令和6年度第4回 こども・子育て支援会議教育・保育・子育て支援部会 会議録
2025年6月30日
ページ番号:655814
1 日時 令和7年2月27日(木)午前10時~12時
2 場所 大阪市役所4階 第1・第2共通会議室(一部ウェブ出席によるハイブリッド開催)
3 出席者
(委員)4名
木曽委員※、白木委員、中原委員、農野委員
※ウェブ会議の方法による参加 1名
(大阪市)
中林こども青少年局企画部長、瑞慶覧こども青少年局こどもの貧困対策推進担当部長、松村こども青少年局子育て支援部長、板橋こども青少年局幼保施策部長、足立こども青少年局保育・幼児教育センター所長、中村こども青少年局企画部企画課長、久保こども青少年局こどもの貧困対策推進担当課長、友清こども青少年局企画部青少年課長、寺田こども青少年局子育て支援部管理課長、芝こども青少年局子育て支援部母子保健担当課長、小山こども青少年局子育て支援部児童支援対策担当課長、久山こども青少年局子育て支援部こども家庭課長、今田こども青少年局幼保施策部幼保企画課長、泉谷こども青少年局幼保施策部認可給付担当課長、松井こども青少年局幼保施策部環境整備担当課長、高野こども青少年局幼保施策部幼稚園運営企画担当課長、関之尾教育委員会事務局指導部初等・中学校教育担当次席指導主事
4 議題
⑴令和7年度当初予算案について
⑵大阪市こども計画策定にかかるパブリック・コメントの実施結果について
⑶大阪市こども計画(案)について
⑷その他
5 議事
○田中こども青少年局企画部企画課長代理
ただいまから令和6年度第4回こども・子育て支援会議教育・保育・子育て支援部会を開催させていただきます。
委員の皆様、お忙しい中、ご出席いただきまして本当にありがとうございます。
事務局を担当いたしますこども青少年局企画部企画課長代理の田中でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
はじめに、本日出席いただいております委員の皆様方を順にご紹介させていただきます。まず、会場とウェブ参加の委員をオンラインでつないでおりますので、通信状況の確認も含めまして、全委員に一言ずつご挨拶をお願いしたいと思います。会場におられる委員の皆様はお席に座ったままで結構ですので、一言お願いいたします。ウェブ参加の委員の方におかれましては、お名前をお呼びいたしましたら、マイクをオンにして一言お願いいたします。発言後、またマイクのほうをオフにしていただきますようにお願いいたします。
では、農野部会長でございます。
○農野部会長
農野でございます。よろしくお願いします。
○田中こども青少年局企画部企画課長代理
白木委員でございます。
○白木委員
白木です。よろしくお願いいたします。
○田中こども青少年局企画部企画課長代理
中原委員でございます。
○中原委員
中原です。よろしくお願いいたします。
○田中こども青少年局企画部企画課長代理
ウェブ参加で木曽委員、よろしくお願いいたします。
○木曽委員
木曽です。よろしくお願いします。
○田中こども青少年局企画部企画課長代理
本日は福田委員、市田委員、本田委員におかれましては、所用のためご欠席となっております。
本会議につきましては、こども・子育て支援会議条例第9条を準用する第7条第2項の規定により、委員の半数以上が出席しなければ会議を開くことができないとされておりますが、本日は現時点で7名中、会場にお越しいただいた委員が3名、ウェブ参加の委員が1名、計4名の出席をいただいておりますので、定足数を満たしておりますことをご報告いたします。
本会議については原則公開となっておりますけれども、本日、傍聴人はいらっしゃいません。
続きまして、本市の出席者でございます。
中林企画部長。
○中林こども青少年局企画部長
中林です。どうぞよろしくお願いいたします。
○田中こども青少年局企画部企画課長代理
松村子育て支援部長。
○松村こども青少年局子育て支援部長
松村です。よろしくお願いします。
○田中こども青少年局企画部企画課長代理
瑞慶覧こどもの貧困対策推進担当部長。
○瑞慶覧こども青少年局こどもの貧困対策推進担当部長
瑞慶覧です。よろしくお願いいたします。
○田中こども青少年局企画部企画課長代理
板橋幼保施策部長。
○板橋こども青少年局幼保施策部長
板橋です。よろしくお願いします。
○田中こども青少年局企画部企画課長代理
足立保育・幼児教育センター所長。
○足立こども青少年局保育・幼児教育センター所長
足立でございます。よろしくお願いします。
○田中こども青少年局企画部企画課長代理
その他関係課長が出席しておりますので、お手元の名簿と配席図をご参照ください。
それでは、会議に先立ちまして、こども青少年局企画部長の中林よりご挨拶を申し上げます。
○中林こども青少年局企画部長
改めましてこども青少年局企画部長の中林でございます。
会議の開催に当たりまして一言ご挨拶させていただきます。
本日は大変お忙しい中、こども・子育て支援会議教育・保育・子育て支援部会のほうにご出席賜りまして、誠にありがとうございます。また、常日頃から大阪市のこども・青少年施策のほうにご尽力、ご協力いただいておりますこと、この場をお借りしまして厚くお礼を申し上げます。
本日の部会につきましては第4回ということで、今年度はこども計画の策定ということで何度も足を運んでいただきながら様々貴重なご意見を賜っておりました。来月、親会のほうでご審議いただきまして、いよいよ策定となりますので、本日が最後の部会となります。
本日の説明させていただく議題といたしましては、2月14日に報道発表させていただいております令和7年度の大阪市の当初予算案の中でこども青少年局所管の主要事業につきまして説明させていただきたいと考えております。この内容につきましては、当局の運営方針にのっとりまして子育て、教育の充実といったところに軸足を置いた内容となってございます。
2つ目といたしましては、この間ご議論いただいておりましたこども計画の素案について、12月27日から1月27日の1か月、パブリック・コメントを実施させていただきましたので、その内容について結果を報告させていただきたいと思いますけれども、何と796件ものご意見を賜りまして、そのうちの約92%が学童保育関係の内容になっておりまして、こちらにつきましては、この部会とは別に設定しております放課後事業部会というのがございますので、そちらのほうで後日審議を賜りたいというふうに考えています。
最後に、前回の審議会以降、今回発表させていただいております7年度の予算案でありますとか、各区の取組状況等についても計画の素案のほうに反映させていただいておりますので、それをお示しさせていただきました後にご審議を賜りたいというふうに考えています。
本当にこの間もご協力いただいておりましたけれども、来月策定といよいよなってまいりましたので、本日も先生方にはそれぞれのお立場から忌憚のないご意見賜りましたら幸いでございますので、本日もどうぞよろしくお願いいたします。
○田中こども青少年局企画部企画課長代理
続きまして、資料の確認をさせていただきます。
お手元の資料をご確認ください。本日の資料といたしまして、資料1、令和7年度当初予算案主要事業の抜粋、資料2-1、大阪市こども計画(素案)にかかるパブリック・コメント手続きの実施結果について、資料2-2、大阪市こども計画(素案)に寄せられたご意見と本市の考え方の案、資料3-1、大阪市こども計画(素案)からの主な変更点、資料3-2、大阪市こども計画(素案)の「就学前の子どもに係る教育・保育の提供体制の確保の内容」の変更について、参考資料1といたしまして、大阪市こども計画(案)、参考資料2といたしまして、大阪市こども計画(案)の別冊資料、参考資料3といたしまして、大阪市こども計画(案)における各施策の取組について。資料は以上でございます。不足はございませんでしょうか。
次に、発言方法についてご説明いたします。ご発言の際には挙手をしていただきまして、部会長より指名があってからご発言をお願いいたします。ウェブサイトの木曽委員におかれましては、ご発言の意思を示される場合はお手数ですが、手を挙げるのボタンを押していただき、指名があるまでお待ちください。指名があって、ご発言される際はマイクをオンにしていただき、ご発言後はマイクのオフと、「手を挙げる」のボタンを押して手を下げてください。手を挙げたままになっていたり、マイクがオンになったままの場合は、事務局側でオフをさせていただくことがございますので、ご了承ください。
それでは、会議の進行を部会長にお願いしたいと思います。農野部会長、よろしくお願いいたします。
○農野部会長
ありがとうございます。
資料を拝見しますとかなり分厚くて、本当に今回、事務局の皆さん方あるいは委員の皆様方、熱心なご議論をいただいたことが反映されているだろうと思っております。
では、最終の確認も含めまして審議していただけたらと思いますのでよろしくお願いします。
それでは、会議の次第に従いまして議事を進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
議題の一番上、令和7年度の当初予算について、事務局さんからの説明をお願いいたします。
○中村こども青少年局企画部企画課長
こども青少年局企画課長、中村です。よろしくお願いいたします。着座にて失礼させていただきます。
