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令和3年度 第2回こども・子育て支援会議教育・保育・子育て支援部会 会議録

2023年8月2日

ページ番号:570303

令和3年度 第2回こども・子育て支援会議教育・保育・子育て支援部会 会議録

1 日時 令和4年2月28日(月)午前9時30分~10時30分

2 場所 ウェブ会議・大阪市役所地下1階 第10共通会議室

3 出席者
(委員)
農野部会長※、福田部会長代理、川田委員※、寺見委員※、本田委員
※ウェブ会議の方法による参加3名

(大阪市)
工藤こども青少年局企画部長、青柳こども青少年局子育て支援部長、松田こども青少年局保育施策部長、阪口保育・幼児教育センター所長、松村こども青少年局企画部企画課長、中村こども青少年局保育施策部保育企画課長代理、牛尾こども青少年局保育施策部給付認定担当課長、中道教育委員会事務局指導部初等・中学校教育担当課長

4 議題
(1)保育所等の事故防止の取組強化事業(看護師等配置)(病児保育事業(体調不良児対応型))の実施に伴う「大阪市こども・子育て支援計画(第2期)」の変更について
(2)令和4年度当初予算案について
(3)その他

5 議事
○泉谷こども青少年局企画部企画課長代理
 定刻になりましたので、ただいまから令和3年度第2回こども・子育て支援会議教育・保育・子育て支援部会を開催させていただきます。
 私は、事務局を担当いたしますこども青少年局企画部企画課長代理の泉谷でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 本日は、会場へお越しいただくか、ウェブ会議の方法で開催させていただいております。
 委員の皆様には、お忙しい中ご出席いただきまして、誠にありがとうございます。
 では、初めに、本日ご出席いただいております委員の皆様方のご紹介をさせていただきます。
 この会場とウェブ参加の委員をオンラインでつないでいますので、通信状況の確認も含め、全委員に一言ずつご挨拶をお願いしたいと思います。
 順にお名前をお呼びいたしますので、会場におられる委員はお席に座ったままで結構ですので、一言お願いします。ウェブ参加の委員は、お名前をお呼びしましたら、マイクをオンにして一言お願いします。ご発言後は、再びマイクをオフにしてくださいますようお願いします。
 では、農野部会長。

○農野部会長
 はい。おはようございます。皆様方、朝からお集まりくださいましてありがとうございます。常磐会短期大学の農野でございます。よろしくお願いします。

○福田部会長代理
 おはようございます。福田でございます。今日はどうぞよろしくお願いします。

○川田委員
 おはようございます。大阪市私立幼稚園連合会の川田と申します。よろしくお願いいたします。

○寺見委員
 おはようございます。本日はよろしくお願いいたします。

○本田委員
 おはようございます。大阪市私立保育連盟の本田です。よろしくお願いします。

○泉谷こども青少年局企画部企画課長代理
 香野委員と薮本委員は、所用のためご欠席となっております。
 ウェブ参加の委員につきましては、映像と音声によりご本人であること、また委員間で映像と音声が即時に伝わることを部会長においてもご確認いただいたところです。
 こども・子育て支援会議条例第9条により準用する第7条第2項の規定により、委員の半数以上が出席しなければ会議を開くことができないとされております。本日は、7名中5名のご出席をいただいておりますので、定足数を満たしておりますことをご報告いたします。
 続きまして、本市の出席者でございますが、お手元の名簿と配席図をご参照いただきますようお願いします。
 それでは、会議に先立ちまして、こども青少年局企画部長の工藤よりご挨拶を申し上げます。

○工藤こども青少年局企画部長
 皆さん、おはようございます。企画部長の工藤でございます。
 会議の開催に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
 本日はお忙しい中、今年度の第2回のこども・子育て支援会議教育・保育・子育て支援部会にご出席いただきましてありがとうございます。
 また、日頃より本市のこども青少年施策の推進にご尽力いただきまして、重ねてお礼を申し上げます。
 また、コロナにつきましては、新規感染者数が若干減少傾向にはございますけれども、まだまだ予断を許さない状況にございます。特に、保育関係、また幼稚園関係の事業者の皆様方には、日頃から感染拡大防止策を取りながらご尽力いただいていることに、重ねてお礼を申し上げます。
 本日の会議では、まず来年度から看護師配置に係る人件費の補助事業、これ、今までもやってきたんですけれども、既存事業を組み替えまして、新たな事業を構築してまいりたいと考えておりますので、その内容をご説明させていただきます。この事業につきましては、新たに支援計画にも掲載していく必要がございますので、いろいろご意見いただきたいと思っております。
 また、続いて、2月16日に報道発表いたしました来年度の当初予算案につきましても、こども青少年局所管の主な事業をご説明させていただきたいと考えております。予算案は、今後、市会でご審議いただくこととなっております。
 委員の皆様方には、それぞれのお立場から忌憚のないご意見頂戴したいと考えております。
 簡単ではございますが、ご挨拶とさせていただきます。
 本日はどうぞよろしくお願いします。

