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令和元年度第3回こども・子育て支援会議教育・保育・子育て支援部会 会議録

2024年7月22日

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令和元年度第3回 こども・子育て支援会議教育・保育・子育て支援部会会議録

 

1 日時 令和元年11月14日(木) 午後2時~4時

 

2 場所 大阪市役所  地下1階第11共通会議室

 

3 出席者

(委員)

 農野部会長、川田委員、香野委員、寺見委員、本田委員、薮本委員

 

(本市)

平田こども青少年局企画部長、高井こども青少年局子育て支援部長、工藤こども青少年局保育施策部長、阪口保育・幼児教育センター所長、松村こども青少年局企画部経理・企画課長、椿谷こども青少年局企画部青少年課長、吉田こども青少年局子育て支援部管理課長、瑞慶覧こども青少年局子育て支援部こども家庭課長、金田こども青少年局子育て支援部幼稚園運営企画担当課長、赤本こども青少年局保育施策部保育企画課長、迫野こども青少年局保育施策部環境整備担当課長、弘元教育委員会事務局指導部初等教育担当課長

 

4 議事

  • 大阪市こども・子育て支援計画(第2期)の素案について
  • その他

 

5 議事内容

○玉田こども青少年局企画部経理・企画課長代理

 ただいまから令和元年度第3回こども・子育て支援会議教育・保育・子育て支援部会を開催させていただきます。

 本日はお忙しいところお集まりいただき、誠にありがとうございます。私は、事務局を担当いたします、こども青少年局企画部経理・企画課長代理の玉田です。どうぞよろしくお願いいたします。

 初めに、本日ご出席いただいております委員の皆様方でございますが、お手元に配付しております名簿をご参照ください。

 なお、本日、福田委員につきましては、所用のためご欠席となっております。

 こども・子育て支援会議条例第9条により準用する第7条の規定により、委員の半数以上が出席しなければ会議を開くことができないとされております。本日は7名中6名のご出席をいただいており、定足数を満たしておりますことをご報告させていただきます。

 続きまして、本市出席者でございますが、お手元の名簿をご参照いただきますようお願いいたします。

 それでは、会議に先立ちまして、こども青少年局企画部長、平田よりご挨拶申し上げます。

 

○平田こども青少年局企画部長

 皆さん、こんにちは。こども青少年局企画部長の平田でございます。

 会議に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。

 本日は、お忙しい中、第3回こども・子育て支援会議教育・保育・子育て支援部会にご出席を賜りまして、まことにありがとうございます。

 また、日ごろより本市のこども青少年施策の推進にご尽力賜りまして、重ねてお礼を申し上げます。

 さて、6月と8月に開催をいたしました部会では、こども・子育て支援計画(第2期)の基本的な考え方や基本的な理念、重視する視点、基本方向などをご審議いただきました。本日は基本方向ごとにその達成状況を数値でわかりやすく示すものとして、はぐくみ指標というものを設定してまいりたいと考えており、そのご審議を賜りたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 本日の審議の後、12月開催予定のこども・子育て支援会議でもご審議をいただき、計画案を策定して、1月にはパブリックコメントを実施する予定としております。よろしくお願いいたします。

 委員の皆様方には、それぞれのお立場から忌憚のないご意見をいただきまして、簡単ではございますが、私のご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

○玉田こども青少年局企画部経理・企画課長代理

 続きまして、資料の確認をさせていただきます。

 本日の資料といたしまして、次第、名簿がございまして、次に、資料1、大阪市こども・子育て支援計画(第2期)計画の基本的な考え方について、資料2、大阪市こども・子育て支援計画(第2期)施策体系について、資料3、大阪市こども・子育て支援計画(第2期)(素案)子ども・子育て支援法に基づく市町村計画(教育・保育)部分抜粋、資料4、「大阪市こども・子育て支援計画で定める数」について、参考資料1、大阪市こども・子育て支援計画(第1期)はぐくみ指標の達成状況について、参考資料2、計画策定スケジュールとなっております。

 本日の説明につきましては、事前にお送りした資料をご覧いただいているという前提で本市側の説明を簡潔にし、より活発な意見交換の時間を確保してまいりたいと存じます。

 なお、発言の際には挙手をいただき、必ずマイクをお使いいただきますようお願いいたします。委員の皆様にはご理解いただきますようよろしくお願いします。また、本市側出席者側にも改めてご協力をお願いします。

 さて、本会議につきましては原則公開としており、会議開始と同時に傍聴の方が入っていただくこととなっておりますが、本日は、傍聴はなしとなっています。

 それでは、会議の進行を部会長にお願いします。農野部会長、よろしくお願いします。

 

○農野部会長

 ありがとうございます。

 委員の先生方、事務局の皆様方、お集まりくださいましてありがとうございます。

 早速、会議の次第に従いまして、議事を進めてまいります。

 1番目は、大阪市のこども・子育て支援計画(第2期)の素案についてということですが、先ほど平田部長からもお話しいただきましたように、この後、親会議のほうに来月お示しすることになりますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 それでは、資料1及び2について、事務局さんからご説明をよろしくお願いいたします。

 

○松村こども青少年局企画部経理・企画課長

 こども青少年局経理・企画課長の松村でございます。よろしくお願いいたします。

 先ほどの挨拶にもございましたけれども、本日がパブリックコメントの実施前最後の部会となりますので、基本理念以下、計画の全体像を改めてご説明させていただきます。そして、前回から持ち越しとなっておりましたアウトカム指標の「はぐくみ指標」につきましてもあわせてご意見をいただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、資料1をご覧ください。

 2ページには、基本理念について、確認いただくところについて記載しています。下段にはこれまでの意見を4項目に整理しております。

 まず1つ目ですが、社会状況の変化もあり、こどもだけでなく若者など、支援が必要な年齢層が拡大してきているというご意見もございますので、基本理念に計画の対象として「青少年」を追加しています。2つ目ですが、平成28年の児童福祉法の改正を踏まえ、「人権の尊重」ということを追加しています。3つ目ですが、現行の「豊かな心」につきましては、より上位概念である「生きる力」に修正したほうが包括的な意味でこどもの育ちを支えていくことになるというご意見をいただいておりますので、その内容を反映しています。最後に4つ目ですが、他者と一緒に育つという点が重要だというご意見もいただいてございますので、「ともに育ち合い」という表現を入れています。

 改めて、現在の案を読み上げてまいりますと、上段の部分ですが、「次代の大阪を担うすべてのこどもや青少年が、人権を尊重され、安全で安心な環境の中で生きる力をはぐくみながらともに育ち合い、個性や創造性を発揮し、いきいきと自立できる社会、こどもを生み、育てることに安心と喜びを感じることのできる社会を、市民、団体、企業等と協働し、社会全体で実現します」となっています。こちらが現在の事務局案でございます。

 続きまして、3ページをご覧ください。

 計画の対象といたしまして、全てのこども、青少年、事業によっては若者を含むということと子育て家庭という形で整理しています。現行計画の定義につきましては、右下の部分、(参考)として記載していますが、「こども」につきましては、現行計画でおおむね小学校低学年ごろまでとしていましたが、第2期計画からは児童福祉法の「児童」に合わせまして、0歳から18歳までというように考えています。

