資料
2021年1月1日
ページ番号:302066
資料
火事が起きたら
- 通報する
・大声で周囲に知らせる。ひとりで行動しないで、できるだけ多くの人に協力してもらう。
・安全なところから落ち着いて119番通報する。
- 119番通報のしかた
・通報するときは、落ち着いて、火災やけが・病人の状況などをできるだけ詳しく伝えてください。
・状況に応じて、第一報のあと、もう一度電話をかけ直して詳しく話すと、現場に向かう消防車や救急車に適切な指示を与えることができます。
・走行中の自動車から携帯電話で通報する場合は、必ず安全な場所に停車してから通報してください。
・災害発生場所の所在地が分からない場合は、大きな建物、公共の施設、交差点の名称、コンビニエンスストアの名称、または自動販売機に貼ってある住所表示を確認してください。
・携帯電話からの通報の場合、消防から問い合わせをする場合がありますので電源を切らないでください。
- 通報手順
1 あわてないで119番
「火事です」または「救急です」
2 場所を伝える
3 状態を伝える
「なにが燃えています」や「なにがどうした」
4 氏名・電話番号を伝える - ファックス、eメール(電子メール)による通報
市内からの電話による119番通報が困難な場合には、ファックスやeメールによる通報を受け付けています。
- 記載する必要事項
・火事か救急か
・発生場所(住所)
・現在の状況(何が燃えている、けがや病気の状態など)
・通報した方のお名前
(注意)救急車を呼ぶ場合はできるだけ患者の年齢、性別を加えてください。
受信後、返信しますので、確認してください。なお、返信が届かない場合は番号を確認後、再度送信してください。
ファックス119 ファックス6538-0119
eメール119 NTTドコモの携帯電話からは、メールアドレス「おー、えす、えー、けー、えー、どっと、えす、えいち、おー、びー、おー、あっと、あい、えむ、えー、あい、える、はいふん、119、どっと、じぇい、ぴー」、それ以外は、メールアドレス「おー、えす、えー、けー、えー、どっと、えす、えいち、おー、びー、おー、あっと、えむ、えー、あい、える、はいふん、119、どっと、じぇい、ぴー」
- 消火する
火災を大きくしないためには、素早く消火することがたいせつです。万一のため消火器や水バケツなどを備えておき、いつでも使えるところに置いておきましょう。
消火器の使い方
・消火器を火元の近くまで持っていく。
・安全ピンを引き抜く。
・ホース・ノズルを火元に向ける(燃えているものを確かめる)。
・レバーを強く握る。(噴射)
(注意) サビや傷、へこみなどのある消火器を使用しないでください。
てんぷら油火災の消火
・消火器で消火する。
・鍋の大きさにあったふたを手前から滑らせてふたをして消す。
・水に濡らして固く絞ったシーツで覆い消す。
・消したあとすぐに「ガス栓」を閉める。
(注意) 絶対に水をかけないでください。
- 避難する
・避難するときは、大きな声でまわりに知らせる。
・煙があるときは、ハンカチなどで口・鼻を覆い、姿勢を低くして避難する。
・二方向避難を常に考えておく。
・エレベーターは使わない。
・いったん避難したらドアを閉め、絶対に戻らない。
資料 応急手当が必要になったら
人が倒れたときの応急手当
落ち着いて傷病者の状態を観察して、症状に適した応急手当をすることがたいせつです。
大阪市では応急手当の方法などを身につけるための講習会を開催しています。
1 反応をみる
- 周りの安全を確認しながら傷病者に近づきます
- 呼びかける
- 軽く肩をたたいてみる
呼びかけても、肩を軽くたたいても動きや返事がないときには、反応がないと判断します。
2 119番通報とAEDの手配
- 助けを呼び、人を集める
- 集まった人に119番通報やAEDを持ってくるように依頼する
3 呼吸をみる
- 傷病者を仰向けにする
- 傷病者の胸や腹部の動きをみる
呼吸の確認は、10秒以内におこなってください。
普段どおりの息をしていなければ、呼吸なしと判断します。
しゃくりあげるような不規則な呼吸(死戦期呼吸)も呼吸なしと判断します。
4 胸骨圧迫
・成人の場合
4-1 押さえる位置
胸の真ん中(胸の左右の真ん中で、かつ上下の真ん中)