○泉谷こども青少年局企画部企画課長代理
 続きまして、資料の確認をさせていただきます。
 会場出席の方はお手元に、ウェブでご参加の方は事前に資料を送付しております。
 本日の資料といたしまして、資料1-1、保育所等の事故防止の取組強化事業(看護師等配置)(病児保育事業(体調不良児対応型))、資料1-2、大阪市こども・子育て支援計画(第2期)変更案、資料2、令和4年度当初予算案主要事業≪抜粋≫としております。
 本日は、本市側の説明を簡潔にし、より活発な意見交換の時間を確保してまいりたいと存じます。
 また、説明の際は、画面にも資料を表示しながらご説明をさせていただきますので、併せてご覧ください。
 なお、ご発言の意思を示される場合は、お手数ですが、手を挙げるボタンを押していただき、部会長の指名があるまでそのままの状態でお待ちください。
 部会長の指名がありましたら、マイクをオンにしていただき、ご発言をお願いします。また、ご発言後は、手を下げるボタンを押していただき、マイクをオフにしていただきますようお願いします。手を挙げたままやマイクがオンになったままの状態であった場合、事務局のほうで、手を下げたりマイクをオフにさせていただくことがありますので、ご了承ください。
 さて、本会議につきましては、原則、公開としております。会議と同時に傍聴の方に入っていただくこととなっておりますが、本日は傍聴の方はいらっしゃいません。
 それでは、会議の進行を部会長にお願いしたいと思います。農野部会長、よろしくお願いいたします。

○農野部会長
 ありがとうございます。
 それでは、会議の次第に従いまして、議事を進めてまいりたいと思いますが、今日は10時45分までの予定でございますので、会議の進行にご協力くださいますようによろしくお願いいたします。
 それでは、議題の1番目、保育所等の事故防止の取組強化事業の実施に伴う大阪市さんのこども・子育て支援計画(第2期)の変更について、を事務局さんからご説明をよろしくお願いいたします。

○牛尾こども青少年局保育施策部保育企画課給付認定担当課長
 保育施策部給付認定担当課長の牛尾でございます。よろしくお願いいたします。
 それでは、私のほうから、事業の概要についてご説明をいたします。
 まず、1の事業目的にありますように、この事業は、民間保育所及び認定こども園において看護師等を配置する経費を補助することにより、児童の安全安心な保育環境の向上を図ることを目的とするものでございます。
 ここに、児童の安全安心な保育環境の向上とございますが、より具体的な取組としましては2つございまして、まず1つは、事故防止対策でございます。本市においては、令和2年2月に民間認可保育所において誤嚥による死亡事故が発生しておりまして、事故検証を行った本市の有識者会議からは、再発防止に向けて看護師の配置が必要ではないかとの指摘をいただいております。
 もう一つは、児童の保健衛生管理でございます。保育現場では、保育中、体調不良となった児童の対応ですとか、あとインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症などの感染症対応を原則として保育士が行っていますが、内容が専門的であるため、保育士による対応には限界があり、看護師等の配置を望む声が大きくなっております。こういった趣旨から、看護師等の人件費を補助する事業を新たに行っていきたいというふうに考えております。
 なお、資料にはございませんが、先ほど工藤のほうからもありましたように、看護師の人件費に係る補助事業としましては、従来から本市の独自事業としまして、ゼロ歳児が多い保育所、ゼロ歳児が9人以上の保育所等を対象とした看護師等雇用費助成事業というものを実施しております。近年、一部の地域におきましては、ゼロ歳児の入所数の減少により、ゼロ歳児が9人以上という補助要件が満たせなくなって、看護師の雇用継続を断念する施設が増加することが懸念されておりまして、看護師の必要性が高まっている現状に逆行する状態が生じつつあります。このように、従来の事業が保育の現状にそぐわなくなってきているため、これを廃止しまして、事業再構築の上、来年度から新たに本事業として実施していきたいというふうに考えております。
 そのため、従来の事業と異なりまして、新規事業ではゼロ歳児の人数に関わらず、全ての保育所、認定こども園が対象となります。
 なお、人件費の補助事業になりますので、看護師等の配置そのものについては各施設において努力いただくことになるんですが、資料の目標というところにありますように、本市としましては、令和4年度から3年間で全施設に看護師が配置されるように取り組んでいきたいと考えております。
 2の補助要件についてでございますが、対象施設は民間保育所、認定こども園で、看護師等1名の配置に必要な雇用経費を補助してまいります。
 補助の条件としましては、事故発生時の応急対応や体調不良児の対応、あと、事故防止や感染症対応に係る指導や研修を行うことを条件とする予定にしております。
 補助額は、1施設当たりの年額で、常勤で449万9,000円、短時間の勤務の方で137万8,000円としております。
 従来からの補助制度に基づきまして、現在、短時間勤務の看護師が配置されている保育所も一部にございますので、これに配慮しまして、経過措置としまして、注釈の米印2にありますように、令和5年度までの2年間は短時間勤務の看護師も補助対象としますが、その間に常勤化を目指していただきまして、令和6年度からは常勤のみを対象としたいというふうに考えております。
 あと、3の事業費としましては、令和4年度予算として12億4,900万円余りを予定しております。
 あと、保育現場での業務のイメージなんですが、資料の下、図の左側ご覧ください。
 現在、看護師を配置していない保育所では、保育士が保育業務と並行して児童の保健衛生管理を行っており、保育士にとって大きな負担となっております。新規事業においては、目指す姿として、図の右側にありますように、新たに配置された看護師が児童の保健衛生管理を行うとともに、事故防止対策の充実などの取組をしていただきます。その結果、保育士は保育業務に専念することができ、その負担や不安が軽減されることから、保育の質の向上にもつながると考えております。
 以上のような新規事業を、国の制度上、病児保育事業、体調不良児対応型と位置づけまして、来年度から取り組んでいきたいと考えております。
 私からの説明は以上になります。