 次に、「青少年」につきましては、現行計画では小学校高学年以降というようにしていますが、児童福祉法で定義されている「少年」に合わせまして、小学校就学の始期からというように考えています。これに沿いまして6歳からおおむね30歳というように考えています。

 また、「若者」につきましては、第2期計画では現行計画の義務教育修了以降と同趣旨の15歳から40歳未満というように考えています。

 続きまして、4ページをご覧ください。

 重視する視点の事務局案をお示ししています。6月25日開催の第1回の部会時にご提示いたしました修正部分を波線で示しており、また、今回追加で修正したものを実線のほうで示しています。今回の修正部分については、支援会議の放課後事業部会での議論も反映しまして、「青少年」という表現を入れるとともに、2項目の「すべてのこども・青少年と子育て家庭が対象です」という項目の中に「一人ひとりの状況に応じた職業的・社会的自立に向けた支援など」というものを追加しています。

 それでは、続きまして5ページをご覧ください。

 はぐくみ指標の事務局案をお示ししてございます。説明に当たりましては、資料2の施策体系をご説明させていただいた後に、その上でこのはぐくみ指標に関して説明に入っていくということで考えていますので、恐れ入りますが、資料2をご覧いただきますようにお願いいたします。

 資料2の1ページをご覧ください。

 第2期計画の体系といたしましては、基本方向ごとに成果指標としてはぐくみ指標を設定し、そのもとに基本施策、またその下に施策、さらにその下に個々の事業が並ぶという形を考えています。施策のうち、重点的に取り組んでいくという施策につきましては、重点施策に位置づけていくということで、太字で表記しています。

 なお、この各事業につきましては、今年度の実施事業を掲載しておりますが、今後の予算の編成状況も踏まえた上で、来年度の新規事業等につきましても、今後、計画上に盛り込んでいきたいと考えています。

 まず、基本方向1の施策体系につきましては、1ページから3ページまで3枚にわたっていますが、「こども・青少年が自立して生きる力の育成」を基本施策にしています。その基本施策1の下に施策1、「乳幼児期からの生きる力の基礎を着実に育成します」、施策2、「こども一人ひとりの状況に応じた学力向上への取組を充実します」、2ページ目に移りますが、施策3、「社会で共に生きていく力を育成します」、施策4、「健康や体力を保持増進する力を育成します」、施策5、「成長の糧となる多様な体験や学習ができる機会を充実します」、3ページ目に移り、施策6、「家庭・学校・地域の連携により教育環境を充実します」、施策7、「勤労観・職業観を醸成し、社会的・経済的自立を支援します」施策8、「地域における多様な担い手を育成します」と項目分けをしています。また、この重点施策につきましては、5項目を候補と選んでいます。

 続きまして、5ページをご覧ください。

 基本方向2の施策体系についてでございます。基本施策としまして、「安心してこどもを生むことができる仕組みの充実」、「身近な地域における子育て家庭への支援の充実」、「家庭の状況に応じた子育て支援の充実」、6ページになりますが、「多様なライフスタイルで子育てできる保育サービス等の充実」、「こども・青少年や子育て家庭が快適で安全・安心に暮らせるまちづくり」、といった5項目のもと、合計11の施策を構成し、重点施策としまして、このうち5項目を候補にして考えています。

 続きまして、7ページをご覧ください。

 基本方向3の施策体系につきましては、基本施策といたしまして、「虐待の被害からこどもを守る仕組みを充実」、「社会的養育を必要とするこどもの養育環境の充実」、裏面に移りますが、「こどもや青少年が抱える課題を解決する仕組みの充実」という3本を設定し、合計10の施策で構成した上で、重点施策としましては6項目を候補と考えています。

 なお、8ページの最下段、施策5番目、「社会的自立に困難を抱える若者を支援する取組を充実します」につきましては、今回改めて施策といたしまして、「望まない妊娠をした若年妊婦への支援」という項目を追加しています。

 それでは、恐れ入りますが、資料1にお戻りください。

 資料1の5ページをお開きください。

 資料の左側が現行の第1期計画でのはぐくみ指標を、右側が第2期計画での事務局案をお示ししています。

 第1期計画のはぐくみ指標では、『「自分によいところがある」と思うこどもの割合』、『「将来の夢や目標を持っている」と答えるこどもの割合』、この2つの指標につきましては、今回、目標の達成には至らないという結果になっています。3つ目の『「人の役に立つ人間になりたい」と思うこどもの割合』につきましては、おおむね目標達成という状態になっています。

 目標達成できていなかった2つの指標につきましては、第2期の計画の中では、引き続き指標として考えています。また、今回、基本理念の中に「ともに育ち合い」という言葉を追加する方向で考えていますので、指標といたしまして『「学級の友達との間で話し合う活動を通じて自分の考えを深めたり、広げたりすることができていますか」に対して、肯定的に回答するこどもの割合』というものを新しく設定したいと考えています。

 続きまして、6ページをご覧ください。

 具体的な数値目標について、上の2項目につきましては、第1期計画での目標数値を引き続いて目標値として設定していくということ、新たな目標の「学級の友達との間で話し合う活動を通じて自分の考えを深めたり、広げたりすることができていますか」につきましては、全国学力・学習状況調査の調査結果から数値を把握するということで考えておりまして、また、元年度の全国平均値を目標に設定していきたいと考えています。

 続きまして、資料1の7ページをご覧ください。

 基本方向の2、「安心してこどもを生み、育てられるよう支援する仕組みや環境を充実します」のはぐくみ指標でございます。第1期計画の3つの指標につきましては、子育てについて『「楽しいと感じることのほうが多い」と答える保護者の割合』、『「朝食を毎日食べていない」と答えるこどもの割合』と、この2つにつきましては目標の達成には至っておりません。3番目の「25歳から44歳の女性有業率」につきましては目標達成となっています。

 第2期計画では、目標達成に至らなかった『子育てについて、「楽しいと感じることの方が多い」と答える保護者の割合』につきましては引き続き指標として設定していくということで考えていまして、新しく子育ての安心につながる子育てや教育について、『「気軽に相談することができるところがある」と答える保護者の割合』を設定してまいりたいと考えています。また、「母子家庭の就業者のうち、正社員・正職員の割合」を新しく設定したいと考えています。現行の指標にございます、『「朝食を毎日食べていない」と答えるこどもの割合』につきましては、基本的な生活習慣の獲得度合いをはかる要素といたしまして、また自己肯定感に関連するということもございますが、この数値を用いて生活習慣全般を表現するということにはならないのかなというように考えていますので、はぐくみ指標としては見送りたいと考えています。

 8ページをご覧ください。

 具体的な数値目標につきましては、『子育てについて「楽しいと感じることのほうが多い」と答える保護者の割合』につきましては、第1期計画での目標値を引き続き設定していきたいと考えています。新たな指標の『「子育てや教育について、気軽に相談できるところがある」と答える保護者の割合』につきましては、5年ごとに調査を行っておりますニーズ調査から数値を把握するということを考えています。直近の30年度の調査結果、この数値が前回25年度調査値よりも悪化しているということがございますので、今回の目標につきましては、25年度実績を目標値に設定していきたいと考えています。そして3つ目の「母子家庭の就業者のうち、正社員・正職員の割合」につきましては、全国の現状値、伸び率を加味した数値を目標値として設定していきたいと考えています。

