏BIE総会でのプレゼンテーション・加盟国への誘致PR活動
BIE総会
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  • 誘致委員会の副会長として、日本経済団体連合会会長でもある榊原会長、大阪府知事の松井会長代行、関西経済連合会会長の松本会長代行とともにBIE総会に参加した。
  • 今回の6月に開催されたBIE総会は、2025年万博立候補国による最初のプレゼンテーションを行う機会であった。
BIE総会
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  • BIE総会での日本のプレゼンテーションは、大阪のチャレンジスピリッツを表現した「やってみなはれ」の精神と万博開催における国の全面的なサポートを伝えるもの。AIやIoTの技術等を活用したSociety5.0という超スマート社会の実現に向けた取り組みとともに、2025年万博においても、その技術を使って「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマを共有していきたい旨の内容であった。
  • また、BIE加盟各国の要人と会って、大阪の経済や地域の魅力を伝え誘致に向けたPRを行った。
ミラノ市長表敬訪問
 ミラノ市長表敬訪問
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  • ミラノ市と大阪市は姉妹都市の関係である。そしてミラノ市は2015年に食をテーマに万博を実施した。直近の万博を実施された都市であり、万博を実施した後の効果についてお聞きしたいと思い、ミラノ市長を表敬訪問した。
  • ミラノ市長が言うには、ミラノ市は観光都市として有名であるが、万博の前と後で約14パーセント外国人観光客が増えた。ミラノという都市を世界にアピールするのにすごくいい機会、とのことであった。
  • 続いて、姉妹都市として人の交流等他の包括的な分野について、さらに交流を深めようと話した。
在ミラノ日本国総領事との意見交換会
 在ミラノ日本国総領事との意見交換
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  • 先に基礎知識をお伝えすると、各国の首都に大使館が、主要な都市に総領事がいらっしゃる。
  • 中津川総領事とお会いし、ミラノ市におけるいろいろな情報を意見交換した。大きくは万博についての意見交換をした。
  • ほか、日本はあまりないが、ヨーロッパの移民の状況についての話をお伺いした。
ミラノ万博開催実績等ヒアリング
 ミラノ万博開催実績等ヒアリング
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  • ミラノ万博公社の責任者と話した。ミラノ万博の誘致について、どのようにして成功されたかお伺いした。
  • BIEの加盟国の投票権者にアクセスしていくことが重要。大きな国も小さな国も1票である。小さな国にもアクセスしていくことが良い、と聞いた。
  • フランスは強敵だが、ヨーロッパといっても1枚岩ではない。ヨーロッパの国々にもアプローチしていくべきである、と。
  •  率直な話をしていただき、参考になった。
  • 万博は、楽しくわくわくすることをしないといけないと聞いた。オリンピックはすることが決まっているが、万博は予測できない。それぞれ違う。成功するかどうか多くの人が来るかどうかは、開催した後に決まる。面白かったと口コミで来場者が増える。面白いことをしなければ、万博は成功しない、とアドバイスを受けた。
ミラノ万博会場跡地視察
 ミラノ万博会場跡地視察
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  • 万博の跡地がどうなっているか視察した。
  • 日本館がものすごく成功した、と聞いた。日本は食文化が非常にレベルが高い。日本食をテーマにしたところが一番人気があった、と。
  • こちらはイタリア館で、現在も残っている。今後ここをどう使うかについて、最先端の科学技術の分野の拠点とし、大学の一部の研究部門をもってくると言っていました。万博開催前から、主要な館についてはどういった使い方をするのか、国の戦略、都市の戦略を考えて決めることが大切と聞いた。