○松村こども青少年局企画部企画課長
 それでは、続きまして、支援計画の変更につきましてご説明申し上げます。
 企画部企画課長、松村でございます。よろしくお願いいたします。
 資料の1-2をご覧ください。
 2番の変更内容でございますけれども、この事業につきましては、市町村計画への記載が必要となる地域子ども・子育て支援事業に該当してございます。そこで、表がございますけれども、現行の7番、病児・病後児保育事業に体調不良児対応型を追記し、また、既存の事業については、病児・病後児対応型というふうに名称変更を考えてございます。
 続きまして、2ページをご覧ください。
 ページの中段に、今回の体調不良児対応型の事業説明を記載してございます。保育所等に通所しており、保育中に微熱を出すなどの体調不良となった児童を、保護者が迎えに来るまでの間緊急的な対応を行うことで、仕事と子育ての両立を支援し、安心して子育てができる環境を整備するというものでございます。
 続きます3ページには、行政区ごとの量の見込み、確保の内容を記載してございます。3か年で100%を目指すという形で考えてございます。
 議事1の説明につきましては、以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

○農野部会長
 ありがとうございます。
 ただいま看護師の配置につきまして、体調不良児対応型という、そういうものを設けながら拡充をしていくと、そういう事業の内容と計画の改正点についてご説明いただきましたけれども、委員の先生方、何かご質問、あるいはご意見ございますでしょうか。いかがでしょうか。

○農野部会長
 福田委員、お願いします。

○福田部会長代理
 ありがとうございます。
 説明ありがとうございました。これから全施設に配置されていくというふうに確認しましたけれども、1つ、これからこの看護師さんが配置されていく中で、具体的なその仕事内容であるとか、体調不良児対応型としての、どう看護師さんが対応していくのかについて、今後、具体的な仕事内容のガイドラインの作成であるとか、仕事内容についての研修を行っていくであるとか、それから、多分多くの看護師さんが1人職場になるのかなと思うんですけれども、職員さん、看護師さんのネットワークをつくっていくとか、そういったことについて、市として考えておられることがあれば教えていただきたいと思います。

○農野部会長
 ありがとうございます。
 事務局さんからコメントをいただきたいと思いますが、お願いします。

○牛尾こども青少年局保育施策部保育企画課給付認定担当課長
 給付認定担当課長、牛尾でございます。
 具体的に看護師さんに何をしていただくのかということにつきましては、まず、補助要綱のほうで、補助要件といたしまして具体的な取組内容を列挙して、そこでまず一旦お示ししたいというふうに考えております。これにつきましては、年度が終わりましてから、具体的にどのような取組をされたのかを、また実績報告としてご報告いただくような形で考えておるところです。
 先生ご指摘のとおり、保育所に配置された場合、看護師さんの勤務は1人であり、他の看護師と一緒に仕事をするわけではないので、孤立しがちな状況になるかもしれないというのは、少し我々も懸念をしているのですが、そういった点については、今後、研修等で看護師さん同士のネットワークといいますか、そういったものはつくれないかということも含めまして、検討していきたいというふうに考えておるところです。

○農野部会長
 福田委員、よろしいでしょうか。

○福田部会長代理
 はい、ありがとうございました。

○農野部会長
 恐らく、各保育所、あるいはこども園、幼稚園もそうですけれども、嘱託医さんが園におられると思いますので、そういう配置された看護師さんが、やはり嘱託医さんと連携を図って対応するようなものが、もしかしたら慢性疾患児とか、あるいは体調不良児の中におられるか分かりませんので、その辺も含めて、1人職場にならないように。あるいは、そういう配置されている看護師さんのネットワークみたいなものを考えていただきながら、力量を高めていただいたらなと思いますので、よろしくお願いします。
 寺見委員、どうぞ。

○寺見委員
 すみません。実は私も福田先生と同じ内容で、ネットワークのことをちょっとお伺いしたかったんです。
 今、農野部会長さんのほうからもご説明があったので、私もそれで納得なんですが、ただ、やっぱり体調不良児が緊急に何かがあったときに、もう少しほかの病院との連携とか、そういうことも視野に入れた、園と看護師さんと病院と嘱託医さんというような、ちょっと広い範囲でのネットワークを想定しておく必要があるんじゃないかなということをちょっと思ったので、同じ内容でした。
 それと、もうぜひこの話は前向きに、積極的に進めていただきたいというふうに思ったということを、感想言おうかなと思っただけです。
 ありがとうございました。

○農野部会長
 ありがとうございます。
 本田委員、どうぞ。

○本田委員
 実態として、今も看護師さんがいる保育園があると思うんですけれども、このような今の状況の中で3年間見ていただけるということですが、看護師さんが本当に各園に配置できるだけ見つけることができるんだろうかという不安は持っています。
 もう一つは、看護師さんが保育園で常勤として働くというときに、やっぱり保育に携わっていただかないといけない、常に病児がいるわけではなく。では、どんな仕事をするのかということがあるので。やっぱり連携も必要なんですけれども、保育を勉強していただくということも必要になってくるのかなと思っています。特殊な看護師さんとしてのお仕事になるのかなと思うので、そのあたりも考えていかないといけないのかなというふうに思っています。