 続きまして、9ページをご覧ください。

 基本方向3、「こども・青少年や子育て家庭のセーフティネットを確立します」のはぐくみ指標でございます。第1期計画でのはぐくみ指標につきましては、『「子育てが地域の人(もしくは社会)で支えられている」と感じる保護者の割合』、『「子育てのストレスなどからこどもにきつく当たってしまう」と答える保護者の割合』この2つの指標につきましては目標達成には至らないとなっています。一方で、『「いじめはどんな理由があってもだめだ」と思うこどもの割合』という指標はおおむね目標達成という状態となっています。

 第2期の計画では、目標達成できなかった2つの指標については、引き続き指標とすることといたしまして、また新しく「社会的養育を必要とするこどもが家庭的な養育環境で生活できている割合(里親、ファミリーホーム、小規模グループケア)」を設定していきたいと考えています。現行の『「いじめはどんな理由があってもだめだ」と思うこどもの割合』につきましては、おおむね目標を達成していて、非常に高い数値となっていますので、はぐくみ指標ということでは、今回見送りたいと考えています。

 続きまして、10ページをご覧ください。

 具体的な数値目標につきましては、上の2項目については、第1期計画での目標値を引き続き目標値として設定していくという形で考えていきたいと思っています。新たな指標の「社会的養育を必要とするこどもが家庭的な養育環境で生活できる割合」につきましては、現在、児童福祉審議会の部会の中でご意見をいただいており、その中で社会的養育推進計画を策定している途中です。その内容を踏まえまして、はぐくみ指標の目標値を設定していきたいと考えています。

 続きまして、11ページをご覧ください。

 施策の体系につきましては、先に資料2の方で若干触れていますが、直近のこども・子育て支援会議の委員意見を踏まえまして、重点施策の中に「障がいのあるこどもと家庭への支援」という項目を新しく追加しています。

 議事1の説明は以上です。よろしくお願いいたします。

 

○農野部会長

 ありがとうございました。

 前回のこの部会の委員の先生方のご意見を踏まえて、本計画の方向性等について文言を修正していただいています。また、はぐくみ指標、今回特にこのあたりについてのご意見をいただきたいのですが、ご質問あるいはご意見、何かございませんか。

 本田委員。お願いします。

 

○本田委員

 ありがとうございます。いろいろと意見を吸い上げていただいてありがたく思っています。

 はぐくみ指標の達成状況という参考資料のほうですが、『「将来の夢や目標を持っている」と答えるこどもの割合』が減っていっているということや、それから『「子育てのストレスなどからこどもにきつく当たってしまう」という保護者の割合』が増えているということなど、数字では見えるのですが、これがどういった背景でなっているのか、どういう意味があるのかといったことについては、どういうところで読み込まれているのでしょうか。

 

○農野部会長

 「将来の夢や目標を持っている」というこどもさんが若干減っているということであるとかあるいは「子育てのストレスからこどもにきつく当たってしまう」と答える保護者の割合が目標達成できていないという、そういうお話しですが、何かコメントいただけますでしょうか。

 

○椿谷こども青少年局企画部青少年課長  

 『「将来の夢や目標を持っている」と答えるこどもの割合』が減っているというのは、放課後事業部会でも少し議論になりまして、そこで委員がおっしゃっていましたのは、やはり就職氷河期世代の方々が保護者の年代に差しかかって、なかなか就業の状況も厳しいというような現実もあって、なかなか頑張っても夢を達成できないというような厳しい現実も背景としてあるのではないかなと、そんなご意見もいただいておりました。

 

○本田委員

 それは今、小学生とか中学生を持たれている保護者の感覚ということですか。

 

○椿谷こども青少年局企画部青少年課長  

 そうですね。そのぐらいの保護者の方がその世代に当たるのではないかなというところです。

 

○農野部会長

 よろしいですか。

 この『「将来の夢や目標を持っている」と答えるこどもの割合』というのは、これは何かの調査でずっと引き続いて見ておられる項目ですよね。『「子育てのストレスなどからこどもにきつく当たってしまう」と答える保護者の割合』というのは、たしかこども・子育て支援計画の策定をされるときの保護者の方々へのアンケートから出てきた数字だと思うのですが、『「将来の夢や目標を持っている」と答えるこどもの割合』ですから、これはこどもに対してお伺いしている項目だと思いますが、これもこども・子育て計画の策定の中で、小学校、学童の子たちに聞いた項目でしたか。

 

○松村こども青少年局企画部経理・企画課長  

 「将来の夢や目標を」というところでございますが、これにつきましては全国学力・学習状況調査で調査をされていますので、その集計の数値を用いております。この数値、平成31年度、令和元年度でいきますと、小学生が80.5%、中学生が66.1%となっていまして、全国平均でいきますと、小学生で、大阪市が80.5%に対して83.8%、中学生が大阪市66.1%に対して70.5%という形になっていまして、これは毎年調査していますので、ここ10年間ぐらいの数値を見ましても、ずっと全国平均を下回っているという状況になっています。特に小学生よりも中学生の方が全国平均との乖離という部分の数字が大きい傾向になっています。

 あと、2つ目の「子育てのストレスなどからこどもにきつくあたってしまう」ことについては「こども・子育て支援に関するニーズ調査」の数値から把握していますので、5年ごとの数値を見ています。これについては、前回より悪化しているというところもあるのですが、ニーズ調査の中でほかの項目も調査させていただいている中で、子育てすることで「時間的余裕がない」とか、「体力的にもしんどい」とか、「精神的にきつい」とか、そういうような回答もあがってきていましたので、そういう部分もあって、こどもさんにあたってしまうということもあるのかなというように思っているところです。

 

○農野部会長

 よろしいですか。

 私は、こどもさんが何かやりたいことがあって、そしてそれに対して集中して取組むことができる、がんばっているこどもさんが、この「将来の夢や目標を持っている」といった、そういうイメージを持っています。だから言ってみれば、そういった頑張る力を持っているかどうか、そういうことを考えると、最近、大学生でも将来何しようかと決まらないという学生さんも散見される中で、小学生も中学生も、よく頑張っているなと思うのですが、そういったことからも、これは継続して見守っていただきたい項目かなというように思います。もしかすると、生きる力の一番ベースとなる、そういう項目かもわかりませんね。また、「子育てのストレスなどからこどもにきつくあたってしまう」というところにつきましては、今の親御さんが感じておられる孤独・孤立感というような、ちょっと深刻な状況から、あるいは何か忙しくてついこどもに一時の感情であたってしまうみたいなこともあるのかと思います。いろいろ濃淡はきっとあると思うのですが、これも子育てが孤立しないというような、特にセーフティネットという観点からも大事な指標なのかなという気がします。

 ありがとうございます。ぜひいろいろな角度からおっしゃっていただきたいと思いますが、香野委員、いかがですか。

 

○香野委員

 はぐくみ指標の5ページになるのですが、第1期計画指標と第2期計画指標がありまして、今回(案)で出していただいている、3番目の項目の「学級の友達との間で話し合う活動を通じて自分の考えを深めたり、広げたりすることができていますか」という質問がちょっと抽象的過ぎて難しいのかなというように認識をしました。