主な成果

 主な成果
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  • 欧州出張の成果としては、まず、万博誘致のPRを行った。
  • ミラノ市においては、ミラノ万博の成功体験に基づく実践的なアドバイスの確保し、細かくメモをしてきたので、万博誘致委員会で共有している。
  • アンギャンレバン市においては、都市の差別化。メディアアートにものすごく力を入れていて、世界の最先端の都市である。ものすごく大きな都市ではないけれども、産業施策に対する意見交換ができた。
  • 経費はいくらかかったのかというと、まずアスタナ・パリで約185万円、アンギャンレバン・ミラノで約350万円、計500万円くらいの税を使わせていただいた。
  • これが今回のヨーロッパの出張の大枠。

第2部 上海出張

概要説明

出張概要
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出張概要(訪問先)
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出張概要(主な日程)
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出張概要(出張者)
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  • 2件目は、7月26日から28日にかけて中国上海市を訪問。
  • 上海市とのトップレベル会談、本市がアジア太平洋の13の都市と提携しているビジネスパートナー都市(BPC)が一堂に集まる機会を活用しての連携の強化、2010年上海万博の開催実績についてのヒアリング、さらには観光・港湾分野におけるプロモーションの実施。
  • 今回訪問した上海市は、本市の友好都市であり、友好港でもある。
  • 主な日程はご覧のとおり。詳細は後ほど市長より説明がある。
  • 出張者については、別紙のとおり計10名で、大商、観光局など関係団体も同行した。

 