○農野部会長
 ありがとうございます。
 ちょっと私あまり詳しいことよく知らないので、本田委員、教えていただきたいんですけれども、例えば、調乳を看護師さんがされるというふうなところあるんでしょうか。

○本田委員
 うちはゼロ歳児が6人なので、今のところ看護師さんがいなくてずっと来ているんですけれども、看護師さんのいる保育園では、ゼロ歳児の担当をされていることが多いと思います。なので、調乳をしているかどうかはちょっと分からないですね、保育士さんがしている場合もあると思うので。ですけれども、そういうこともあると思います。

○農野部会長
 ありがとうございます。
 見てくださるの、物すごく心強い存在になると思うんですけれども、その中で、やっぱり看護師さんがおられる静養室に籠りっきりではちょっともったいないような気がしますので、そこ、どんな形で働いていただくかという、そういうことなんだろうと思います。そういう静養室の中だけでも忙しい仕事が結構あると思うんですけれども。
 寺見委員、どうぞ。

○寺見委員
 そういうことから考えますと、先ほどおっしゃられたガイドライン、要するに、病気に関するといいますか、医療に関する事柄と、保育に関する事柄と、それから保育園全体の運営に関する事柄にどう関与するのかということのガイドラインをやっぱり明確につくったほうがいいと。私も、今、本田先生がおっしゃられたことは、言おうと思っていたのにちょっと言い忘れちゃって。保育のことがやっぱりすごく気になって。私も幾つか看護師さんが入っているところを存じ上げているんですけれども、うまくいっているところとうまくいってないところがあって、うまくいっている方というのは、やっぱり保育の中に入られているんですよね。看護師さんが保育そのものはしないけれども、保育のいろんな局面で、協力的に動かれているというのがやっぱりネックなのかなというふうに思うので、ぜひ大阪版のガイドラインを、保育士連盟さんや、それから保育協会さんなんかと合わせて、一緒に考えてつくられることを何か進めたいなというふうに思います。
 以上です。

○農野部会長
 ありがとうございます。
 既にそういう配置しておられるところで、どんなことをやっておられるのかというそういうリサーチなんかもしていただきながら、もしそういうことができればいいかなというふうに思います。
 ありがとうございます。
 川田委員、いかがですか。

○川田委員
 実際に看護師さんの入っておられる園というの、私もほとんど存じ上げませんので、ちょっとどういうふうに入られるのかというイメージが湧いていない状態でございます。
 保育園のほうなんかは結構入っておられるというようなことなので、どれぐらいの数が入られていて、どういう状況なのかというとこら辺をもっと教えていただければありがたいなと思います。

○農野部会長
 ありがとうございます。
 すみません。ちょっと私見落としてしまって。
 本田委員、先に。よろしいですか。

○本田委員
 すみません。今、課題になっている研修も、今現在大阪市さんから委託されている研修の中で、看護師さんに特化した研修もしています。保育園の看護師さんに特化した研修です。割とたくさんの方が来られていて、やはり園の中で孤立しがちなので、そういうつながりをつくれるという場所をつくっているんですけれども、保育園自体が、今、本当に多様な働き方になっていて、いろんな、派遣の方だったり、紹介の方だったりとかという、本当にいろんな働き方をされている方が集まっている中で、特殊な看護師さんという資格を持った方がいるときに、なかなかチームとしてのうまい動き方というのが難しいということも課題としては出てきていますので、その辺を研修なり何なりでやっていかないといけないのかなと思っています。

○農野部会長
 ありがとうございます。
 福田委員、どうぞ。

○福田部会長代理
 はい、失礼します。
 別の話なんですけれども、今回この配置される事業名が、割と事故防止であるとか、安全安心というところに力点が置かれていると思うんですね。それは当然しかるべきことだと思うんですけれども、もう一つ別の視点で、こどもを見てもらう親からすると、この看護師さんというものがとても強い支援者というかサポーターになっていただけるということってかなりあると思うんです。例えば、こどものときやっぱり熱出すこと多いですし、いろんなこどもしかかからないような病気にかかったりするときに、わざわざ小児科にかかるまでもなく、保育所等で看護師さんから様々なアドバイスや支援を受けるということはとても有効なんだろうなというふうに思うんですけれども、もう一つ、預けるほうが心配するのは、熱出したときなど、やっぱり呼出しかかってくる。ちっちゃいときに何度も何度も熱出すことって結構あるんですけれども、そこでの対応というものが、どちらに寄るのかなというのをちょっと心配していて。どちらに寄るのかなというのは、事故の防止であるとか安全安心ということになると、もう熱あった、すぐ来てねというところは求められるところだと思います。ただ、一定見てもらえるときもあるのかなというところ、ある種ガイドラインも必要だと思うんですけれども、そこらの経験値というか、ここらは大丈夫みたいなところ、多分、今見てくださっている保育士さんとか、きっとご経験の中で、見てくれているところがあると思うんですけれども、そことの配置された看護師さんとの見立てが一致するかどうかというところを何かちょっと心配していて、できればぜひ、この配置された看護師さんによって、預けている親が、看護師さんが配置されてよかったなと思えるような方法を、ぜひこれから考えていただきたいなと、そういうふうに思っております。
 以上です。すみません。