 一方で、第1期の指標については「人の役に立つ人間になりたい」というこどもにとって非常にわかりやすい質問かなと思いました。この3番目の項目については、学級の友達との間で話し合う活動をつくりなさいということを求めているのか、それとも自分の考えを深めたり、広げたりしなさいということを求めているのか、どちらなのかというところが見えにくいのかなと思いましたので、このあたりどのような議論で出されたのかお聞きしたいと思いました。

 

○農野部会長

 ありがとうございます。事務局さん、コメントいただけますか。これも何かの調査の項目になっているのですか。

 

○弘元教育委員会事務局指導部初等教育担当課長  

 失礼します。これも全国学力・学習状況調査の児童の質問紙にある項目です。学習指導要領が今般改訂されまして来年度から全面実施するのですが、今言われていますのが主体的・対話的で深い学びということです。友達との対話を通じて自分の考えを深めるということが学習の大きな狙いとなっている中で、この質問は以前からあるのですが、よりこういったことが求められていくのかなと考えています。友達との間で話し合う活動を通じて自分の考えを深める、活動を通じて、力をつけるといったことで、両方重要だということだと考えています。

 

○農野部会長

 香野委員、よろしいですか。

 

○香野委員

 趣旨は理解しました。ただ答えるこどもにとって、これを聞かれて「まる」と答える感じにならないのではないのかなと思いました。

 

○弘元教育委員会事務局指導部初等教育担当課長  

 委員おっしゃるとおりで、この項目は、おおむねどちらかというと、教員側が意識してこういった対話の場面をつくってこどもたちにこういった力をつけるといった側面もございますし、そのことを先生のひとりよがりではなくて、こどもたちが実感できているか、みたいなところかなというようには感じておりますが、ただ確かにおっしゃるように答えにくいところではあるかなとは思っております。

 

○農野部会長

 これは、経年で何年かずっと調査をしてきておられる項目ですから、項目自体を変えるのはなかなか難しいということがあるのだろうなと思います。それでも6割、7割ぐらいの小中学生がどこまで自信を持って答えているかはありますが、「はい」と答えていて、こういう主観的なものを聞くということもとても大事な調査ではあると思います。

 

○寺見委員

 同じようなことなのですが、前回の調査と変えられないということを十分理解した上で、ちょっと心にとめておきたいなと思うことがあります。『「子育てが楽しいと感じることが多いと答える」保護者の割合』を指標にされています。子育てが楽しいと感じることが目標とされるのはよくわかるのですが、それはイコール、子育てが苦しいと思っていないということを意味していることではないということは意識されていますか。子育てが楽しいからといって苦しくないとは言えないので、その意味では楽しければいいのか、ストレスがないほうがいいのかというあたりの質問の意向を変更するということは、多分前回と比較ができなくなってしまうので難しいのでしょうが、勘違いをされないような解釈をお願いしたいと思っています。

 

○農野部会長

 よろしいですか。

 「楽しいと感じることの方が多い」という方については、今80%の目標に対して77.5%の方が答えていらっしゃいますが、多分これは毎回の調査に同じ方がずっと答えているというわけでもないので、だからこそずっと見守っていくことが必要であるといった項目であるということだと思います。ただし、楽しいと感じているから苦しくないということではない、その辺は意識されたほうがいいと、そういうご指摘だと思います。

 

○寺見委員

 「楽しいと感じる」と「苦しくない」ということは、全然違う変数なんですね。つまり楽しくてもストレスが高い人は高いし、ストレスが低くても楽しくない人は楽しくないんですよね。その辺りを勘違いしないでください。お母さんたちの何をカバーされたいと大阪市さんが考えていらっしゃるのかというところは意識されたほうが、楽しければそれでいいというようなわけにはいかないだろうと思いますということです。

 

○農野部会長

 ありがとうございます。

 回答される時点では楽しいと感じておられ、子育てについて多少はポジティブな姿勢を持っておられていても、そのほかにも苦しいだとか、いろいろな子育てをしている間のストレスということは存在しているということで、楽しくてもストレスはかかっているということについてもご認識くださいと、そういうことですね。ありがとうございます。

 

○本田委員

 先ほどの「学級の友達との間で・・」というところなのですが、すごく狭いような気がして、どうして「学級の」なのか、小学生でもいろんな学年のお友だちがいたりすると思うのですが、どうして「学級の」に限られるのかなというところがちょっと気になりました。

 

○農野部会長

 いかがですか。

 これはやはり、学級活動の中でこういうこどもさんたちの話し合い、対話活動をやりなさいという文科省のもと、そういう形になっているのですか。

 

○弘元教育委員会事務局指導部初等教育担当課長  

 そうですね。いろいろな教科の授業でもそうですし、学級の活動もそうなのですが、基本、小学校として学級単位で行うことがほとんどですので、学級というまとまりがこどもたちにとっては一番理解しやすいのかなということと、中学生の質問になると中学生は生徒会があったり、クラブ活動があったり、さまざまな集団が小学生よりは多様化しますので、「学級」ではなくて「生徒の間で」となっています。これは、全国調査の文言でこのようになっています。

 

○農野部会長

 全国調査の文言ということは、つまりはこういう調査をやりなさいという項目を国がお示しされ、それにのっとってということですか。

 

○弘元教育委員会事務局指導部初等教育担当課長   

 全国共通で行っている調査となっています。

 

○農野部会長

 だから義務教育の中における教育活動の中で、対話教育あるいはディベートみたいなもの、そういったことをやりなさいという形でやられて、そして全国学力・学習状況調査の中でそれを調査・回収したという仕組みになっているのですね。

 昔はクラスルームとか言っていたのですけれども、今はもっといろいろな教育の中にこういう活動をしておられるのでしょうね。

 本当は家庭の中で、親と話し合う中でこういうこともできたらいいのですが、それはそれぞれの家庭の事情もあるので、まずは義務教育の中でそういうことをしっかりとやる、そして、こどもさんを育てなさいと、そういうことなのだろうと思います。

 よろしいですか、何かご意見いかがですか。

 

○本田委員

 多分、あとで出てくると思うのですが、学校が地域に開かれたといったことが、いくつも出てきますが、いろいろな人材の方と出会っていくというか、学校の中でも同じ学年、学級だけではなくて、縦の関係だったりとか、そういう幅の広い人たちと出会うことによって視野が広がったり、考えを深めたりということになっていくのだろうなと思っているので、「学級」というところがちょっと狭いなという気がしました。

 

○農野部会長

 いかがでしょうか。

 はい、どうぞ。薮本委員、お願いします。

 

○薮本委員

 最初の本田委員の質問ともちょっと関連するのですが、基本方針1と2のところで、前回少し意見を言わせていただいて、この項目に対してはこういう事業をやりますということで整理していただいて、基本方針1のところに基本施策と、施策と、事業と入れていただいたということではわかるのですが、それぞれのはぐくみ指標の中で少し進んでいない項目、例えば『「将来の夢や目標を持っている」と答えているこどもの割合』がまだ余り改善が進んでいないですね。進んでいないはぐくみ指標に対して、ここを改善しなければいけないので、それを改善するための重点施策というところがどこに属するものになっているのかなというようには見させてはいただいているのですが、もうひとつこの重点施策のところと指標が上がっていくという関係性が少しよく見えないと思いました。この事業というのは運営方針で出されているということなので、これを一定、大阪市の組織の中でオーソライズされたものなのかなとは思うのですが、同じことをやっていても今まで進んできていないのだったらもう少し改善しないといけないところがあるのではないかなというように見させていただきました。基本方針3の「子育てのストレスなどからこどもにきつく当たってしまう」というはぐくみ指標が真ん中にありますけれども、これを高めるためにいろいろな施策、事業がここに書かれているのだとは思うのですが、どれに力を入れていけばこれが少し前向きに改善されるというふうにお考えなのか、その辺をお聞かせいただけたらと思います。