それでは、私のほうから、令和7年度当初予算案について説明いたします。
資料1のほうをご覧ください。
先ほど中林のほうからも説明させていただきました2月14日に発表いたしました大阪市の令和7年度当初予算案の主要事業を抜粋させていただいたものでございます。項目としましては、ゼロから2歳児の保育無償化に向けた取組からこどもの貧困に対する取組までございますので、令和7年度からの新規拡充事業を中心に説明させていただきます。
まず、めくっていただきまして、1ページでございます。
ゼロから2歳児の保育無償化に向けた取組ですが、下段の左側に拡という文字が記載されておりますが、認可保育所等に準じた保育が提供されている企業主導型保育事業を利用する子育て世帯についても、令和8年秋頃から第2子以降の保育料の無償化の対象とするため、令和7年度に総合福祉システムの改修を実施いたします。
次、2ページをご覧ください。
待機児童を含む利用保留児童の解消に向けた取組ですが、拡充の文字のついておるところで一時預かり事業(幼稚園型Ⅱ)の開設を促進するとともに、令和7年4月からの事業開始に伴い、1歳児の積極的な受入れなどが可能となるよう、運営費を拡充の上、実施いたします。
また、下段の障がい児の受入れ強化につきまして、障害者差別解消法の改正における民間保育施設での合理的配慮の義務化に伴い、これまで療育手帳等の交付がある児童、または診断書の病名が確定している児童のみを対象としていましたが、診断書の病名が疑いとなっている場合や通所受給者証のみの場合も助成対象へ追加いたします。
3ページをご覧ください。
在宅等育児への支援についてでございます。
まず、新たな在宅等支援の実施といたしまして、ゼロから2歳児を養育する全ての家庭が利用できる家事・育児支援の訪問サービスである「子育て応援ヘルパー派遣事業」を令和7年4月から実施いたします。
また、乳児等通園支援事業(こども誰でも通園制度)につきましては、この間、本市では試行的事業として実施しておりますが、令和7年度からは法律上制度化されて実施いたします。
次に、地域子育て支援拠点事業のこども計画に基づく受け皿拡大や賃料補助単価の引上げを行うなど、在宅等子育て支援メニューの受け皿の拡大を実施いたします。
次に、利用者の負担軽減に向けた取組といたしまして、在宅等子育て支援メニューの利用者の負担を軽減するため、子育てサポートアプリの開発に着手いたします。
4ページをご覧ください。
安心してこどもを生み、育てられるよう支援する仕組みの充実でございますが、産後ケア事業につきましてはアウトリーチ(訪問型)の利用可能回数を通算5回まで拡充するとともに、実施施設での多胎児受入れに係る加算額を増額いたします。
休日保育支援事業につきましては、従来の補助事業に加えて、安定的な運営の確保のため、保育士配置の実情に応じた加算や給食調理員に対する補助を創設いたします。
続いて、5ページをご覧ください。
こどもたちへの学び・体験の機会等の提供ですが、児童いきいき放課後事業につきまして、活動時間延長の充実や入退室管理アプリの本格導入、支援員の処遇改善などにより事業を再構築いたします。
6ページをご覧ください。
児童虐待防止対策の充実ですが、児童養護施設等における負担軽減・定着支援事業として、虐待を受けたこども等を安定的に受け入れることができるよう児童指導員等の体制を強化し、業務負担を軽減するため、夜間業務等への補助者雇い上げに必要な経費を補助するとともに、職員の定着を促進するため、一時金の支給等を実施いたします。
こども相談センターの機能強化でございますが、この間、市内4か所体制を目指し、建物整備を進めてまいりましたが、中央こども相談センターにつきましては、現在引っ越し作業を進めておりまして、来週月曜日の3月3日から浪速区にある新庁舎での運用が開始されます。
また、下段のところにございます一時保護所の入所児童が安全で安心して生活できるよう、アプリ等を活用した服薬、アレルギー管理を実施するとともに、タブレット端末を用いた学習支援や余暇時間の充実など、生活環境の改善を目指します。
7ページをご覧ください。
ヤングケアラーの支援についてでございます。ヤングケアラーの支援につきましては、スクールカウンセラー事業におきまして、スクールカウンセラーの資質を向上させるため、新たにスーパーバイザーを配置いたします。
最後、8ページをご覧ください。
こどもの貧困に対する取組ですが、こども計画の別冊として策定しております「大阪市こどもの貧困対策推進計画(第2期)」をもとに、こどもの貧困対策に特に効果の高いと認められる事業を令和7年度こどもの貧困対策関連事業として実施いたします。
まず、学びの支援の充実については、不登校児童・生徒への支援として、不登校の児童・生徒が一歩踏み出せるよう、登校支援のためのサポーターを配置するなど新たな取組を実施いたします。
次に、家庭生活の支援の充実につきましては、若年ひとり親家庭を対象に交流事業などを実施し、各種支援制度の周知や必要な支援につなげる若年ひとり親家庭等支援事業を新たに実施するとともに、養育費確保のトータルサポート事業を拡充させ、養育費の受領率を向上させるため、強制執行着手金に対する補助を創設いたします。
生活基盤の確立支援の充実については、ひとり親家庭専門学校等受験対策事業の就職に有利な資格取得に係る経費の補助について、所得要件を撤廃いたします。
つながり、見守りの仕組みの充実については、先ほどヤングケアラーの支援のページでも説明いたしましたが、大阪市こどもサポートネットの取組におけるスクールカウンセラーの資質を向上させるために新たにスーパーバイザーを配置いたします。
時間の関係上、こども青少年局関連のみポイントを絞ってご説明させていただきました。ご不明な点などがあればご質問いただければと思います。よろしくお願いいたします。
○農野部会長
ありがとうございます。
ただいまご説明いただきました当初予算について、何か委員の先生方からご意見、ご質問いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
中原委員、お願いします。
○中原委員
1ページ目のところのゼロから2歳児保育無償化に向けた取組の一番下のところなんですけれども、総合福祉システムの改修というところで、不勉強で申し訳ない、具体的にはどのような改修をされるのかなというところが疑問に思いました。
○板橋こども青少年局幼保施策部長
よろしいですか。
○農野部会長
どうぞ。
○板橋こども青少年局幼保施策部長
1ページ目の企業主導型に関するシステム改修の関係になります。具体的には実際に対象となる児童を認定するという行為が出てまいりますので、システム上、そういった判定する機能を主には導入していくというようなことになります。
○中原委員
分かりました。じゃ、システムを導入されるということで。
○板橋こども青少年局幼保施策部長
既存の総合福祉システムというのがございまして、具体的に3・4・5歳のところは国制度で既に無償化というものも始まっておりまして、そういったものが、企業主導型は、大阪市が利用決定するという児童が利用しているわけではなくて、施設が独自に利用を、入所を決定するということですので、本市のほうで把握できない部分を償還払いという形で実質無償化にしていくという流れの中で認定という行為をそれぞれの児童に対してしていく必要がありますので、そういったあたりということになります。
○中原委員
分かりました。ありがとうございます。
○農野部会長
よろしいでしょうか。
これは国が例えばこういうメニューを出しますというと、国から改修費の予算なんかが出るんですよね。今回、大阪市さんが独自に。
○板橋こども青少年局幼保施策部長
これは大阪市独自で。
○農野部会長
独自です。だから、全部持ち出しでやっていただく。
○板橋こども青少年局幼保施策部長
そういうことになります。
○中原委員
ありがとうございます。
○農野部会長
児童手当と連動しているとか、そういうものではないんですね。
○中村こども青少年局企画部企画課長
総合福祉システムの中には児童手当や、保育所の入所とかも含めて福祉関係の事業が全部入っているんですけれども、その中の一部を改修するということになります。
○中原委員
勉強になりました。ありがとうございます。
○農野部会長
白木委員、いかがですか。
○白木委員
4ページの一番下のところの障がい児の受入れ強化というところで、ちょうど来年度の受入れも決まってきたところなんですけれども、やはりちょっと配慮の必要なお子さんであったりとか、ご家庭というところが増えている印象をすごく受けます。今年度も療育手帳をお持ちのお子さんであったりとか、診断書のあるお子さんには加配として配置ができていたんですけれども、やはりそれ以外のところですごく落ち着かなさであったりとか、そこでの保育者の負担であったりとか、そういったところが大きく感じておりまして、今年度、受給者証を取得される園児もすごく増えたんですけれども、とはいえ、配置のところにはなかなかプラスではできない状況があったので、ここが施行されるとなったらすごく園としては非常にありがたい取組と思いますので、ここはぜひとも強く、私としても実施できればとは思っています。
○農野部会長
ありがとうございます。