○農野部会長
 ありがとうございます。
 いろいろご意見いただいているんですが、ほかに何かご発言ございますか。
 寺見委員、どうぞ。

○寺見委員
 今の福田委員さんのお話をお聞きすると、やっぱり先ほどのガイドラインをつくるときに、保護者支援という項目も含めて、園のことプラス保護者にもそういう病気に関する、あるいはその健康に関するアドバイスができるような役目も果たしていただくようにしたらいいのかな。これは今後本当に決まってからの運用上のことにはなりますが、やっぱり多様な視点で業務内容を考えていただきたいなというふうに思いました。
 以上です。

○農野部会長
 ありがとうございます。
 その園だよりの中に、そういう看護師さんの何か情報を入れていくとか、保護者向けにもどんどんいろんなことを発信していただきたいと、あるいは相談を受けていただきたいとかそういうご意見だったと思います。
 あと、よろしいでしょうか。よろしいですか。
 そしたら、次に、当初予算案について事務局さんからご説明いただき、またご意見をいただき、今日はその2つの案件が中心でございますので、時間があれば、また戻っていろいろお話をお伺いするという形で進めさせていただいてよろしいでしょうか。
 ありがとうございます。
 そうしましたら、議題の2番目、令和4年度当初予算案について、事務局さんのほうからご説明をよろしくお願いいたします。

○松村こども青少年局企画部企画課長
 それでは、資料の2番をご覧ください。
 4年度の当初予算の主要事業の抜粋でございます。
 まず、項目としましては、虐待防止対策の充実のほうが一番下段の待機児童の関係まで縷々ございますけれども、順番にご説明申し上げます。
 まず、2ページをご覧ください。
 児童虐待防止のまず1点目でございますけれども、左側のほうに拡充というふうにつけてございますが、SNSを活用した虐待防止相談事業ということで、現在も大阪府、堺市と共同で実施してございます。これにつきましては、現行、週2日になってございますけれども、来年度11月からは毎日実施という形で拡充のほう図ってまいります。
 以下、こども相談センターの関係になりますが、中央こども相談センターについては、6年度末の移転に向けて建設工事を来年度進めていく。次に、東部こども相談センターについては、8年度開設予定目がけて実施設計に入っていく。南部こども相談センターの再整備につきましても、8年度開設に目がけまして、来年度は基本設計、実施設計に入っていくという形で予定をしてございます。
 続きまして、3ページをご覧ください。
 中段に新規ということで、弘済のぞみ・みらい園の建て替えがございます。この施設につきましては、本市所管の児童心理治療施設、児童養護施設の合築施設になってございますけれども、築54年が経過し、老朽化してございますので、令和11年度末までに建て替えしていくということで進めてまいります。来年度については、基本設計、基本計画、基本設計等を進めてまいります。
 続いて、4ページをご覧ください。
 4ページにつきましては、課外学習支援の取組ということで、まず1つ目に塾代助成事業がございます。これにつきましても、市内に在住の中学生の約5割を対象といたしまして、月額1万円の助成というものを引き続き実施してまいります。
 続いて、5ページをご覧ください。
 5ページにつきましては、こどもの貧困に対する取組というものでございますけれども、中段に新規で大阪市こどもの居場所開設支援事業というものがございます。こどもの居場所、こども食堂等を新たに設置する団体に、開設の経費の補助をしていくということで、来年度についてはモデル事業という形にいたしまして、4区で実施を予定してございます。4区につきましては、淀川区、鶴見区、東住吉区、西成区というふうになってございます。
 続いて、6ページをご覧ください。
 6ページにつきましては、ヤングケアラーの支援という形になってございます。
 まず、1項目めの拡充で、ヤングケアラー支援推進事業というふうにございますけれども、市立中学校の生徒を対象とする実態調査ということで、今年度、11月下旬から1月上旬にかけまして、中学校の1年生から3年生対象の調査を実施してございます。これについては、現在集計中になってございますけれども、この実態調査の結果を毎年度分析いたしまして、本格実施に向けて支援策を検討することとしております。
 2点目になりますが、また、あわせまして、こどもとか家族と関わる関係者の方々向けの研修であったり、実態調査の結果を踏まえた広報啓発も進めてまいります。
 次の新規、ヤングケアラーへの寄り添い型相談支援事業ということで、元当事者等が聞き手となりますオンラインサロンやピアサポートを進めていくということと、あと、次のスクールカウンセラーにつきましても、こどもたちの日々の変化に気づきやすい学校で、家庭のことを含めて相談しやすい環境を整備していくということで、増員を図ってまいります。全ての市立小中学校等に配置・派遣の拡充をし、おおむね月1回以上の支援体制の構築ということで予定してございます。
 続いて、7ページをご覧ください。
 7ページにつきましては、安心してこどもを生み、育てられるよう支援する仕組みの充実の1点目でございます。
 まず、1項目めに、不妊専門相談センター事業がございますけれども、こちらについても大阪府と共同で実施しているものでございます。こちらについても、不妊・不育に悩む方のへの専門的な相談や、流産・死産を経験した方のグリーフケア等の支援を実施しております。
 続いて、8ページをご覧ください。
 8ページのほうが、安心してこどもを生み、育てられるようという形の2番目になってございます。
 保育所等の事故防止の取組強化ということで、1点目のほうは、先ほど申し上げました看護師等の配置の事業になっております。
 続いて、中段の巡回指導の強化につきましては、事前通告なしで重大事故が発生しやすい場面への巡回指導や、全施設の保育士等を対象にした出前ミニ講座実施のための指導員を増員することとしております。
 また、医療的ケア児の受入れ強化といたしまして、留守家庭児童対策事業では、放課後児童クラブを対象にしていますけれども、看護師等の配置に係る人件費、また障害児受入れに当たっての環境整備の備品購入費の補助を実施してまいります。
 続きまして、9ページをご覧ください。
 9ページにつきましては、待機児童を含む利用保留児童の解消に向けた取組になってございます。
 来年度につきましても、左側の保育所整備による入所枠、右側の既存施設の活用や障害児対策のさらなる強化、こういうものを含めまして、5年4月に保育を必要とする全ての児童入所を確保するということで予定してございます。
 中段にございますけれども、拡充といたしまして、保育人材の確保対策事業ということで、本市独自の保育士、働き方改革推進事業の対象に小規模のA型を追加してまいります。
 議事2に関する説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