 

○農野部会長

 事務局さん、コメントいただけますか。

 

○松村こども青少年局企画部経理・企画課長  

 まず、基本方向1のはぐくみ指標になりますが、1つ目の「自分によいところがある・・」というところについては、自己肯定感につながってくるということもあって、そういうものが資料2の1ページ、「幼児教育・保育の普及と資質の向上」であったり、「学力の向上」、裏面のほうにいきますけれども、「健康や体力の保持増進」とか、そういうものに関連してくるというように考えております。

 2つ目のはぐくみ指標でいうと、「将来の夢や目標を・・」というところについては、重点施策5の「成長の糧となる体験や学習ができる機会の充実」というところを増やしていければ、この辺が指標のほうにも影響してくるというように思っています。

 3つ目の新しい「学級の友達との間で・・」というところですが、これについては重点施策でいうと3番になりますが、この辺の「社会性の育成」といったところにつながってくるというように思っていますので、このはぐくみ指標と重点施策というのは1対1の関係ではないのですが、関連があるという形で結びつくように考えているところでございます。

 次、基本方向2番でいきますと、「子育てについて楽しく感じることのほうが多い」とか、「子育てや教育について気軽に相談ができる・・」というところでございますが、それについては資料2の5ページのところを見ていただくと、重点施策6のところで、「妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援の充実」であったりとか、3つ下の「地域での子育て相談や支援等の充実」とか、こういうものを進めていければ指標にもつながってくると考えております。

 3つ目の指標の「母子家庭の就業者のうち・・」というところについては、重点施策7の「ひとり親家庭の支援の充実」とか、こういうものを進めていければ数値に影響があるだろうというように関連性を考えているところでございます。

 

○農野部会長

 よろしいですか。

 これは多分、実際にこの計画を仕上げていただく段階では、この事業の中で例えばこれは今回、前期計画になかった事業だとか、そういうものは多分明示されると思うのですが、そういう理解でよろしいでしょうか。

 何が言いたいかというと、例えば今回、指標の中に入れていただいている「学級の友達との間で話し合う活動を通じて」というところなんですけれども、資料2の1ページ目の下のほう、重点施策2の「学力の向上」のところを見ると、右側のところに英語教育の強化、下から4番目ですけれども、「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の推進」というのがありますけれども、これは前回の計画にも入っていなかったのではないかなと思うのですが、もし入っていたら申し訳ございません。

 あと、基本方向の2番目のところ、同じ資料の2番目の3枚目、「安心してこどもを生み、育てられるよう支援する仕組みや環境を充実します」というところで、基本施策の2、「身近な地域における子育て家庭の支援の充実」のところでずっと右のほうに見ていきましたら、事業の中に「地域での子育て相談や支援等の充実」の中で、一番上に事業のところで、区の保健福祉センターにおける相談の充実と載っていますよね。これは多分子育て包括支援センターのことだと思うのです、これも多分、今回この法改正の流れの中で前回はなかったものではないかと思います。

 そしてその2つ下の地域子育て支援拠点も、これは近年、各市町村に置きなさいという、そういうものですよね。従来から保健センターを中心にやっておられたと思うのですが、今回そういう法改正の中で出てきているそういうふうなものを何か、今回はこういうところがブラッシュアップされた、あるいは、こういうふうにリニューアルというか、ビルドされた部分がつくられたりとか、そういうものが見えてきたらおそらく納得していただけるんじゃないかと思います。

仕上げる段階ではどこの部署が担当しておられて、これは新規とかいう、そういうブラッシュアップとか、そういうのを多分入れていただけるんだろうと思うんですけれども、そんなことを勝手に言うたらあかんのですか、そうされたほうが多分、今後5年たったときに、これは第2期の計画で入ったやつだなということがはっきりわかるというような気がします。

 川田委員、いかがですか。

 

○川田委員

 事業の内容なのですが、幼稚園関係のことで重点施策1に、「就学前カリキュラムの浸透と実践」ということで書かれています。今年度、改訂版が出まして非常に事例が豊富なもので、我々は非常に高く評価させていただいております。ただこれを浸透させたいという希望は我々も団体として持っているわけですが、各園に2冊の配布だということですので、やはり各担任、クラス数ぐらいのものを、もっと言えば小学校の先生、せめて小学校1年の担任の先生が持てるぐらいの配布をされたらどうですかと思っております。あと、研修関係でいいますと、参加割合ということが指標になっていくということでございます。研修については私たちももっとやりたいと、というか充実したものにしていきたいという希望を持っておりまして、阪私幼が委託を受けた研修、それから保育・幼児教育センターの研修というところについて、やはりもっと多くの先生を送りだして参加していただくということが我々の使命だなと考えております。ただ会場の問題などで、参加する先生の数が1講座について限られてしまうとか、会場が市内でも広範囲ですのでなかなか1カ所では、遠いところの園は非常に参加しにくいというようなことが出ております。それにもかかわらず参加していってほしいというようなことでやっておりますが、その辺りも考えていただければと思っております。

 また、読書活動の推進、市立図書館からの配本というところがありますが、これは私の園の具体的なことですが、絵本とのふれあいをやればやるほどこどもの絵本の関心が強くなっていき、絵本の内容ということもこどもにしみわたっていくという現場の経験がございます。もちろん園でも図書を充実するということはやっているわけですが、やはりこういった図書館からの配本の回数も、今は年に何回、1施設に何回と限られておりますので、そこをもっと増やしていただきたいという希望は持っております。ただ市がこういう事業をされているのでもっと活用しましょうというような広報も我々がしているかというと、そこについては広報が薄かったなというような反省もございます。

 ですから、今まで言いましたようなこういう事業について具体的に充実させていただけるような予算を組んでいただきたいということと、それと連携して、我々も、私立の幼稚園の関心をそこに高めるような方向で団体として行動していければいいかなというように思っております。

 

○農野部会長

 ありがとうございます。

 特に最近、幼児教育に関しては非常にこどもさんたちの生きる力に直結する、そういう事業をつくってきていただいていますので、ぜひ力を入れていただければと思っております。

 いかがでしょうか。

 本田委員。

 

○本田委員

 3ページ目です。こども・青少年が自立して生きる力の育成の地域に開かれた学校づくりと生涯学習の支援というところで、「開かれた学校運営と教育コミュニティづくりの推進」ということがあるのですが、これは具体的にどういう事業なのでしょうか。さきほど出ていました「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の推進」というところでは、保育園も幼稚園もこういうふうになってきていて、同じ方向を向いて教育をしていくというようになっているのですが、この教育コミュニティづくりの推進というところに保育園や幼稚園が入っているのでしょうか。