今ちょうど生活発表会とかいろいろ2月にしておられて、大概何か1人ついておられるようなこどもさん、先生がついておられるこどもさん、どこでもおられますよね。だから、同時に一番上の保育人材の確保対策というのをぜひ進めていただきたいというお話をすると、養成校に戻ってくると。養成校、頑張らなあかんなと思うんですけれどもね。ぜひ大阪を挙げて、小っちゃなこどもさんたちの、今、国もこども家庭庁ですか、はじめの100か月ビジョンですか。おなかの中にいる10か月から大体100か月の間、そのこどもの育ちをバイオサイコソーシャルですか、の観点からしっかりと育てることがその子の将来にかかってくる、そういうお話なんですね。ぜひそういう乳幼児をめぐる早期教育、保育あるいは家庭環境、そして健康保険、そういうのを総合的に展開していただけたらなというふうな気がします。
木曽委員、いかがですか。何かご質問、ご意見。
○木曽委員
ありがとうございます。聞こえますでしょうか。
先ほど白木委員がおっしゃっていただいた点について、私も確認させていただけたらと思います。私も現場の先生方の話を聞いていて、やっぱり加配をきちっとつけていくというところでは、診断書みたいな方法も使えると思います。
一方で、いろんな園に寄せていただいて、最近すごく加配の先生が増えてはきているんですけれども、結局加配ということはそのお子さんが退園、退所、卒園されたら途絶えるという形で不安定雇用ではあるというところの問題はすごく感じていて、そういう意味では障がい児だから加配するというよりかは、今後ともやっぱり保育上の定員、こどもに対する保育士数ということを国の配置基準どおりにされていると思いますが、国の基準配置では全然足りないというのが実際現場の声だと思うので、むしろそちらで安定的雇用としての保育士を増やしていくということを今後はぜひ考えていただきたいなというふうに思っています。
もう一点が、通所受給者証を持っているということは通所されている児童発達支援があるということで、これも最近園で起きてきているのは、担当園児は児童発達支援に行っていて、一日のうち午前中だけ保育所に来て、午後はずっと児発に行くというようなケースも増えていて、そうするとこどもが本当に園にいないみたいなことがあって、何かそれでそこに人がたくさん配置されていくというのも、もちろん園としては助かりますし、ほかのところに人が回していけるのでとても大切ではあるんですけれども、予算の振り分けが児発にもすごいお金が流れていて、保育所にも加配ですごくお金が流れていくという状況がちょっと予算配分的にどうなのかなというふうに思うところもあるので、であれば障がい児にというよりかはそもそもの定数として、きちんと保育士が置けるようにしていくというところは今後、ぜひ考えていただきたいなと思います。
一方で、医療的ケア児等はやはり看護師さんとか、それができる人が必要になるので、そこに対してはしっかり看護師を配置していけるだけの予算をしっかり得ていただけたらうれしいなというふうに思います。
以上です。
○農野部会長
ありがとうございます。
これまで施設はお預かりしている方、通所でも通所で来てくださっているこどもさんらをその拠点で全てのサービスを賄うという、そういう発想できたと思うんですけれども、でも、今後、保育所ももしかしたらこどもさんの状態に合わせて、メニューの中の一つと考えていったほうがいいかも分からないなという気が今のお話を聞いていて、そういうふうに感じました。
私も以前、以前というか、最近寄せていただいた保育所でライトバンがやってきて、あれ何ですかというと、いやいや、通所の方が迎えに来られているんですと、昼の2時に。こどもさんを連れて、放課後児童デイサービスに行かれる。だから、そういうこどもさんに何が必要なのかというのを考えながら、例えば保育所さんが起点となって、この子はここへつなげたほうがいいだろうみたいな形でサービスを活用するという、そういう発想も今後必要なのかなという気がしましたけれども。
大前提として、やっぱり配慮が必要なこどもさんに寄り添う人はできたら専門性のある方のほうがいいので、そういう特別支援教育の枠を担えるような、そういう保育士さんとか幼稚園の先生が出てきています。そういう人材をもっと育てていく必要があるだろうなという気がしました。ありがとうございます。
まだまだしばらく時間がかかりそうですけれども、まず、若い方々がそういう仕事を本当に夢見ていただいて、目を輝かせてどんどん飛び込んできていただきたいなと思いますけれども。ありがとうございます。
ほか何かございますか。よろしいでしょうか。
そしたら、続いて、パブリック・コメントの実施結果について移らせていただいてよろしいですか。ありがとうございます。
そうしましたら、続いて、議題2のパブリック・コメント実施結果について、事務局さんからご説明をお願いいたします。
○中村こども青少年局企画部企画課長
それでは、続きまして、議事2、大阪市こども計画策定にかかるパブリック・コメントの実施結果について、ご説明させていただきます。
資料の2-1「大阪市こども計画(素案)にかかるパブリック・コメント手続きの実施結果について」をご覧ください。
前回、11月28日に開催いたしました第3回教育・保育・子育て支援部会の後、12月13日に開催したこども・子育て支援会議に諮りました「大阪市こども計画(素案)」につきまして、令和6年12月27日から令和7年1月27日の1か月間、パブリック・コメントを実施いたしました。素案については、大阪市役所1階の市民情報プラザ、各区役所の区民情報コーナー、梅田、難波、天王寺の大阪市サービスカウンター、男女共同参画センター子育て活動支援館など、資料に記載の各施設への配架のほか、本市ホームページに掲載し、公表しておりました。その結果、643人、796件のご意見をお寄せいただいております。
その内訳につきましては、受付方法別では送付が最も多く341件、全体の53%となっており、また、大多数が大阪市内の方からのご意見で、性別で見ると女性が352件と約55%を占めております。年齢別では40歳台が最も多く、全体の30%。30代から40代を合わせますと全体の52%を占めるという結果になってございます。
続きまして、裏面をご覧ください。
いただきましたご意見を計画素案の構成に沿って分類しております。冒頭、部長の中林からも話がありましたとおり、796件のご意見のうち、放課後の居場所を提供する事業、児童いきいき放課後事業、留守家庭児童対策事業に関するご意見が全体の約92%を占めており、その次に多かったのが外国人等に関することでございます。
放課後の居場所を提供する事業へのご意見に関しましては、別途こども・子育て支援会議の放課後事業部会でご審議いただくことになりますが、一部をご紹介いたしますと主に学童保育(留守家庭児童対策事業)への補助金の増額を求めるものであったり、ニーズ調査の結果や量の見込み、提供体制の確保数などについて、ご意見、ご要望が寄せられておるところでございます。
続きまして、資料2-2をご覧ください。
この資料につきましては、今申し上げました放課後の居場所を提供する事業以外のご意見に関しまして、内容ごとに整理、集約し、本市の考え方の案を記載したものとなってございます。表の一番右側の計画掲載ページにつきましては、計画素案の関連ページを示しております。
なお、本日この案についてご意見をいただきました後、内部手続を経まして、3月末にパブリック・コメントに対する考え方として正式に公表する予定としております。
それでは、資料2-2に沿って順番にご説明させていただきますが、まず、1番のご意見をご覧ください。
全体的にアンケートや調査からの数値は出ているものの、市のこども計画としてどのように充実させていくかという数値目標が見受けられないというご意見をいただいております。これに関しましては、本計画の第4章において、量の見込みと提供体制の確保方策を掲載しております。この量の見込みと提供体制の確保内容につきましては、毎年度進捗状況を確認して、状況に応じて見直しを図ってまいります。
また、めざすべき目標像の計画最終年度の達成状況を分かりやすく示すため、成果指標としてはぐくみ指標を設定しておりまして、加えて、「重点施策」に関連する事業ごとの「施策指標」の数値の変化を確認しながら、毎年、施策の効果を検証、改善を図っていく旨、本市の考え方を記載しております。
続いて、2つ目です。学力に関して、こどもの学習状況にどれくらいの費用をかけているのか把握して、計画に反映してほしいというご意見をいただいております。これに関しましては、現在、学習状況や学力調査結果等のデータを客観的、経年的に蓄積し、学力向上施策の効果検証を行っておりまして、引き続き個々の学校やこども一人一人の状況を把握し、複合的、多面的な分析、検証しながら効果的な施策につなげていくという考えをお示ししております。
続いて、通し番号3です。こどもとそれを支える親や大人の幸福感をつくることが大切というご意見ですが、これについても基本理念及び重視する視点等から本市の考え方を記載しております。
続いて、通し番号4をご覧ください。
外国人住民に関するご意見といたしまして、各種学校である朝鮮学校に通っているこどもたちが、一条校と同様の行政サービスを受けることができないことはこども基本法におけるこどもの人権の保障に反しており、自治体が率先して差別や不平等を改善する必要があるため、こども計画にそうした文言を入れるべきというご意見でございます。このご意見に対しましては、「大阪市こども計画」の基本理念や重視する視点等、基本的な考え方の中でこどもの幸せを第一に考え、こどもの最善の利益が優先して考慮され、全てのこどもが適切に養育されること、教育を受ける機会が等しく与えられることなど、こどもの権利の養護に関する視点を計画書に盛り込んでおりますので、その一節をご紹介することにより本市の考えをお示ししようと考えております。