市長によるプレゼンテーション

在上海日本国総領事との意見交換
 在上海日本国総領事との意見交換
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  • まず最初に、在上海日本国総領事館の片山総領事を訪問し、現地の情報や観光・港湾分野を中心とした友好都市交流、また上海での万博実現などについて意見交換を行った。
  • 大阪市と友好都市の関係にある上海市は、規模でいうと大阪府の3倍の面積、約2,400万人の人口を有する。上海市のGDPは45兆円であり、大阪府の40兆円、大阪市の20兆円と比べても規模がたいへん大きいことが分かる。
  • 中国には省があるが、上海市は省と同等の国の直轄都市であり、他の都市よりも国と近い関係にあることから、積極的な戦略が実施できる環境がある。経済が目覚ましく成長しており、世界で2番目に高いビルがあるなど、超高層ビルが立ち並んでいる。
上海市副市長表敬訪問
 上海市副市長表敬訪問
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  • 元々上海市長との面談を予定していたところ、どうしても出張に行かなければならなくなったことから、副市長と会談させて頂いた。上海市の市長は国で非常に重要な位置にあるとのこと。
  • 副市長とは、上海が中国の重要な経済拠点となっていること、日中双方に観光客が増えていること、経済、観光をはじめとした様々な都市間連携を強化していこう、という話をさせて頂いた。
  • また、大阪マラソンの取組を説明し、上海マラソンとの連携について提案させて頂いたところ、副市長から面白いからやりましょうと言って頂いた。将来的にはランナー交換なども見据えて、まずは互いの広報の交流からやっていきましょう、といった話をさせて頂いた。
BPCラウンドテーブル
 BPCラウンドテーブル
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  • 今回の上海訪問の大きな目的の1つとして、BPCのラウンドテーブル会議を開催した。
  • BPCとは、大阪市とアジアの13都市が提携を結び、中小企業支援など経済分野で都市間連携し、情報共有できる仕組みを作っていくため、大阪市が中心となって構築しているネットワーク。
  • 毎年開催されるBPCのラウンドテーブル会議では、1つのテーマについて参加都市間で情報交換が行われる。昨年はベトナムのホーチミン市で開催。
  • 今回上海市で開催されたラウンドテーブル会議には、大阪、上海のほか、香港、クアラルンプール、バンコク、メルボルン、ホーチミン市、天津が参加し、「アジア太平洋地域における貿易の円滑化」をテーマについて話し合った。
大阪企業と現地企業との商談会
 BPCラウンドテーブル大阪企業と現地企業との商談会
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  • BPCラウンドテーブルの開催に併せ、大阪企業と現地企業との商談会を開催した。
  • 上海市では高齢化が進み、シルバー産業への需要が急増していることから、このような分野で高い技術をもつ大阪企業に参加して頂き、中国企業とのビジネスマッチングを行った。
  • 107件の商談件数があり、双方のビジネス促進につながる活発な商談が行われた。
ポートセールス
 ポートセールス
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  • 次にクルーズ客船会社を訪問し、ポートセールスを行った。
  • 天保山に巨大なクルーズ客船が入港してきているが、大阪の魅力発信、観光客誘致に非常に効果的な手段である。客船が1隻入港すると、多くの消費が生まれ、経済効果が大きいことから、本市はクルーズ客船誘致に力を入れており、入港数は確実に増えていっている。
  • 天保山の船着場に商業施設を入れたり、リニューアルしたりすることで。最先端のクルーズ客船を誘致できる港を作っていこうとしている。大阪港の売りのポイントは着岸料0円で、これを聞くと多くの方に「おお!それはいいね」と言われる。
  • 大阪市長が直接企業訪問することで、歓迎され、企業として大阪へ行きたいねとなる。今回の訪問の結果、この会社の客船がもともと2回入港する予定であったのが、倍の4回入港すると言って頂けるなど、具体的な成果が出ている。この会社以外にもどんどん客船誘致していきたい。
中国の旅行社(Ctrip)と大阪観光局の連携協定締結
 中国の旅行者(Ctrip)と大阪観光局の連携協定締結
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  • 中国のインターネットの旅行会社最大手であり、世界でも有数の企業、アメリカNASDAQに上場している旅行会社Ctripと大阪観光局との提携に立ち会った。
  • 中国最大手の旅行会社Ctripに大阪のPRを行い、ぜひ大阪にきてください、また逆に大阪の皆様が上海に行きやすくなるようにしていきましょうと、お話させて頂いた。
大阪観光プロモーションセミナー
 大阪観光プロモーションセミナー
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  • 続いて、上海の有力な現地旅行会社10数社に集まって頂き、大阪の魅力についてプレゼンテーションさせて頂いた。
  • 私からは、大阪のまちについて紹介し、続いてUSJ、海遊館、JALなど観光事業者からプレゼンをして頂き、大阪のPRをおこなった。
上海国際博覧会関係者との意見交換
 上海国際博覧会関係者との意見交換
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  • 上海万博跡地を訪問し、上海万博の誘致方法や跡地活用などについてヒアリング、意見交換を行った。
  • 上海万博博物館の館長によると、「万博によってインフラが整備され、街づくりが進み、鉄道網が充実した。多くの人が訪れ、企業が育っていった。もともと工業団地だった場所を万博会場にし、国際会議場などを作っている」とのこと。
  • この博物館では、歴代の万博についての展示がされており、日本の1970年万博は、アジア初の万博として成功したということで最も目立っていた。
  • 上海はとても親日的な印象。先ほどの総領事との話でもあったが、上海はもともとビジネスのまちで、大阪・日本と交流があることから親日的な方が多いとのことであった。
  • 「アジアでの万博がアジアを成長させる、ぜひ日本万博を成功させてくださるよう応援します」という意見を頂いた。
上海万博会場跡地視察
 上海万博会場跡地視察
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  • 次に上海世博発展集団本社を訪問し、上海万博の跡地がどのように使われているか模型を見ながら説明を受け、その後現地にも行かせていただいた。
  • 上海万博では当初から「一軸四館」、つまり開催地のメイン通りに4つの館を残し、産業集積しようという構想を有していたとのこと。これらの4つの館は国際会議場、展示会場、アリーナ等として使われている。この展示会場は、面積10万平米ほどで、インテックス大阪よりさらに大きい。