○農野部会長
 ありがとうございます。
 令和4年度の当初予算案のご説明をいただきましたけれども、先生方、何かご質問、ご意見ございますでしょうか。
 福田委員、お願いします。

○福田部会長代理
 幾つかあるんですけれども、一番最初に、2ページ目にございますこども相談センター、建て替えであったり再整備が行われるということで報告を受けましたけれども、その中でも、とりわけその一時保護所の生活環境の改善というものが、中央も南部もですし、これから東部もできてくる中で、そこら辺考えられているのかなというふうに思うんですけれども、これも、ある種、外部との接触等、リスクを避けなくてはいけないというところと、こどもの日々の生活を豊かにするというところは、なかなかそこを折衷していくのって難しい部分かなと思うんですけれども、具体的にその生活環境の改善ってどんなことを目指されているのかを、ちょっと教えていただけるとありがたいなと思っております。よろしくお願いします。

○農野部会長
 事務局さん、コメントお願いいたします。

○松村こども青少年局企画部企画課長
 現在、居室につきましては大部屋になってございます。特に、中央こども相談センターについては、古い建物を活用して利用してございますので、大部屋になっていますので、これについてはユニット化を図りまして、小規模単位で生活をしていくというような仕組みづくりを進めております。
 北部こども相談センターにつきましては、これ、3年4月から動いていますので、ある程度小規模化ができてございますけれども、なかなか、中央だったり南部のほうが行き届いておりませんので、そのあたりを改善したいというふうに思っています。

○農野部会長
 それでよろしいですか。

○福田部会長代理
 はい。どうもありがとうございました。

○農野部会長
 もともと一時保護所の機能の一つとして、一時保護所に来るこどもたちがどんなこどもなのかという行動観察という要素がきっとあったと思うんですね。だから、今のこどもたちの施設の流れというのは、個室化であったり、個人のプライベートスペースを確保するということもあるんですけれども、一方では、そういうこどもたちが、部屋の中で見えない部分がやっぱり出てくるとそれはそれで困りますので、うまく、こどもたちが自分の部屋でいるのではなくて、大人のところにいつもいたいなみたいな、何かそういう、ソフトな運営ができるような、それがどんな建物なのかよく分かりませんけれども、そういう仕掛けなんかもつくっていただく必要があるのかなということと、児童相談所に関しまして、特に一時保護所に関しては、今後第三者評価が本格的に入ってくると思いますので、第三者評価の評価基準なんかもちょっと考慮に入れていただいたり、あるいは、大阪では子どもアドボカシーですかね、訪問型の、アウトリーチ型のこどもの声を聞きに行くと、そういう取組なんかも今後どんどん始まっていくことになろうかと思うんですけれども、そういうアドボカシーの方が来られたときに、こどもと一緒に過ごせるような空間、安心してしゃべれるような空間、そういうのも何か確保していただきたいと思いますし、いろいろ恐らく研究しておられると思いますけれども、何かそういう、今のトレンドにしっかりと沿ったようなものを考えていただけたらなというふうに思います。
 本田委員、すみません、どうぞ。

○本田委員
 2点あります。
 2ページのSNSを活用した児童虐待防止相談事業。今、週2回、2日ですね。どれぐらいの相談があるのかということと、これ、時間帯がどうなっているかということと、それから、こども本人が相談できるということってすごく大事かなと思っているんですけれども、どういうふうに周知ができているのかということを教えていただきたいのと、8ページ、先ほどの看護師の配置のところなんですけれども、医療的ケア児の受入れの強化もあって、そこも看護師さんの配置ということになるんですけれども、ここも常勤でしたでしょうかということと、この看護師、先ほどの配置、病児だったりとかというところの配置と、この医療的ケア児の配置の看護師さんというのは全く別で考えるものなのかどうかということを教えていただきたいです。
 以上です。