続いて、通し番号5のご意見の中で、全体的に横文字や理解に幅のある外来語の使用が多過ぎる、「こども」が平仮名表記であることが気になる、その他にも言葉の定義が気になるというご意見が寄せられておりますので、外来語、カタカナ言葉、解釈の難しいものにつきましては計画本編の巻末の用語の説明の中でご説明するようにいたしまして、その他言葉の意図するところについては本市の考えの中で説明を記載しております。
また、「こども」の平仮名表記につきましては、「こども基本法」の第2条の定義に合わせたものとしておりますので、その旨も説明しております。
次のページにいっていただきまして、通し番号6につきましては、こどもの意思表明権が恣意的に使われることのないよう、細心の注意を払っていただきたいというご意見でございます。これに対しましては記載のとおり、「計画の重視する視点」の(1)を引用しながら本市の考えをお示ししようと考えております。
続いて、通し番号7について、「大阪市のまち像」については、調査やアンケートからこどもを取り巻く環境の変化や抱える課題が可視化された上でのものなのか、公的責任としてどう取り組むのか明確にしてもらいたいというご意見でございます。本計画はニーズ調査結果等を反映した計画であること、また行政や関係機関が担うべき取組や、市民や地域の主体的な活動を支援する取組を総合的かつ一体的に取りまとめたものであること、具体的な取組については第5章、基本施策と個別の取組にまとめているものとして回答を記載してございます。
通し番号8につきましては、特別支援保育事業の2・3号認定の診断書を認定心理士も作成できるようにすること、その数をはぐくみ指標に設定することといった趣旨のご意見でございますが、これについては個別取組に係るご意見として、特別支援保育の取組の観点から本市の考えをお示ししております。
9番につきましては、こどもの放課後をよりよいものとするための取組の充実を「基本方向2」に追加してくださいというご意見でございます。これにつきましては、既に基本方向2の中で放課後事業に関する取組を記載していること、また児童いきいき放課後事業や学童保育に係る事業については、先ほど令和7年度の当初予算案でもご説明させていただいたとおり、制度の拡充を図り、取組を推進していくことを記載させていただいております。
10番につきましては、子育て中の保育士の方から、配慮の要る児童が増えている中で現場が疲弊しているという切実なご意見をいただいておりまして、本市では特別支援保育の推進を図っており、いただいた現場のご意見につきましては、今後の施策検討の参考とさせていただくという趣旨の回答をさせていただいております。
続いて、3ページのほうにいきまして、11番のご意見につきましては、現状・課題で人口、世帯等の社会状況からみる課題を分析し、問題点が明らかになっているが、それに対する必要な施策が何ら提案されていないというご意見をいただいております。これに関しましては、人口状況も含めまして、本計画のみで解決できる問題でもないことから、関係計画と連携を図りながら取組を進め、本計画では基本理念の下、人が財産であることに重点を置いたこども施策を精力的に推進することをお示ししております。
また、幼保小の連携、接続推進や保育所等の整備、保育サービス第三者評価受審促進事業等についても言及されておりますので、これらについては各取組の中でそれぞれの考え方をお示しし、本市の考えとして記載しております。
また、最後に、千葉県の流山市のような子育て家庭に選ばれるまちになるよう、もっと金と知恵と人的資源をこどもたちのために使ってほしいというご意見をいただいており、本計画がこどもの幸せを第一に考え、その課題解決に向けて推進するものであることがこども、若者、子育て当事者にしっかり伝わるよう、様々な工夫を凝らし、周知、広報に努めていく旨を記載しております。
続いて、12、13、14につきましては、主に学童期、思春期の教育施策に関する様々な観点からのご意見が寄せられております。それぞれ教育振興基本計画の観点やこども計画の基本理念、重視する視点等から本計画の趣旨にご理解、ご協力をいただくよう、本市の考え方を記載しております。
15番、16番につきましては、障がいのあるこどもの保育等に関するご意見となっていまして、これにつきましてもそれぞれの取組の観点から本市の考えをお示ししております。
17番、18番につきましては、保護者の方から子育てにかかる経済的負担に関するご意見が寄せられておりまして、学校給食の無償化等の取組について記載をしているところでございます。
19番、20番につきましては、定住外国人やこども、若者への本計画の意見聴取の取組についてご意見をいただいておりまして、こども、若者の意見募集やパブリック・コメント、Xや広報紙など様々な広報媒体を活用し、ご意見を募っている旨お示しさせていただいております。
21番につきましては、受動喫煙に関する取組のご意見でございます。本市では、大阪府子どもの受動喫煙防止条例に基づき、こどもの受動喫煙による被害からの保護を図っており、その旨お示ししております。
なお、このご意見の中にある本市の取組、一番下段のところで「おおさかチャチャっと卒煙」という取組がございます。これにつきましては、卒煙に向けましたアプリを開発して、それを普及していくというものでございますが、2025大阪・関西万博に向けての取組ということになっておりまして、予算事業としては今年度まで、令和6年度までのものであるため、本計画への掲載としては控えておるところでございます。
22番につきましては、地域の公園に関し、こどもたちが安心して遊べる場所の確保を求めるご意見ですので、公園整備の観点で本市の考えをお示ししております。
6ページにいっていただきまして、23番は本計画を実施する環境を整えること、役所内の部署間連携はできているのか、子育て当事者への情報提供ができているのかというご意見をいただいているものです。本市内の部署間連携につきましては、本市内部の全庁的な組織として「こども・子育て支援施策推進本部会議」を設置しており、素案を作成する際に12月に開催させていただいた上で、本計画の基本理念、重視する視点、めざすべきまち像など基本的な考え方を共有し、こども施策の重要性について理解を促しているところでございます。今後も関係部署と常時緊密に連携を図りながら計画推進に努めるとともに、市民の皆様に寄り添った分かりやすい情報発信に努めてまいります。
続いて、24につきましては、幼児教育・保育施策、学校教育の在り方について、こどもたちをもっと伸び伸びと、豊かに自分らしく、力強く生き抜く力を育てられるよう、意欲、想像力、主体性、個性を守れるような園・学校づくりをしていただきたい。今のこどもを取り巻く環境を大人たちが早急に改善してあげてほしいといったご意見でございます。本計画の基本理念や重視する視点は、まさにこのご意見いただいたような思いを込めた表現にしておりますので、それらを引用しながら本市の考え方をお示ししております。
25番につきましては、学校の統廃合や教職員の処遇、外部スタッフの導入、給食の無償化、学力・学習状況調査結果の取扱い、芸術文化体験の推進など、学校教育現場における様々な取組に関するご意見となっており、それぞれ取組の観点から方向性を示しながら本市の考えを記載しております。
26番につきましては、こども相談センターの体制についてのご意見であり、本市としても、こども相談センターで働く職員がこどもや保護者を適切に支援できるよう、研修の実施など、職員の資質向上、働きやすい職場環境整備に努めていく旨、本市の考えとして記載しております。
27、28につきましては、こどものことを第一に考えるよう促すご意見をいただいております。繰り返しになりますが、基本理念や重視する視点、めざすべきまち像を念頭に置きながら、施策推進に努めてまいる旨、本市の決意をお示ししたところでございます。
説明が長くなりましたが、いただいたご意見についての本市の考え方を述べさせていただいております。説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○農野部会長
ありがとうございます。本当にたくさんのご意見、いろんな角度からいただきまして誠にありがたいことですけれども、それを丁寧にまとめていただきましてありがとうございます。
何か委員の皆様方ご意見、ご質問ございませんか。
私のほうからすみません、25番のその他のところで意見の最後から2行目のところの高等学校が高騰になっていますので、修正してください。
いかがでしょうか。白木委員。本田委員、いかがですか。すみません、木曽委員、いかがですか。何かございませんか。
○木曽委員
ありがとうございます。
○中林こども青少年局企画部長
先生待ってくださいね。声が聞こえず。
○木曽委員
どうでしょうか。
○農野部会長
聞こえました。
○木曽委員