主な成果

 主な成果
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  • 今回の上海出張の主な成果のひとつは、ビジネス交流をはじめ、さまざまな分野についての友好交流を深められたことである。
  • また、BPCのラウンドテーブル会議において参加都市と意見交換を行い、来年がBPCラウンドテーブル提携30周年にあたることから、大阪での開催を提案させて頂き、参加都市からの賛同を得られた。
  • そして最も大きな成果は、上海万博についての成功体験を伺えたことだと思う。上海万博誘致の経験から、BIE加盟国の投票権者への働きかけや、テーマを具体的に落とし込んで市民の皆さんに万博誘致の醸成をすることが重要だ、と伺った。
  • 抽象的な万博のテーマについて市民のみなさんの理解を得ることは大変難しかったが、努力を続けたことが誘致機運の醸成につながった、という話が印象に残っている。2025年大阪万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」をいかに具体的に落とし込み、様々なイベントにおいて、市民の皆さんと共有してもらうかが大変重要だと思った。
  • もう一つの大きな効果として、中国からの観光客の増加が挙げられる。最近多くの中国人観光客が日本・大阪を訪れ、一人あたり約15万円消費することから、経済活性化につながり、さまざまな産業分野からさらに多くの観光客を誘致してほしいとの声がある。来阪する外国人観光客は5年前に比べ、約5倍に増えており、(5年前:約200万人⇒昨年940万人)今年は1,000万人。2020年までには目標1,300万人を恐らく突破できると思う。
  • 民泊等、解決しないといけない課題もあるが、これらを解決しながら、さらに多くの方に来て大阪を知って頂き、観光都市としての魅力を発揮していくことが大切だと思う。
  • 今回の出張でかかった経費は合計132万円。これは市民の皆さんの税金である。その分、大阪万博の誘致、大阪への観光・港湾分野のインバウンド促進、各国際都市との連携の強化など、しっかり大阪のPRを行ってきた。

第3部 アフリカ出張

出張概要

 出張概要
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 出張概要(訪問都市)
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 出張概要(訪問都市2)
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 出張概要(主な日程)
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 出張概要(出張者)
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  • アフリカ出張は、8月22日から27日にかけて、モザンビーク、南アフリカの2か国2都市を訪問した。
  • 主な訪問目的は、TICAD(アフリカ開発会議)閣僚会合等において万博誘致PRを実施すること。
  • 訪問したモザンビーク共和国、南アフリカ共和国は、アフリカ大陸の最南部に位置し、両国は国境を接しています。
  • 日程は全て万博誘致委員会の副会長としての業務であり、移動日を含めて計6日間出張した。
  • 出張者については、吉村市長のほか、経済界よりアフリカに精通されている鴻池組名誉会長の鴻池様、住友電装執行役員の遠藤様の二方がご参加され、事務局や国をあわせ計11名となった。

市長によるプレゼンテーション

TICAD(アフリカ開発会議)閣僚会合でのプレゼンテーション・加盟国への誘致PR活動
 TICAD(アフリカ開発会議)閣僚会合でのプレゼンテーション・加盟国への誘致PR活動
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  • 誘致委員会副会長として、外務省主催の国際会議TICAD(アフリカ開発会議)に出席し、アフリカ51か国の政府要人等に対するプレゼンテーションのほか、個別に万博誘致のPRを行った。
  • この出張では、経済界からも、アフリカに関係の深い鴻池組の鴻池名誉会長及び住友電装株式会社の遠藤執行役員にも同行いただいた。
南アフリカ共和国での加盟国での誘致PR活動
 南アフリカ共和国での加盟国への誘致PR活動
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  • BIE加盟国170か国中、約50か国がアフリカの国々であるため、アフリカは万博誘致において非常に重要な票田。
  • アフリカは過去の歴史的経過からフランスとの関係が深い国もあるが、大票田であるため、アフリカ各国への積極的な誘致活動が重要と考えている。
  • 翌日は、南アフリカ共和国のプレトリア市に移動し、ここでも万博誘致のPRを行った。

主な成果

 主な成果
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  • 今回は、票田であるアフリカの各国要人が一堂に会する所でプレゼンテーション等の誘致PRができたことに大きな意義。
  • これらの内容は、国とも情報を共有し、個別にアプローチをしていく。

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