○農野部会長
 事務局さん、すみません。よろしくお願いします。

○青柳こども青少年局子育て支援部長
 子育て支援部長の青柳です。
 SNSの部分についてなんですけれども、基本、今、週2回、火曜日と土曜日に実施しています。これは当初、もともと令和元年8月に、大阪児童虐待防止推進会議という、大阪府、堺市、大阪市とそれぞれの首長が参加してやっていた会議で、まずは試行から始まったんですね、1か月間の。令和2年の1か月間というところで、大体、週のうちどのぐらいのところで相談が入ってくるかなというようなことをちょっと見て、それで火曜日と土曜日でやることにしたところなんです。
 それ以外にも、長期休暇期間なんかに集中取組期間を設定なんかしていて、これ、こどもとか保護者とか、いろんなチャンネルで相談が入ってきますので、ただ、SNSの特徴として、一旦相談あるってなった後、こちらから投げかけても、なかなか今度反応が返ってこないとか、独特のSNS相談ならではの間合いとかいうようなこともあるので、実際する相談者も、いろいろやってみていろいろ分かってきたことありますので、そういう部分も勘案しながら、創意工夫しながらやってきて、そうこうしているうちに令和4年11月から、国側のほうが虐待防止のためのSNSを活用した全国一元的な相談の受付体制というのを構築するということが、新たに国の取組が始まりましたので、このタイミングで令和4年11月、この国のタイミングに合わせて毎日実施ということに切替えていくということにはしております。
 すみません、どれぐらいの件数かというのは、今ちょっと手元に持ち合わせておりませんので、また別途提供させていただけたらと。

○松田こども青少年局保育施策部長
 そしたら、もう一点。医療的ケア児の対応のところにつきまして、私、保育施策部長の松田でございますけれども、ご説明させてもらいます。
 この保育所のほうへの医療的ケア児の対応についてということだと思うんですけれども、これはちょうど令和3年4月から新たな事業として始めさせていただいておりまして、医療的ケアが必要なお子さん、四六時中にもう対応必要となりますので、これにつきまして、常勤職員を対象に補助金という形で、年額約500万余りだったと思うんですけれども、補助をさせていただくという形で制度をつくらせていただきました。当然、その医療的ケアの必要なお子さんにつきましては、保育所に来られている間はずっと対応が必要となりますので、今回、私もご報告しました先ほどの体調不良児対応とは全く別の配置となりますので、ここは分けて考えさせていただいております。
 こちらの体調不良児対応につきましても、基本、常勤という形でいただくのは好ましいとは思うんですけれども、先ほど本田委員からございましたように、各保育所でも既に看護師さん配置されているところ幾つかございます。そこの場合、必ずしも全部が常勤という形になっていませんので、非常勤という形で配置されているところにつきましても、時間相当が常勤見合いになればということで、来年度から当面の間は、そういった非常勤の雇用の形でも、補助を使うような形というのも考えておりますので、その辺はまた各園のほうで、できるだけ補助も打つという形になりますので、常勤化に向けた取組をお願いしたいというところでございます。
 以上です。

○農野部会長
 ありがとうございます。
 先ほど本田委員のご質問の中で、SNSを活用した児童虐待防止相談事業で、こどもさんにはどういう形で広報されているのかということが少しあったかと思うんですが、そちらについてはいかがでしょうか、事務局さん。

○青柳こども青少年局子育て支援部長
 すみません。今ちょっと手元にないんですけれども、こういう小さいステッカーみたいなSNS相談というのを作っていまして、そんなのを配布したりなんかしているんですけれども、その辺の具体の手続き、また別途、資料提供させていただきます。

○農野部会長
 よろしいでしょうか、本田委員。

○本田委員
 はい。

○農野部会長
 先生方、何かご意見、ご質問ございませんか。
 川田委員、いかがですか。何か。ご質問、あるいはご意見ございませんか。

○川田委員
 今、国の会議なんかでは、今回のコロナのことでも非常に少子化が急速に進んでいるというような状況、社会状況の変化というのがいろいろ議論されているところなんですけれども、そういう意味で、課題が待機児童からそういうこれからのこどもが減っていくということに対してどういうふうに制度をつくっていくかというようなところに議論が移っているように思われるんですけれども、大阪市の場合は、ちょっとまだ待機児童解消に向けたみたいな項目もあって、ちょっと状況が違うのかなというふうに思っているんですけれども、そこらあたりはどうなんでしょうか。

○農野部会長
 ありがとうございます。
 今、大阪市内でもマンションがどんどんと建ち始めていますので、小学校あたりでも教室がないみたいなところが恐らくあるのかも分かりませんけれども。
 いかがでしょうか。事務局さん、何かコメントございますでしょうか。

○松村こども青少年局企画部企画課長
 よろしいでしょうか。
 現在、こども青少年局の関係から言いますと、子育てなんかに安心して、学校、関わっていただいているようにという、そういう支援を中心にやっていまして、また、大阪市の人口をどうしていくかとか、都市力をどうするかというところは、また大阪市の別のセクションのほうで検討されていますので、そういった学校全体を合わせるとなってくると、そういう少子化の関係なんかにも一定軽減が図っていけるのかなというふうに思っています。
 以上でございます。

○農野部会長
 ありがとうございます。
 今、いろんな自治体で少子化の影響を受けながら、町をどのように運営するかという、そういうスマートシティーというか、国土交通省ですか、言っているんですけれども、都市部の中では利便性が高いというふうにも思われるんですけれども、だけれども、私この間、大阪市内でオンデマンドバスが動いているというのを、小さなマイクロバスなんですけれども、オンデマンドなので、何かここへ来てくださいと言ったらやってきてくださるんですかね。そういう取組をどうもしてはるみたいで。この交通網が非常に行き届いているような大阪市内でも、やはりそういうバスの新たなニーズを検討されているというのを何か垣間見て、ちょっと驚いたんですけれどもね。
 ありがとうございます。
 ほかに何か。寺見委員、いかがですか。