すみません。パブリック・コメントについてはたくさん寄せられたということで、市民の皆さん方も関心を持ってくださっているんだなというふうに思いました。全体として、放課後についてのこどもの居場所の話が多かったという点については、一市民としても非常によく分かりますので、ぜひそれは丁寧に検討していただけたらというふうに思います。
今回お示しいただいた本市の考え方に関してなんですけれども、例えば先ほどの喫煙のご意見について、21番のおおさかチャチャっと卒煙について、回答のほうには特に今ご説明いただいたこの事業自体が今年度、令和5年度ですか、6年度ですか、で終わりですみたいな回答がなかったので、この回答だけを読むと何かせっかく意見を書いたのに何も答えが返ってきていないような感じがしてしまうなというふうに思ったので、そのあたりもう少し書き加えてもよいのではないかというふうに今お聞きしていて思いました。
それに関連してなんですけれども、例えば22番の公園の話とかも、大阪市はパークファン事業ですか、何か公園でいろいろと、公園を使っていろんな事業をされたりとかということもされていますし、例えば23の保護者の情報に関しても、アプリの開発もそうですし、最近、私もLINEで各区の情報が届くみたいなものに登録して、結構それで西区さんとかすごい頑張っていて、いろいろ情報を送っておられたりするので、そういうところですごく情報にアクセスしやすい仕組みもできてきていると思うんですけれども、そういったものが多くの皆さんに届いているんだろうかというふうに思って、こういったご意見をいただいたときに、こういうのもありますよということをお知らせしていってもいいのかなというふうに思ったんですけれども。計画に寄せられた意見と考え方だから書かないのかもしれないんですけれども、何かむしろそこでこういうのもありますと。ご活用いただいて、その上でまたご意見がきっとあると思うので、知っているんだけれどもそれが足りないとか、そういったさらに深まったご意見を今後もいただけるようになるのじゃないかと思いますし、そういったところもご勘案いただけたらなと思いました。すみません。
以上です。
○農野部会長
ありがとうございます。何か事務局さん、コメントございますか。よろしいですか。
○中村こども青少年局企画部企画課長
ありがとうございます。一旦またこれの担当のそれぞれの局と調整をさせてもらいながら、市民さんに分かりやすくお伝えできるような方法をもうちょっと検討させていただきたいと思います。ありがとうございます。
○農野部会長
ありがとうございます。パブリック・コメントをいただいたときに、市からこういう考え方ですと丁寧に返していただくのは本当にいいなと思いますし、ありがたいですし、それが逆にそういう市の広報を知っていただくためのやり取りになるかも分かりませんので、もし書き込めるようなものがあればまたご検討いただけたらと思います。
いかがでしょうか。
○中原委員
特にありません。
○農野部会長
特にないですか。
○中原委員
すごく市民の方が関心持っておられて、また担当の方々が丁寧に考えをお示しいただいているなと思いました。
○農野部会長
ありがとうございます。いろんな考え方を持っておられるので、そういう意見がいろんなところからうかがえるんですけれども、白木委員、いかがですか。
○白木委員
感想になるんですけれども、意見を寄せていただいた市民の方々というのは何かしらこのメッセージをどうにかして伝えたいという思いがあって、きっと出されたんだろうなと思うんですけれども、中にはちょっと偏ったような見方であったりとか意見に取れるようなものもあるのかなというふうには感じたことと、それが自分自身の思い、意見も客観的に偏ったものになっていないかというのを見直すきっかけにもなるような中身があったなというふうに思いました。
大阪市のほうから返信というかお答えがあって、大阪市としてどう動いていくかということを示されたということだと思うんですけれども、私もやはり一施設の立場として、施設として何ができるか。仕組みとしてあっても、知られなければそれは役割を果たさないと思うので、それを何か発信できるものがないかということを考えていきたいなというふうに思いました。
以上です。
○農野部会長
ありがとうございます。
この意見の中に保育に携わっておられる当事者の方の意見があって、本当に共感できるなという、そういうところもあったんですけれども。一方で、様々なご意見を持っておられる方がやっぱりまちの中では住んでおられて、そういうご意見をどのように調整していくかというのはなかなか行政として難しいところもあろうかと思いますけれども、非常に真摯に取り扱っていただいているなと、そういう印象でございます。
先般、私の大学の存在している区で区政会議でお話ししていただいていて、晩に出かけていって、いろんな地域の方々のお話をお伺いしてきたんですけれども、やっぱりソーシャルワーカー、スクールソーシャルワーカーという方々が地域の中でそういうこどもさんに関わっておられる団体とか、そういう方々がだんだんと認識されてきているという様子がうかがえて、いいなと思ったんです。つまり地域の中でこどものために学校をベースに動き回ってくださる方が地域の中で認識されてきている。そういう方々、地域の中に民生委員、児童委員さん、いろんな方々がおられるので、そういう方々がまずこういう施策について知ってもらって、そういう何か事あるたびにこんな計画をつくりはってんよみたいな、そういうことをいろんなところでおっしゃっていただいたらいいなというふうにお話をしてきたんですけれども。地域の中でそれぞれ活動する人たちがやっぱりしっかりといろいろ啓発、広報、あるいは見つけていただいて支援をしていただく、そういうことは本当に今後、いろんな方が住まう中で大事かなというふうな気がしました。
大阪府でも、外国にルーツのある方々のパブリック・コメントがたくさん入っていたんですけれども、やっぱり私たちついついニューカマーの方々を気にかけたりはするんですけれども、オールドカマーの方々もやっぱりいろんな課題も書いておられる方がおられる。そういういろんな人たちが暮らす大阪市の中で、やっぱりいろんな方々に気を向けていなければならいなということをつくづく理解できたと、そういうコメントだったというふうに思っています。
あと、よろしいでしょうか。
そうしましたら、続いて、大阪市こども計画(案)について、事務局さんからご説明いただきたいと思いますが、よろしくお願いします。
○中村こども青少年局企画部企画課長
それでは、議事3の大阪市こども計画(案)についてご説明させていただきます。
まず、資料3-1「大阪市こども計画(素案)からの主な変更点」の資料をご覧ください。
こちらの資料は素案からの変更点をまとめた資料となってございます。誤字・脱字の修正や体裁の修正など軽微な修正は除いたものとなっております。
なお、資料の一番左端の列には現時点での計画案である参考資料1、大阪市こども計画(案)本編の該当ページを記載しておりますので、そちらも併せてご覧いただければというふうに思います。
まず、計画案の3ページでございます。
(2)計画の位置づけにおける関連計画の概念図が3ページのほうにございます。この概念図の中に、今回、副首都ビジョンと自殺対策基本指針を追記してございます。副首都ビジョンは、大阪が平時の日本の成長、非常時の首都機能のバックアップを担う副首都として先導することを目指し、大阪府、大阪市のほかオール大阪の指針として作成されたもので、令和5年3月に「副首都ビジョン【改定版】~若者・女性のチャレンジにあふれ、ワクワクする大阪~」として取りまとめられたものでございます。その中で暮らしやすさ、働きやすさ、楽しさを高める機能として、「子育て、教育環境充実」という次世代を育む視点について言及されていることもあり、今回関連計画として追加したものでございます。
また、自殺対策基本指針につきましては、こども計画素案の中でも、「こども・若者を取り巻く状況から見る課題」として、こども・若者の自殺死亡率の増加についても言及しております。計画でいきますと21ページ、この辺りが大阪市自殺対策基本指針の資料等から使わせていただいているものになっております。また、全てのライフステージを通した重点的支援をまとめている基本方向4の施策5としましても、「こども・若者の自殺対策」の項目を立てていることから、今回3ページのほうに関連する計画、指針として追記したものでございます。
続いて、資料3-1に戻っていただきまして、続いて、計画案でいきますと29ページ、第2章、現状と課題の「3子育てに関する状況」の児童虐待の数値につきまして、令和4年の全国の件数が国のほうで修正されましたので、それを反映させていただいております。
続いて、計画案の48ページをご覧ください。
計画案48ページのほうにおきまして基本施策を一覧でまとめておりますが、素案の段階では基本方向4の(3)、今そちらは修正後の表現では、「ライフステージを通して対処すべき課題を解決するための仕組みの充実」というふうに書いていますが、もともとの素案の段階では資料3-1にありますとおり、「こどもや若者が抱える課題を解決するための仕組みの充実」としておりました。この表現が48ページの基本方向2、学童期・思春期の「(2)こども・若者が抱える課題を解決する仕組みの充実」とほぼ同じ表現になっておることから、適切に伝わるように基本方向4のほうの表現を修正させていただきまして、「ライフステージを通して課題を解決する」という表現に改めてはどうかというふうに考えておるところでございます。