4-2 手の組み方
両腕で圧迫するために両手を重ねて、両肘を伸ばす。
下になる方の手の指は、胸から離す。
4-3 押さえ方
指先を傷病者の胸から離し、掌の付け根で押さえる。傷病者の胸を少なくとも5センチメートル押し下げ、胸が元の高さに戻るように十分に圧迫を解除します。
4-4 1分間に少なくとも100回のテンポで圧迫する。
- 傷病者が動き出す、普段どおりの呼吸をはじめる、または救急隊などに引き継ぐまで続けてください。
5 人工呼吸の手順
5-1 気道の確保
空気の通り道を開きます。
- 手を額におく
- 反対の手の指先を、あご先に当てる
- あご先を持ち上げながら頭を後ろにそらす
5-2 人工呼吸
・成人の場合
気道を確保したまま
5-2-1 鼻を軽くつまむ 鼻をつまむのは人工呼吸のために吹き込んだ空気が鼻からもれるのを防ぐため。
5-2-2 息を吹き込む
空気がもれないように、自分の口を大きく開けて、傷病者の口を覆い1回あたり約1秒かけて、傷病者の胸が軽く膨らむ程度を吹き込みます。
これを2回繰り返す
人工呼吸が困難な場合、又は、感染防止用具がない場合や準備に時間がかかる場合は、人工呼吸を省略して胸骨圧迫を行ってください。
5-3 胸骨圧迫と人工呼吸を繰り返す
胸骨圧迫と人工呼吸を30対2の比率で繰り返します。
6 AEDが到着すれば
6-1 AEDの電源を入れる
機種によりふたを開けると自動的に電源の入るものもある。その後はAEDの音声メッセージに従い行動する。
6-2 電極パッドを貼る
6-3 「離れて」の音声メッセージに従う
6-4 「電気ショックが必要です」と音声メッセージがあった場合、電気ショックを行う。
・電気ショックをおこなったあとや、「ショックは不要です」などの音声メッセージがあった場合は、胸骨圧迫と人工呼吸を続けてください。
(注意)「反応」や「普段どおりの息」のある傷病者にAEDを使用することはできません。
AEDとは、自動体外式除細動器の略称で、簡単で安心・安全に電気ショックを行うことができるように作られた医療機器です。平成16年7月から医師や救急救命士以外のかたでもAEDを用いて電気ショックを行うことが認められました。元気だった人が突然倒れ、心臓が止まった場合、直ちにAEDを使用した電気ショックや心肺蘇生を実施すれば、救命の可能性が高くなると言われています。
けがをしたときの応急手当
- 出血
(傷口を直接圧迫)
傷口にきれいなガーゼやハンカチを当て、強く押さえ、直接圧迫する。
- やけど
すぐにきれいな流水で冷やす。
衣服の上からやけどしたときは、衣服ごと冷やす。水ぶくれは、雑菌が入るためつぶさないように。
- 骨折
身近なもので固定する。例えば、バットや傘、ものさし、つえなどを利用する。
固定する位置(角度)は、傷病者のもっとも痛みの少ない位置とする。
- ひきつけ
1 衣類をゆるめる。
2 横向きにねかせ、口の中にたまっただ液などを外に出やすくする。
3 熱が高いときは頭や首、脇の下を冷やす。
- のどに物がつかえたとき
(背部叩打法)
手のひらで背中を強く数回たたく。
(腹部突き上げ法)
片手の手で握りこぶしを作り、その親指側をへその上方でみぞおちのやや下方に当てます。もう一方の手で握りこぶしを握り、素早く手前上方に引き上げてください。
(注意)反応がない場合や妊婦、1歳未満の乳児には行わないでください。
応急手当の練習は誤った方法で行うと危険がともないますので、応急手当講習会などで、指導者から十分に訓練を受けておきましょう。
大阪市では、たいせつな命を助けるためにAEDの使用方法を含めた新しい応急手当の講習会を開催しています。詳しくは最寄りの消防署までお問い合わせください。
わが家の防災マップをつくろう
家の付近を実際に歩いてみて、危険な場所や避難所・避難場所(小・中学校、公園など)と避難経路を確認します。避難経路は1つでなく、通行できない場合に備えて複数決めておきましょう。それらをイラストなどで簡単にあらわした「わが家の防災マップ」を作成しましょう。
お近くの避難所がわからない場合は、大阪市のホームページで確認してしただくか、区役所にお問い合わせください。
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