私たちのSDGs~67 認定NPO法人ビッグイシュー日本
2026年3月31日
ページ番号:675938
北区広報紙わがまち北区4月号(令和8年)掲載

地球規模の環境問題や社会課題の解決も、まずは一人ひとりの小さな実践の積み重ねから。毎月、区内の様々な活動をお伝えします。
雑誌の路上販売を仕事に ホームレスの自立を応援
駅前やビジネス街で、著名なアーティストなどが表紙を飾る雑誌を掲げて路上に立つ人を見掛けたことはありませんか。
この雑誌は「ビッグイシュー日本版」。質の高い雑誌を作りホームレスの人が販売するロンドン生まれの事業をモデルに2003年、大阪で創刊しました。月2回発行され4月1日号で524号。販売者は1冊500円の雑誌を250円で仕入れ、250円が収入になる仕組みです。大阪、東京を中心に約100人が路上で販売しています。
大阪事務所長の吉田耕一さんは、販売者を「本屋の店長」と言います。担当の販売場所で販売時間や休日、ディスプレイなどを店長として考え、自分の「店」を経営。「自分で決めれば力が出てくる。お客さんとの会話が生まれ、常連もできます。販売を通してご自身の人生を前向きに感じてもらえたら」と話します。
一方、懸念は近年の猛暑。販売者が気候に関係なく働ける場として昨年7月、旭区の商店街に「シェア本屋」を開店しました。本棚の区画を貸し出して「棚主」の選んだ本を並べ、棚の管理や接客を販売者が担当。10人ほどがシフトを組んで働き、収入を得ています。募集した100区画が全て埋まる人気。若者の雑誌離れが課題でしたが、「本好きは減ってない」と感じて可能性が見えてきました。
吉田さんはこれまで、数百人の販売者と面接をしてきました。会社の倒産やギャンブル、介護離職…住まいを失った経緯も人柄も元の仕事も様々です。学校などでの講演では、販売者に自らのライフヒストリーを語ってもらいます。「いろんな人生があり、ホームレスはその時の状態を表す言葉であって、人格ではないと分かってもらえれば」

大阪事務所長の吉田耕一さん

梅田の歩道橋でビッグイシューを売る販売者
詳細
ビッグイシュー日本大阪本部 堂島2-3-2
SDGsゴール1:貧困をなくそう
あらゆる場所あらゆる形態の貧困を終わらせる
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SDGsとは
国連サミットで採択された17の「持続可能な開発目標」
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注)本記事に関する内容は、北区広報紙わがまち北区への掲載時点のものです。現時点での詳細につきましては、掲載団体等に直接お問い合わせください。
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