続きまして、計画素案の50ページに「第4章子ども・子育て支援法に基づく市町村計画」を書いておりますが、この50ページでは、「就学前のこどもに係る教育・保育の量の見込みと確保数」を記載しております。こちらについて最新の数値に改める必要が生じておりまして、そちらを修正させていただきました。その理由や考え方等につきましては、後ほど担当のほうから改めてご説明させていただきます。
続いて、61ページ以降の「第5章、基本施策と個別の取組」における基本方向1から5の具体的な取組についてでございます。こちらにつきましては各取組の、例えば63ページを開けていただきますとそれぞれの事業に対象年齢で丸をつける欄がございます。ここでは各取組の対象年齢の丸の表示に不足や誤りが幾つかございましたので、そちらを修正させていただきますとともに、取組の並び順や再掲を改めて整理しております。各取組につきましては、基本方向ごとに別途一覧で整理しておりますので、参考資料3「大阪市こども計画(案)における取組について」というA4横にしてある資料のほうをご覧ください。
この取組の並び順につきましては、施策ごとに施策指標を設定している取組(太字になっている取組)をまず最初にまとめて掲載することとしまして、その上で基本的には妊娠前から出産、乳幼児、学童期、思春期、青年期とライフステージの並びになるように整理をさせていただきました。ライフステージ順に寄り難い場合は相談から支援、こども・若者等に限定した取組から全般的な取組などの考え方に沿って、改めて順番の整理をさせていただいているところでございます。
資料3の1ページの下段、網かけをかけているところが素案からの修正箇所でございまして、1ページ目の下段の「こども家庭センターの運営(利用者支援事業(こども家庭センター型))」でありますとか、「利用者支援事業(基本型)」などにつきましては、主に身近な地域における子育て当事者への支援の充実に関する取組といたしまして、主たる記載を基本方向5の子育て当事者の支援のほうに移した上で、妊娠前から子育て期までの切れ目のない支援にも係るものとして、基本方向1のほうでは「後掲」という形で掲載するように整理をいたしました。
また、2ページ目の「こどもの健康や安全を守る仕組みの充実」に掲載しております「食に関する相談、指導」の取組と、「情報や学習機会の提供」に関する取組につきましては、この内容そのものが乳幼児期を対象とした取組でございますので、もともとこの内容が基本方向2の学童期、思春期のほうにおりましたので、それを基本方向1のほうに移設しております。
続いて、3ページに移っていただきまして、色づけしております保育人材確保対策の部分でございます。前回11月28日の教育・保育・子育て支援部会におきまして本田委員より、「基本方向1の乳幼児期の教育・保育内容の充実、待機児童を含む利用保留児童の解消、保育の質の向上、これのいずれにも保育人材の確保対策が重要」だというご意見、ご指摘をいただいておりましたので、関連する各施策に保育人材の確保対策を後掲・再掲とするように整理をさせていただいております。
また、3ページの一番下、在宅等育児への支援の地域子育て支援拠点事業とファミリーサポートセンター事業につきましても、主たる掲載を子育て当事者の支援である基本方向5に移設し、基本方向1は後掲として記載するように整理をいたしました。
続いて、7ページをご覧ください。
基本方向2の7ページのところで、施策3「学力の向上」の欄に「国際バカロレア教育の導入」を教育委員会事務局の新たな取組として追記しております。
施策4の食に関する相談・指導の取組については先ほどご説明した内容でございまして、乳幼児期の取組であるため、基本方向1に移設しております。
続いて、10ページをご覧ください。
基本方向4の項目でございます。施策1「児童虐待の発生を予防し、早期に発見、対応する仕組みを充実します。」それに関する取組といたしまして、令和7年度当初予算案の議事1のほうでご説明させていただきました新規事業、児童養護施設等における負担軽減・定着支援事業を追加し、施策2のほうにも再掲という形で掲載しております。
11ページをご覧ください。
11ページにつきましては先ほどご説明させていただいたとおり、基本施策3の表現を「ライフステージを通して対処すべき課題を解決するための仕組みの充実」に修正をさせていただいております。
また、11ページから12ページにかけまして「障がいのあるこどもと家庭への支援」について取組を掲載しておりますが、11月の第3回部会におきまして白木委員より、放課後等デイサービスや保育所等訪問支援事業も重要な取組であるため、重点施策として指標を加えてほしいというご意見をいただいたことを受けまして、12ページにおいて、施策指標を設定して掲載をさせていただいております。
続いて、12ページの下段のほうに「ヤングケアラー外国語通訳派遣事業」というのがございます。これにつきましては、ヤングケアラーの事業でありますので、主たる記載としては施策5「ヤングケアラー支援の推進」に置いた上で、施策4「外国につながるこどもと家庭への支援」には後掲として記載するというふうに整理をいたしております。
続いて、14ページをご覧ください。
こちらから基本方向5の子育て当事者の取組になりますが、基本方向5の施策1の重点施策「誰もが安心して子育てできる取組の充実」では、「地域子育て支援拠点事業」と「ファミリーサポートセンター事業」を先ほど申し上げた基本方向1のほうから移設しまして、さらに令和7年度の当初予算案の新規事業としてご説明いたしました「子育てサポートアプリ」と「子育て応援ヘルパー派遣事業」を新たな取組として追記しております。
15ページの基本方向3の重点施策「ひとり親家庭への支援の充実」では、同じく新規事業である「若年ひとり親家庭等への支援」を追記しております。
基本施策と個別の取組の変更点は以上となりますが、前回の第3回部会におきましては、そのほかにも「保育・教育関係で性被害防止の観点を視野に入れて取り組んでいただきたい」というご意見でありますとか、「めざすべき目標、はぐくみ指標とその下にある施策がうまくマッチしていないのではないか」、「大阪市は様々な事業を手がけているがゆえに、どこに力を注いでいるのか分かりにくく、『めざすべき目標像』に進んでいっているのか不安になる」というご意見をいただいております。これに対しましては、計画の中で関連する具体的な取組内容の記載をなるべく充実させるように努めておりますが、今後、各施策の中で必要に応じてさらなる取組の充実を検討していくとともに、要点を絞った概要版でありますとか、こどもに対するやさしい版の作成などによりまして計画の内容がしっかりと伝わるよう努めてまいりたいと考えております。
恐れ入ります、資料3-1、こども計画(素案)から主な変更点のほうにお戻りいただけますでしょうか。
前回の部会におきまして、「各区がそれぞれ区の特性に合わせて様々なよい取組をしているので、計画に掲載してほしい」というご意見もいただいておりました。それにつきましては、計画素案の165ページ、「第6章 計画の推進にあたって」の「5 自律した自治体型の区政運営」という形で、165ページ以降に各区の特色に応じて取り組んでいるこども施策関連事業を計画の基本方向ごとに取りまとめて掲載をしております。
また、前回省略させていただいておりました用語の説明につきましても、204ページ以降に整理をいたしております。さらに、ご説明させていただきましたパブリック・コメントの実施結果についても、216ページ、217ページに掲載をし、計画案として一通り整理させていただきました。
この大阪市こども計画(案)につきましては、本日ご審議いただいた内容も反映しまして、改めて精査した上で3月26日に開催予定のこども・子育て支援会議親会のほうに諮りまして整えてまいります。最終、親会での審議結果を反映したこども計画(案)につきまして、本市内部で決裁を経た上で成案として公表してまいります。
私のほうからは以上でございますが、続いて、後ほど説明すると申し上げました就学前の子どもに係る教育・保育の量の見込みと提供体制の確保の内容の修正につきまして、ご説明いたします。
○農野部会長
お願いします。
○松井こども青少年局幼保施策部環境整備担当課長
環境整備担当課長の松井です。どうぞよろしくお願いいたします。
私のほうから、参考資料でいいますと50ページになります。資料としましては、資料の3-2になります。
50ページの表の右側に確保の内容、ここが変更後の指針となっております。どういうふうな理由でどういうふうな変更をしたのかというのを資料3で抜粋して記載させていただいておりますので、資料3-2をご覧ください。
まず、確保の内容を変更する理由でございますが、国は保育の量の見込みや確保の内容などを定める今回のこども計画、この策定を求めますとともに、保育施設等整備に当たりまして、補助率のかさ上げなどの国の財政支援が必要な自治体に関して、別途保育の量の見込みなどを記載する実施計画というものの提出を求めております。その実施計画におきまして、国は令和7年度から10年度におけます定員増減の予定という項目を新たに国が設けたところでございます。