 

○農野部会長

 お願いします。

 

○弘元教育委員会事務局指導部初等教育担当課長  

 ここで言われる「地域に開かれた学校づくりのコミュニティ」というものが小学校区ごとにございます。「はぐくみネット」というネットワークがございまして、そこに基本単位でより地域の力であったり、保護者であったり、そういったものを教育に取り入れて一緒にこどもたちを育んでいくというような取組です。

 

○本田委員

 そういうところには、保育園とか、幼稚園とか、認定こども園といった地域の就学前の教育施設というのがここに入ってこないんですよね。そういう連携も事業の中に入れていただけたらありがたいなと思っています。

 

○農野部会長

 ほかに何かございませんでしょうか。

 

○寺見委員

 今の意見に関連していいですか。

 今の本田委員のお話はとても重要な部分だと私も思っていまして、今、小学校でも、幼児教育でも、幼小の接続というのはすごく言われているわけで、そうするとこの重点施策の中でどこのところにそれが入るのでしょうか。

 

○阪口保育・幼児教育センター所長  

 保育所と小学校との接続関係も考えた上での研究事業ということを保育・幼児教育センターで実施させていただいておりまして、事業でいくと重点施策1番の幼児教育・保育の普及と質の向上というところの中の事業に当たるかなというふうに思っております。

 

○寺見委員

 それは調査研究が中心になるということですか、今の説明では。

 

○阪口保育・幼児教育センター所長  

 実際は調査研究、市内に4つのブロックを設定いたしまして、小学校を中心に関連、近隣の就学前施設が1つのブロックになりまして、どのように連携・接続を進めていけばいいかという研究を昨年度よりさせていただいております。1年ごとに取組の状況を全市に報告させていただきまして、今年2年目を迎えるところですので、また改めて連携・接続について、今言っていただいております接続の大切さでありますとか、どのように進めていけばいいのかというようなところを全市に広げる取組を保育・幼児教育センターが中心になりまして進めているところでございます。

 

○寺見委員

 それは、1ページの事業の中の3番目の「保育・教育センター調査研究・研修」というところになるんですか。

 

○阪口保育・幼児教育センター所長 

 事業でいいますと、「就学前カリキュラムの浸透と実践」とかかわりますし、実際には、言っていただいております「保育・幼児教育センター調査研究・研修」、この調査研究の中に含めて進めているところです。

 

○寺見委員

 ありがとうございます。

 そうしますと、多分、本田委員さんがおっしゃられているのは、今後、それを実働としてどう動かすのかというご質問だろうと思います。特に地域ネットワークの中にそれが浸透していないということですね。これは単に大阪市だけではなく、どこも苦労しているところです。幼稚園・保育所・認定こども園、小学校の連携が重要だと言いながらも、あり方研究というか、あり方の検討は行われても、じゃ、実際にどうするのかというところがなかなか進みにくいです。それはみんな一生懸命しているわけで、誰かがさぼっているとかそういうことでなくて、小学校と幼児の環境や、重ね合っているところとの認識の違いがあって、だからどこかがそれを打開していくようなシステムがないといけないのではないのかなと思います。

 せっかく2期の計画に入るわけですから、ぜひ認識しておいていただきたいなと思います。今日は多分計画の内容の検討だけなのですが、これからそこのところをやっていかないと、ものすごい自己矛盾をはらんだまま政策が走ると思うのです。ぜひよろしくお願いします。

 

○農野部会長

 今回の計画は、0歳からおおむね40歳までを対象とするということで、これだけ幅広いこども・青少年、若者の施策ということを考えると、どうしてもいろいろな施設などが関係することになりまして、総花的な印象になってしまうのですが、どこに力を入れるのかということをこういう指標などで示してくださっていると思っています。

 それともう一点、今の理論をお伺いしますと、この0歳から40歳までの流れの中でやっぱり接続という節目節目はしっかりと認識していかないといけないなと感じました。特にこどもから青少年に移る15歳から18歳あるいは18歳から少年法で20歳ぐらいまでの間、このあたりのつながりというところもすごく大事だなと思いますし、数は少ないだろうけれども、15歳を超えて社会に出て働くこどもたちもおられることは確かですし、また18歳を超えて働いている方もおられるといったことであるとかいうところでは切れ目のないというか、それぞれの施策間のすき間というのは何か意識していく必要があるだろうなという気がいたします。

 その中で、特に幼・小の接続のお話だったのですが本当に幼稚園さん、保育所さん、認定こども園さん、そして保育施設さん、そういういろいろな幼児期のこどもを育む場所がある中で、ぜひ小学校さんがリーダーシップを担っていただいて、就学前教育のあり方、そういうものをそれぞれの園の先生方としっかりと、何かプログラムみたいなものをつくっていただき、どんな内容をどんな方法、どんなシステムで接続していくかというようなことをしっかりと描いていただきたいなと思います。言うのは簡単なんですが、実際はものすごく難しいのだろうなと思います。

 私がかかわっている他都市で公立の園の先生方が中心に集まられて、そういうプログラムみたいなものをつくられて、それを民間の園の方々にも公開しながら小学校と接続していこうという、そんなことをやっておられるところもありますので、ぜひ何か研鑽していただけたらなと思います。

 基本施策1の重点施策1、「幼児教育・保育の普及と質の向上」の特に「就学前教育カリキュラムの浸透と実践」、このあたりですか、ここでぜひそういうことを意識しながら将来的に考えていただきたいなと思います。

 

○本田委員

 どちらかというと「地域に開かれた学校づくり」のところに入れていただけるのがいいのかなと思います。学校側の意識が少しずつ変わっていっていただくのがいいなという思いが強いので、保育園や幼稚園は多分連携したいという思いをたくさん持っていると思います。

 

○寺見委員

 他都市で、小学校の生活科の全国大会が行われて、とてもいい研究をしているんですよ。幼稚園でもものすごくいいことをやっているんです。ところが全くパイプラインがないんです。これは、とても無駄なことで、ものすごくいいことをしているのにどうしてお互いが公開しないのかなと思っています。大阪市では、そういうことのないようにぜひお願いしたいと思います。

 

○農野部会長

 いろいろご意見をいただいていますが、ほか、いかがでしょうか。

 はい、どうぞ。

 

○薮本委員

 はぐくみ指標の中で、1期計画で目標を達成できなかったもので、今回も同じ目標を設定しているものについては、ほぼ全て1期の目標値を引き続き目標値にするというようにされています。確かに一足飛びに高い目標値を設定するというよりは、徐々に目標を上げていくということは理解できるのですが、時代背景とか、社会背景とかが異なっている中で、1期の目標値をそのまま用いていいものばかりなのかどうなのかと思いました。1期の時の目標値の設定そのものがどんな基準で設定されたのかにもよるかとは思うのですが、5年たって次の5年を目指して10年経とうとしたときには、もう少し目標値そのものを見直さなければいけないものも中にはなかったのかなというようなところで、今回のご検討の少し経過みたいなことついて、何かありましたらお聞きしたいなと思います。

 

○農野部会長

 ありがとうございます。

 コメントいただけますでしょうか。

 

