聴覚障がい者向け着用型振動スピーカーの実証実験を支援します
2026年4月17日
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大阪市は、成長産業の振興等を図るため、民間事業者等による先端技術を活用した実証実験を支援しています。
このたび、テクノロジー・ビジネス実証実験支援プログラムとして、合同会社fuiigo(フイーゴ)が大阪府立福祉情報コミュニケーションセンターで実施する聴覚障がい者向け着用型振動スピーカーの実証実験を支援します。
実施主体である合同会社fuiigoが開発する着用型振動スピーカー「fuiigo」は、音を振動に変換するユニットを搭載しており、音の振動を身体に伝えることができます。また、音の周波数によって振動が発生する箇所や揺れ方が変わります。
今回の実証実験では、「fuiigo」から伝わる振動の変化により、聴覚障がい者にとって、映像などへの没入感や臨場感の向上及びエンターテインメント体験の向上につながるかを検証します。
概要
実施名称
聴覚障がい者向け着用型振動スピーカーの実証実験
実施主体
合同会社fuiigo
- 共同代表:蓑田英徳、山下一仁
- 所在地:福岡県北九州市小倉北区京町3-1-1
- 事業内容:ベストのように着用するタイプの振動スピーカー「fuiigo」の開発・製造・販売を行っています。
実施内容
公益社団法人大阪聴力障害者協会が募集した聴覚障がい者を被験者として実施します。
被験者に「fuiigo」を着用した状態でスポーツ観戦、映画鑑賞及び音楽鑑賞をしていただき、スポーツ観戦における高揚感の醸成や映像理解度の向上、音楽体験の変化に寄与するかを検証します。
今後は、本実証実験で得た結果をもとに、機能改善を加速させ、サービスの早期事業化をめざします。
実施期間
令和8年4月24日(金曜日)及び4月25日(土曜日)
実施場所
大阪府立福祉情報コミュニケーションセンター(大阪市東成区中道1-3-59)
検証する点について
スポーツ観戦の補助に関する検証
スポーツ観戦で発生する試合中の音や応援歌の太鼓の音を振動で感じることで、高揚感が増すかを検証します。
【検証項目】
- 触覚の感知:振動を適切に感じられたか。
- 試合応援の変化:応援歌の振動が加わることで、応援するチームとの迫力・一体感が深まったか。
- 試合観戦の変化:試合映像に振動が加わることで、試合の迫力・臨場感が向上したか。
映像の補助に関する検証
字幕映画を、振動あり・なしの条件で視聴し、没入感や臨場感の変化を検証します。また、バリアフリー字幕のみで映画を視聴する場合と、映像の内容に沿った振動のみで視聴する場合を比較し、臨場感や伝わり方の違いを検証します。
【検証項目】
映画の感性的評価:振動による楽しさの向上、没入感の有無、違和感の有無。
音楽の補助に関する検証
クラシックやポップスなど6曲(約9分間)の音楽を、振動あり・なしの条件で聴き比べ、没入感や臨場感の変化を検証します。
【検証項目】
音楽の感性的評価:振動による楽しさの向上、没入感の有無、違和感の有無。
問合せ先
ソフト産業プラザTEQS(公益財団法人大阪産業局)
担当:田中、高木
電話:06-6615-1000
(参考)テクノロジー・ビジネス実証実験支援プログラム
大阪咲洲の大型複合施設「アジア太平洋トレードセンター(ATC)」と大阪舞洲のスポーツ施設を実証フィールドとして実施する、開発・改良に必要な実証実験の支援プログラムで、本市の中小企業支援施策の執行機関である公益財団法人大阪産業局が、本市からの交付金による事業として実施するものです。
このプログラムを通じて、全国から革新的なビジネスアイデアを募集し、実証実験の場を提供し続けることで、大阪における新たなビジネス創出に取り組んでいます。
詳しくは、「テクノロジー・ビジネス実証実験支援プログラム」のホームページをご覧ください。
(参考)ソフト産業プラザTEQS
大阪市が設置する、IoTやAIなどの先端テクノロジーを活用した製品・サービスの開発を行う中小企業を支援する施設です。公益財団法人大阪産業局が運営しています。
詳しくは、「ソフト産業プラザTEQS」のホームページをご覧ください。