定員増減の予定というのはどういうものかといいますと、保育提供区域、大阪市は区単位になるんですけれども、全区の各年度におけます新設などをする保育施設の数とか定員を記載するものとなっておりまして、そういった項目を令和7年度から新たに記載しなさいということとともに、それがこども計画の確保の内容と整合性を図るように、今年の1月、先月ですね、各自治体に指示をされたところでございます。この国の指示に対応いたしますため、確保の内容を更新するということになります。
その内容なんですけれども、各年度におけます提供体制の確保の内容につきまして、資料3-2の表の左側から右側に更新するんですが、具体的には真ん中の矢印の記載がありますとおり、前回以降の新たな情報、これを確保の内容に反映することといたします。
前回以降の新たな情報とは、矢印の下の1から3に記載しておりますとおりでございまして、まず①としまして、令和6年度整備数の最新情報を反映いたします。続いて、②令和7年度予算案の整備予定数、先ほど予算案をご説明したんですけれども、その整備予定数を反映した上で、最後に③としまして、令和8年度以降の整備量につきましては、この下に記載のルールがあるんですけれども、これは前回同様のルールなんですが、このルールを基に再算出し、それを反映いたしました。更新後の確保の内容の年度別につきましては、参考資料2の17から24ページのところに記載しております。
説明は以上となります。よろしくお願いいたします。
○農野部会長
よろしいでしょうか。ありがとうございます。
そうしましたら計画案についてまたご意見いただきたいんですが、いかがでしょうか。
木曽委員、いかがですか。
○木曽委員
すみません。木曽です。ありがとうございます。
ちょっと資料がたくさんあり過ぎて、私の頭がついていけていないというところで特に質問が今思い浮かばないんですけれども。大変な作業を皆さんがしてくださって、区の内容も入れていただいて非常に各区の取組も分かっていいなというふうに思って見させていただきました。すみません、感想です。
○農野部会長
ありがとうございます。また後ほどお願いします。
いかがですか。白木委員、お願いします。
○白木委員
前回の会議の内容を反映していただいたというところが非常にうれしく思うところであります。ヤングケアラーの外国語通訳派遣というところなんですけれども、ちょうど先日、私、施設が西淀川区にあるんですけれども、通われている園児さん、外国にルーツのある園児さんでちょっと発達に課題を感じるところがありまして、日常のコミュニケーションでも難しいところがあるんですけれども、さらにちょっとナイーブな内容だったりするところを保護者の方に伝えるところで、やはり細かいニュアンスとかが伝わりにくいというところで、翻訳機とかは使うんですけれども、本当に意図することが伝わっているかどうかが定かではないので、やはり人と人で通訳としていてくださったら伝えやすいのではないかというところで、西淀川区のほうにそういった通訳の派遣みたいなことがないですかと聞いたところだったんです。そしたら、今現状としてはそういった形はないですと言われたのが答えだったんですけれども、保護者の方がそういった通訳のサービスを受けるというふうに申出があれば利用できる何かサービスがあるみたいなんですけれども、保護者の方が要望しているわけではないので、園から通訳が派遣してもらえたら助かりますといったところだったので、そういったことがないというふうに言われてしまって、ちょっとどうしていこうかなというふうに考えたところだったんですけれども、区としても、今後そういったことというのは需要があると思うので考えていきますというふうにおっしゃっていただいて、実際こういった形で明示されるというのはすごくありがたいことだなと思ったことが一つです。
もう一つ、変更の今読み上げていただいた中に、最初、自殺の話、その後、児童虐待の話という何か胸にちょっと重たいものがあるなというふうに見ていたんですけれども、そういったところでそのつながりとして先ほど少し出ました性教育の話とかもあると思っていて、性教育は何かいやらしいこととかいうことではなくて、自分の心とか体を守るとか、何かそういったことを乳幼児期に伝える必要があると思って、施設でもちょうど今取り組み始めたところなんですけれども、またパブリック・コメントに戻るんですけれども、なかなか大人の認識とか変えていくのはすごく難しいなと思っていて、こどもたちに伝えるということは大事なことですし、まだまだ伝わりやすいと思っているんですけれども、大人の認識とか考え方とかすぐに全てが変わるとは思っていないんですけれども、でも、変えていけるように伝え続けていくことが大事だなというのを今の流れの中で感じたところでした。
以上です。
○農野部会長
ありがとうございます。何か大人のほうが戸惑っているような感じがあったりして。この間もある保育所に寄せていただいたら、バイリンガルの5歳の子が保育士さんと母語しかしゃべられないこどもの通訳をしているという話を聞いて、すごいな。ある意味、いいなと思ったんですけれどもね。ぜひそういういろんな興味、関心を持って勉強していただけたらなというふうに思うんですけれども。実績みたいなのを載せていただいたら。
保育室に母語でハッピーバースデーみたいなのを貼っていたり、何かそういうお祝いの歌を母語で書いてあったり、それを毎朝、いろんな国の子たちがいるので、挨拶がいっぱい書いてある。そんな歌なんですよね。今月、この子の誕生日はこの国のおめでとうという言葉を言ってあげようみたいなことをやってはるんですよ。いいなと思って。そういう何か、日本のこどもたちは自尊心が低いとか、何か自信がないとかいろいろ言われるんですけれども、何かそんな小っちゃいときの取組がしっかりとこどもたちの意識を変えるような何かになればいいなと思って拝見しているんですけれども。大人のほうがちょっとついていけないことについついなってしまいますけれども、こどものほうが本当に感受性が高いというか、環境の中でしっかりと何か育ててもらっているなというふうに、そういうふうなことを感じました。
中原委員。
○中原委員
ご説明ありがとうございました。
参考資料3の15ページ、基本方向5ですか、その中で若年ひとり親家庭等への支援が今度、新規の取組として記載されているんですけれども、それを拝見しますと若年ひとり親の定義が10代から20代のというところでとても幅が広いなという印象を受けました。20代になりますと、思い浮かべるのは20代前半だとは思うんですけれども、20代で一くくりにすると二十八、九も入ってくるように捉えられる。こちらの素案のほうの用語の定義のところにもそこがちょっとなかったので、もし利用される方とかがいらっしゃったときにこのあたりどのように対象がなるのかなというの、その辺がちょっと気になりました。
○農野部会長
ありがとうございます。国の合計特殊出生率の算出は15歳以上の女性になっていますよね。
○中原委員
そうです。
○農野部会長
本来、婚姻年齢がどうなんだというふうなあたりから考えておられるみたいなんですけれども。実際のところ、母子保健の中でそういう出産であるとか、あるいは人工中絶であるとか、そういうことを見ていると10代の子たちというのはただ単に、今回は経済的な困窮者の方にというテーマがありましたけれども、やっぱり母子を含む、父子もありますけれども、親子を取り巻く環境がどうなのかといったことをやっぱり総合的に考えていく必要があるので、今回そういう若年の母子の方の相談支援をされるのは理にかなっているなと。いかがでしょうか、これ何か年齢で区切るのは難しいですよね。
○中原委員
難しいかなと。
○久山こども青少年局子育て支援部こども家庭課長
すみません、こども家庭課長の久山です。
若年、確かに一般的には20代後半を若年というかというところはあると思いますが、令和5年に行いましたひとり親の調査におきまして、10代、20代というくくりと、30代以降と差がございましたので、20代後半含めた形で少し幅を持たせて、支援が必要という分析をしました。ですので、普通に用語としては若年というのに20代後半も入るのかというところはございますが、対象としては20代全般も入れていくというふうに思っております。
○農野部会長
いかがですか。それぞれの区の特色なんかも出ていて、取り組んでいただいている。今回、国際バカロレア、中高一貫校でモデル的にされる分ですよね。
○関之尾教育委員会事務局指導部初等・中学校教育担当次席指導主事
今現在、大阪市にある小中一貫校において、1校をバカロレア教育に取り組む学校として選定して取り組んでいこうというところです。実績といたしましては、今現在は府に移管されておりますが、大阪市立でありました水都国際高校でも取り組んでいるところです。
○農野部会長
そうなんですね。国際都市になっていただくためにも、国際人を育てるということは大事ですもんね。
あと、いかがですか。何かございませんか。ご意見とかご質問とか、ほかございませんか。
本当にこれ、年齢ごと、あるいは施策ごとにまとめていただいた資料、とてもありがたいんですけれども、ちょっと字が小さいけれども。
○中林こども青少年局企画部長
次は変更しておきます。
○農野部会長
これはどんな形で載るんですか。この計画の中に入りますか。
○中村こども青少年局企画部企画課長
この表としましては、本日の部会の提出資料として作らせていただきまして、ものすごく字が小さいのですが、この概要につきましては、計画の本体に載っている文言と基本的には同じ文言を載せさせていただいております。