○寺見委員
 皆さんからいろいろ意見が出て、私のほうはもう、同じことをお聞きするようになってしまうので、特に異存はありません。よろしくお願いします。

○農野部会長
 ありがとうございます。
 特に先生方ご意見ございませんか。よろしいですか。
 そしたら、先ほどの看護師配置等に係る体調不良児型対応の実施に伴う計画の変更、令和4年度の予算案についてご審議いただいたんですが、ほかに何かございますか。
 なければ、事務局さん、その他の案件と書いてございますので、そちらのほうに移らせていただいてよろしいでしょうか。よろしいですか。
 そしたら、事務局さん、その他の案件なんですけれども。

○松村こども青少年局企画部企画課長
 本日は、その他はございませんので、お願いいたします。

○農野部会長
 よろしいですか。
 まだ少し時間ございますが、いかがでしょうか。本当に短い時間でありながら、非常に活発で、いろんな角度からご意見いただけたのかなと思うんですけれどもね。よろしいでしょうか。
 川田委員、お願いします。

○川田委員
 すみません、さっきの話のところなんですけれども、保育人材の確保というところで、離職防止を図るため、国制度や本市独自の人材確保事業ということで実施というふうに書かれているんですけれども、本市独自の人材確保策というところを、ちょっと教えていただければありがたいなと思います。

○農野部会長
 よろしくお願いします。

○中村こども青少年局保育施策部保育企画課長代理
 保育企画課長代理の中村と申します。
 本市独自の保育人材確保事業ということなんですが、現在本市独自としてやっておりますのが、新規採用保育士に係る特別給付、新採さん1人に10万円で、4年目までで、3年目、4年目の方に20万円ずつ払うというその新規採用保育士特別給付という補助。続いて、保育士ウエルカム事業ということで、府外出身の新規採用保育士さんが大阪市にお見えになられたときに、市内遊興施設の年間パス購入費用相当分と地元に帰るための旅費相当分を補助するという事業。もう一つが、今回の拡充として挙がっております保育士働き方改革推進事業、これが、保育士さんの働き方改革を推進するために、保育士さんを加配する人件費として補助する。今挙げましたこの3つが本市として独自に行わせていただいている事業となっております。
 以上でございます。

○川田委員
 いろいろとありがとうございます。
 あと借り上げですね。借り上げの制度を利用している職員が物すごく増えてきているんですけれども、これは国の施策によってということで、期限がある程度明示されているんですけれども、そこら辺の見通しというのははっきりしているんでしょうか。

○農野部会長
 事務局さん、お願いします。

○松田こども青少年局保育施策部長
 お答えいたします。保育施策部長の松田です。
 今のご指摘のところですけれども、おっしゃったように、国が示しているところでは、基本的に、今、新たな支援プランが示されているところ、令和6年の終わりまでということになっているようですけれども、大阪市で今、人材確保はこの待機児童対策ということで、非常に必要受入れ枠をつくっていくと人がやっぱり要ると。当然、保育士さんの人材不足ということもありますので、こういった様々な仕組みを活用しながら、できるだけ多くの方に大阪市へ来ていただきたいということで取り組んでおりますので、国のほうの動向を注視しながら、市のほうで、これ、おっしゃったように非常に大きな効果を上げた制度でもありますので、そういったところをどうしていくかということは、改めて市の中でも議論をしていきたいというように考えております。
 以上です。

○農野部会長
 川田委員、よろしいでしょうか。

○川田委員
 はい、ありがとうございます。

○農野部会長
 あと、特に何もなければ、十分時間内に収まりそうなんですけれども、先生方いかがでしょうか。
 事務局さんにお返ししてよろしいですか。
 本当に短い時間でいろんなご意見いただけたと思います。ありがとうございます。
 それでは、事務局さんにお返ししますので、よろしくお願いします。

○泉谷こども青少年局企画部企画課長代理
 農野部会長、ありがとうございました。
 閉会に当たりまして、企画部長の工藤より一言ご挨拶させていただきます。

○工藤こども青少年局企画部長
 本日は、貴重なご意見いただきましてありがとうございました。
 特に、今日は看護師配置の取組強化事業について、ガイドラインのお話でありますとか、ネットワークの必要性とか、いろんな観点からご意見頂戴しまして非常に参考になりました。また参考にしながら、我々も進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 本日が今年度最後の会になりますけれども、委員の皆様方におかれましては、任期が5月で満了となります。3年間にわたりまして、様々な課題についてご意見賜りましたこと、改めまして感謝を申し上げます。ありがとうございました。
 皆様方のご意見を踏まえまして、引き続きこども・子育て支援策の充実を図ってまいりたいと考えております。
 簡単でございますが、ご挨拶とさせていただきます。
 本日はどうもありがとうございました。

○農野部会長
 ありがとうございます。

○泉谷こども青少年局企画部企画課長代理
 事務連絡になりますが、本日の会議録を作成して、大阪市のホームページに掲載する必要があります。今日の会議の内容を文字にできましたら、ご発言の内容に間違いがないか確認をさせていただきますので、引き続きよろしくお願いいたします。
 それでは、これをもちまして、令和3年度第2回こども・子育て支援会議教育・保育・子育て支援部会を閉会いたします。
 委員の皆様、誠にありがとうございました。

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