○松村こども青少年局企画部経理・企画課長  

 特に基本方向1のはぐくみ指標につきましては、全国学力・学習状況調査の数値を用いて現状値を把握していますので、毎年毎年の数値が全国レベル、大阪府レベル、大阪市レベルというところで大体3区分での数値を把握できています。この3項目についてずっと数字を追いかけていたのですが、数値の順番でいうと、全国が一番よくて、次に大阪府、そして大阪市は一番下という順番がこの10年ぐらいはずっと続いています。大阪市としての数値も上がっていくけれども、なかなか大阪府を追い越すこともないし、全国も追い越すこともないしという実態がありましたので、現状値をここは少なくとも頑張ろうということで目標設定を考えたところです。

 

○農野部会長

 ベストと言えば全て100%なのでしょうけれども、ベターなあるいは全国数値と比較しながらというようなところで、ここはこの数値を維持しようということから設定されたところもあるでしょうか。

 よろしいですか。

 

○薮本委員

 「子育てのストレスなどからこどもにきつくあたってしまう」などは、それが悪いのであれば、何かいいところの値を目指すべきじゃないかなと思ったんですね。いつも低いところから少しでも少しでもではなくて、いろいろな種類はあると思うのですが、悪いところのここは改善しなければいけないというところをしっかりと目標として定めるというのも1つの方向かなと思ったので少し質問させていただきました。でも、そういう方針でしたらわかりました。

 

○農野部会長

 お願いします。

 

○椿谷こども青少年局企画部青少年課長  

 はぐくみ指標の基本方向1の、「自分によいところがある」と思うこどもの割合と「将来の夢や目標を持っている」と答えるこどもの割合ですが、小学生と中学生が同一の指標になっております。放課後事業部会で、中学生になると現実問題としてこの設問項目としては、数字が落ち込むよねということがあって、現状値でも20ポイント近い開きがある中で、中学生と小学生が同じ指標でいいのかどうかというところが課題意識として議論がございました。そのあたり、もし何かご参考にさせていただくようなご意見がありましたら、ありがたいなと思います。

 

○農野部会長

 委員の先生方いかがでしょうか。

 中学生になると、ちょっと自分のアイデンティティーをつくり上げるためにいろいろなことを悩んだり、あるいは、実際の壁にぶつかったり、友達との力の差を感じたり、そういう揺れる時期なんだろうなと思うのですが、逆にこの将来の夢や目標を持っていないこどもたちがそうすると悪いのかというと、決してそうではないと思うのですね。むしろ悩んで、そして苦労しながら自分の夢や目標をつかむということも大事だし、生きる力の育成などを考えると、小学生、中学生がしっかりと自分のビジョンを持つということは大事かというように思います。目標値の85%というのはぜひ達成したいなと思うのですが、一方で、持っていないこどもたちに対して、例えば、学校がどんどん開かれていったらいいということや、地域の方々も交えたいろいろな体験事業が挙げられていますが、いろいろな場でこどもさんに、ある意味、社会、世界を見せてあげる体験ですか、そういうことをぜひ充実していただいて、この85%という目標で、しっかり夢を持っているこどもたちを育成できたらなといいますか、若い方々がリア充みたいなことを言っていますけれども、自己充実感ですか、そんなこどもたちがたくさん出てくればいいなと思うわけです。

 

○本田委員

 この重点施策5の「成長の糧となる多様な体験・学習ができる機会の充実」のところは、すごくこどもたちにとっては魅力的なんだろうなと思っていて、「こども 夢・創造プロジェクト事業」などはさらに学びたいとこどもたちが答えていますし、多様な価値観というのかな、そういうものを小学生、中学生に持たせてあげるということがすごく大事なことなのではないのかなと思っています。

 

○農野部会長

 僕が言いたかったことをすごくクリアに言っていただきました。ありがとうございます。

 いかがでしょうか。

 今回、計画の大体の骨子、基本理念を修正していただいたり、あるいは、計画の対象、そして、はぐくみ指標のご説明、そして、その施策についてご説明いただきましたが、このはぐくみ指標については、ほかにこの項目は変えたほうがいいとか、そういうのはございませんか。よろしいですか。

 

○寺見委員

 変えてほしい項目は、いろいろあるのですが、前回の調査と比較しようと思ったら前回と同じ聞き方をしないと比較ができないということがありますので、一言だけいいですか。

 項目自体は全然問題があるわけではないのですが、ただ質問するときにあるポイントというか、ピックアップして質問しているので、例えば「子育てのストレスなどからこどもにきつくあたってしまう」の項目で、そうでない人は、こどもに興味を持っていないとも考えられますよね。つまりきつくあたって当たり前、ある部分、人間なんだから。そうするときつく当たっても後からこどもとの関係を修復しようとする人の割合が多いとかいうことの方がすごく中身があると思います。きつくあたっちゃいけない、と見えてしまいますが、こどもにあたらないようにしたら実はこどもは育たないですよね、逆に言うと。その辺の微妙な、本当に難しいのはよくわかっているのですが、例えば、ほかのところも同じような感じで、「子育てについて楽しいと感じる」、これは正しい聞き方だと思うのですが、「楽しいと感じる」ということと「しんどいと感じる」ということの双方を聞かれた方がいいかなと思いますし、ただ、そうすると、答える側が、難しくなるし、項目も増えるし、前回と比較できなくなるし。だからちょっとどうかなと思っているところです。

 

○農野部会長

 ありがとうございます。

 寺見委員がおっしゃったように、量的な社会調査を疑えというのは僕の信条なんですね。数値で出てくるものは、数値以外の何かいろんな検討要素が入っていると。だから今、寺見委員がおっしゃっていただいたように、「子育てのストレスからこどもにきつく当たってしまう」のはこどもに関心があるからだという捉え方をすると、それが決して悪いことではないということですね。その後にちゃんと、こどもを抱き締めるといったようなことが自分の力でできるかどうか、といったことが非常に大事になってくる。そういうようなことで、こどもにきつくあたってしまう、イコール罰であれば、そういう項目を見ただけでまたストレスを持つ方もおられるのかもわからないということだったかと思います。

 ありがとうございます。

 いかがでしょうか。

 

○農野部会長

 あと、いかがでしょうか。

 特になければ、ただいまいただきましたご意見をもとに親会議のほうにご報告いただくということでよろしいでしょうか。ありがとうございます。

 それでは、次に、資料3、資料4をご提示していただいているのですが、そちらにつきまして事務局さんからご説明をよろしくお願いいたします。

 

○迫野こども青少年局保育施策部環境整備担当課長

 こども青少年局環境整備担当課長、迫野でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 私からは、お手元の資料3と4につきましてご説明させていただきます。

 まず、資料3は、こども・子育て支援計画(第2期)の素案から市町村計画の教育・保育の部分を抜粋したものでございます。

 4ページの上の部分までは、これまでの部会会議におきましてご議論をいただいたものをまとめた分となっておりますので、本日の説明は割愛をさせていただきます。

 4ページ下のところに、「認定こども園の移行にかかる大阪市こども・子育て支援計画に定める数」とあります。これにつきましては、国の基本指針で計画への必須記載事項となっております。詳細につきましては、資料4をご覧ください。

 この「計画で定める数」につきましては、「認定こども園への移行を促進するという観点から、認定こども園へ移行を希望する幼稚園及び保育所があれば、認可・認定基準を満たす限り、認可・認定を行えるようにする」ということで、現在の利用状況に利用希望、利用意向を踏まえて設定した「量の見込み」に上乗せを行いまして、要は需要の部分を大きくするという形になるのですが、量の見込みに計画で定める数を加えた数に達するまでは認可・認定ができるというものでございます。

 下のイメージ図を見ていただきますと、左側が需要、右側が供給となっておりますが、この量の見込みのところに計画で定める数、例えば、供給が量の見込みより下回っている場合で新たな認可申請をした場合、その量の見込みを越えたとしても計画に定める数を越えるまでは、認可・認定ができるというものでございます。

 本市におきましては、1期の計画策定時に認定こども園の普及を推進するという基本方針を確認しておりまして、2期計画におきましてもこの方針を継続していきたいと思っておりますので、改めてこの「こども・子育て支援計画で定める数」を定めていきたいと思っております。

 資料3にお戻りをいただきますと、下のところ、1号、2号、3号ということでそれぞれ数字を挙げております。具体的にいいますと、1号は保育所から認定こども園になった場合に新たに設定する1号定員枠です。2号、3号につきましては、幼稚園が認定こども園になったときに改めて設定する定員数ということで、それぞれ1号については1,230人、2号については1,120人、3号については520人となっております。利用状況でありますとか、各園の意向も踏まえまして、一定数を「定める数」ということで上積みをさせていただきたいと考えております。

 先ほどご説明させていただいたとおり、基本的には量の見込みの中でおさまる数とは思っておりますけれども、認定こども園への移行を希望された場合に、この数字を定めることによりまして認可・認定をすることができるというように考えておりますので、この数字につきましてご了承いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

 説明のほうは以上でございます。

 

○農野部会長

 ありがとうございます。

 大阪市さんのこども・子育て支援計画の中で、幼児教育・保育施設の量の見込みと確保の内容、そして今回、こども園への移行というあたりでこういう制度になっているというご説明と、今回の大阪市さんの計画で定める数を設定しこども園の移行を進めたいと、そういうことだと思いますが、何かご質問、ご意見はございますでしょうか。

 極力、認定こども園さんに移行してほしいということの措置として認可・認定基準を満たす限り移行が行えるようにするという方針で取り組んでいるような内容でしたが、何かご質問ございますか。

 香野委員、お願いします。

 

○香野委員

 新たな認可等申請の枠がありますけれども、これは認定こども園への移行のためだけの枠なのか、それとも新規開園をする新設園も含めての枠なのか、これはどちらなのでしょうか。

 

○迫野こども青少年局保育施策部環境整備担当課長

 基本的には、大阪市におきましては、保育所・幼稚園の既存園からの移行のみということで認可している部分でございます。

 

○農野部会長

 よろしいでしょうか。

 特にご意見ございませんか。

 今後、移行の意向調査を踏まえながら出てきてくるところだと思いますが、もう既に何園か移行したいという園は出てきていますか。

 

○迫野こども青少年局保育施策部環境整備担当課長

 毎年公募させていただきまして、数園ずつですが、挙がってきているところでございます。

 

○農野部会長

 寺見委員、いかがですか、何か。よろしいですか。

 特にこの計画で定める数の設定に当たっては、こども・子育て会議における議論等、透明性を確保した上で行うこととされているので、これについてもよろしいでしょうかということなのですがよろしいですか。

 それでは、今日の案件は以上です。非常に活発なご意見をいただきましたが、まだ少し時間がございますので、何かこの計画に関してご意見ございませんでしょうか。香野委員、お願いします。

 

○香野委員

 質問というか要望なのですが、外国籍のお子さんが非常に増えてきておりまして、うちの園でも、場所によって違うのですが、半数近くが外国籍のお子さんになってきている園もあります。最初の会議の資料の中で、大阪市が非常にその率が全国でトップであるというものを見たと思うのですが、そういった中で、資料2の6ページ、施策4で「外国にルーツを持つこどもと家庭への支援を充実します」とありますが、これ以外は特に施策としてなかったように思います。外国人の比率が全国でも一番高い大阪では、特にこういうことをしているんだということが計画にあれば、よりよい内容になるのではないかなと思いまして、提案として、今後こういった部分も上げていっていただければなと思います。

 

○農野部会長

 ありがとうございます。

 何かお話はございますか。

 

○赤本こども青少年局保育施策部保育企画課長  

 計画に載せる載せないということではないのですが、外国にルーツがあるこどもさんが増えているということで、毎年、国への要望を行っています。今年、大阪市も本格的にそういう支援を盛り込んでほしいというような要望も挙げまして、国のほうも動き出しております。今聞いているところでは、実際、翻訳機の購入費用であるとかの補助金を考えているというようなことも概算要求で示していますので、私どももそういう支援をしていきたいと思っております。実際に民間保育園5か所で、翻訳機を試行的に、実際に使っていただきまして、その効果というようなものを調べて、どういったことができるのかということをやっているところです。

 もう1つ、9月に、区役所などで、外国の方が入所の申し込みに来られましたら、日本の保育の制度をわかっていただくにも、入所申請書を書いてもらうにも、非常に時間がかかったとお聞きしました。申し込みに来られた方にとっても非常に困難だったと思うのですが、そういった事情を受けまして、国際交流センターと共同で日本の保育制度の紹介と、いわゆる入所申込書の書き方について、日本語、英語、韓国・朝鮮語、中国語、ベトナム語の5カ国語での動画をユーチューブに上げて、それを見てくださいというようなことを始めています。そういったことで、徐々にですけれども、進めていこうとしています。

 

○農野部会長

 とてもいいことをやっていただいていますね。ありがとうございます。

 特にこどもさんが小さいうちは、親御さんはあまり日本語にたけておられない方が多いですので、幼児教育・保育の領域分野では、そういう親御さんに触れ合われる機会が多いと思いますので、ぜひいろいろなご意見を行政のほうに挙げていただけたらと思います。ありがとうございます。

 あとよろしいでしょうか。

 それでは、事務局さん、参考資料2、スケジュールについて、お願いします。

 

○松村こども青少年局企画部経理・企画課長  

 では、参考資料2の今後のスケジュールを説明させていただきます。

 本日の部会の内容も踏まえまして、12月には親会議の中で計画案につきましてご審議をいただきます。1月にパブリック・コメントを実施しまして、2月には第4回の部会を開催させていただいて、パブリックコメントでのご意見等もお示ししながらご意見をいただきたいと考えてございます。計画の策定については、おそらく来年3月末での策定という形で進めたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

○農野部会長

 ありがとうございます。

 それでは、親会議の議論、そしてパブリックコメントのご意見を踏まえた上で、2月に第4回の部会でお示しいただけますので、その時にまたそれぞれの活発なご意見をいただきたいと思います。よろしくお願いします。

 それでは、今日はたくさんのご意見をいただきまして、ありがとうございます。事務局さんで整理していただいて、親会議への報告をよろしくお願います。ありがとうございました。

 

○玉田こども青少年局企画部経理・企画課長代理

 部会長ありがとうございました。

 それでは、これをもちまして令和元年度第3回こども・子育て支援会議教育・保育・子育て支援部会を閉会いたします。

 委員の皆様、誠にありがとうございました。

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