○農野部会長
これは分かりやすい。例えばこれ、AIで個人情報を入れるというのはちょっと抵抗はあるんですけれども、例えばこういうふうなことに何か使えるサービスはないですかと入れて、それがAIがこういう事業があります、年齢はこうです、事業内容はこうです。窓口はどこに行ってくださいみたいなことをAIがいろいろ答えてくれはったらいいなと思って。いろんなデータを入力するということにまだちょっと私は抵抗はありますけれども、そういう時代がくるのかな。こんな、物すごく役に立つような。本当に何かもったいないですね、この整理の資料ね。
○中林こども青少年局企画部長
ちょっと検討させていただきたいと思います。
○中村こども青少年局企画部企画課長
計画の本体としましては参考資料1のこちらのほうで。このエクセルの横の表と内容は同じなんですけれども、別途いろいろ今後を含めまして使い道はあると思いますので。
○農野部会長
そうですね。僕は使い道はあるかなと思います。
○中原委員
一覧で見やすいというのは思いましたね。
○中林こども青少年局企画部長
市民の方にこのボリュームあるものを全部見ていただくのはなかなか厳しいものがあります。
○農野部会長
そうですよね。これ見た瞬間にワーッと。
○中林こども青少年局企画部長
そうですよね。
○農野部会長
ワーッと。
○中林こども青少年局企画部長
ちょっと見やすい形で検討させていただきたいと思います。
○中村こども青少年局企画部企画課長
ありがとうございます。
○木曽委員
すみません、木曽です。聞こえますでしょうか。
○農野部会長
どうぞ、お願いします。
○木曽委員
すみません、やっと追いつきました。お待たせしました。3点ほどあるんですけれども、まず、最後の多分基本施策5のところで、前もちょっともしかしたら発言したかもしれないんですけれども、仕事と生活の調和の推進のところで2つしか取組が書かれていないんですけれども、実際のところは例えば保育園とかももちろんここに入ると思っていて、これをまた再掲になるのでどこまで書くかというところにはなるんですけれども、何か2つしかないので、重点施策なのにすごく弱いような見え方になってしまうな、そこがもったいないなというふうに一つ感じました。
2つ目が、先ほど白木委員がおっしゃっていた外国人の通訳派遣に関してなんですけれども、今、多分公設公営の保育所さんには通訳派遣というのがあると思っていて、これも書かれていたんですけれども、それをもう少し拡大していくことはできないのかなというふうに、ヤングケアラーだから外国語派遣が必要というわけではないと思うので、もちろんそのケースもありますけれども、もう少しこのあたりは広くやっていただけないかなというふうに私も思いました。
何かその点に関しては区の取組も載せてくださったので、もともと外国人の多い地域とかはそういったこともされているなというふうに見せていただいていましたので、そういう区の先進的なというか、大阪市の中でも先進的にやっていることがほかの区にも広がっていけることとかもあると思うので、そういったところを拡充するというようなこともぜひ今後お考えいただけたらと思います。
最後が、ちょっと学校の話になってくるので、この会議でどこまでになるのかなというのを思いながらの発言なんですけれども、ちょっとパブリック・コメントの中でも学力ということを指標にしているけれども、それはどうなのかというご意見があって、先ほど自死の話もありましたけれども、こどもの生きる気持ちが高まりにくい現状ということを考えたときにもちろん1つ目ではなく、重点施策の3つ目ぐらいに学力を置いてくださっているので、重点として先に考えているのは学力だけではないというところが大阪市の姿勢だと思うんですけれども、何かそのあたりで見たときに、すみません、資料の具体的ページを言えず申し訳ないんですけれども、私が今見ているのは参考資料3の先ほどの一覧になっている部分ですね。取組の一覧のほうを見せていただいていて、5ページのところから書いてくださっているんですけれども、このあたりでいろいろ活動、成長の糧となる多様な体験や学習ができる機会の充実で上がっているものが結構学校外のものなのかなというふうに見ておりまして、なので、何か学校外で体験をして、学校の中では、次、道徳心のところあたりは学校の中かもしれないんですけれども、何というか、学校の中で楽しいな、学校楽しいなみたいな、こどもさんに聞いている項目でも、学校は楽しいな、行きたいなと思いますかみたいなものがやっぱりちょっと低いですよねというお話もあったと思うので、このあたりがちょっと今後の課題ではあるのかなと感じました。
国際バカロレアももちろんとても重要な点だと思うんですけれども、そもそも大阪市のこどもたちみんなが日々を楽しく過ごせているんだろうかという点で、放課後の点はたくさん意見が上がっていたと思いますし、放課後についての検討と併せて、学校教育についてどういうふうに何を重視して大阪市はやっていくのか。これまではどちらかというと学力が高くなっていくようにということを目指してこられた部分もあると思うので、そのあたりも一度ご検討いただきたいなと思いました。
すみません。たくさんになりましたけれども、以上です。
○農野部会長
ありがとうございます。パブリック・コメントでもそういう教育に関するようなご意見が含まれていて、教育に関しては非常に熱心な方の意識、あるいはそういう要望も高いんだろうなと思うんですけれども、大阪市さんの教育振興基本計画に基づいて学校教育をどうしていくかと、そういうふうなことをやっておられて、高校あたりはあれですか、学校の協議会というのがありますね。そういう協議会でもいろんなご意見をいただきながら教育してもらえるようなところもあって。
つまり学力、こどもが育つための力というか、何というのか、身につけるべき力とはどんなものなのかというのをやっぱりいろんなところで考えていただいておるんだろうなと思うんですけれども。今回、確かに野外活動センターをはじめ、いろんなところでこどもが体験できるようなもの、放課後の留守家庭事業もそうですけれども、学校以外のメニューがあがっているわけなんですけれども、やはり体験や学習ということがこどもがどこで何を学ぶのかという、そういう機会をやっぱりいろいろ増やしてあげるのは必要なのかなというふうな気がするんですよね。そういう意図で、そういうふうに基本施策でも項立て、重点施策としておられるんだろうと思うんですけれどもね。
でも、木曽委員おっしゃるとおり、今後、こどもたちがどんな力を身につけるのかということはやっぱり物すごく大事なので、だから、物すごく木曽委員のご意見に共感できるんです。そもそもこどもがどんなものを身につけるべきなのか、あるいはどんなものを身につけたがっているのかというそこの兼ね合いですよね。そこをどうしていくんやろうという気がするわけです。今まで本当に知識偏重のそういう教育できて、今後より考える力をつける必要がどうも出てきているみたいなので、考える力のベースとなるコンピテンシーですか、自分で興味をもって考えていく、そういう力をこどもたちがどういうふうに身につけていくかということを考えると同時に、学校だけが教育をしているわけではないところもあったりしますよね。ちょっとあまりうまく言えませんけれども。
○木曽委員
部会長、すみません、木曽です。今お話まとめてくださって大変うれしくお聞きしていたんですけれども、もう一点、今のお話を聞きながら、私も補足しようと思った点がありまして、何か保育の人間はすごく養護と教育ということを大事にしていて、ベースにまず必ず養護があると思うんですけれども、どうしても学校にはどういうふうに育てていくか、どういう力をつけるかというところが非常に重要なんですけれども、その前に安心・安全みたいな、こどもたちがその場所で安心して過ごせるみたいなことが守られているから、どう育っていこうという話になると思っていて、いじめの問題も自殺の問題も不登校の問題もそうなんですけれども、やっぱりまず安全・安心というところがまずすごく薄れているのが環境の問題なのかなと思っております。
その点でいうと、放課後の経験とかいろんな体験ということも非常に重要なんですけれども、いきいきのときにいつも質の問題の話になってくるときに、いろんな体験ができますということの前に、まず、そこの場所が安全・安心です、こどもたちにとって安心できる居場所です。で、そこから何を体験できるようなメニューがあるかというお話になると思うので、何か今の感じだといろんな体験メニューがありますというところなんですけれども、まずは、でも、その場所が本当にこどもたちにとって侵されないというか、攻撃されない場所であるということの確保のほうが非常に重要だと思いますので、その点も併せてお願いしたいと思います。すみません。
○農野部会長
ありがとうございます。保育は幼児教育と養護だと。生命の保持と情緒の安定、そういうところがこどもたちの、特に幼少時期のこどもたちの暮らしには大事だということなんですけれども、そういう情緒の安定だとか生命の保持なんて考えると、これは幼児さんだけの話ではない事態がやっぱり起きているわけで、だから、こどもにとってその場所が安心・安全なのかどうなのか、それを大人がどのように見守っているのか、そういういうふうなことを気にかけていく必要がある。そういう時代になっている、確実にということでしょうね。ありがとうございます。なかなか言うのは簡単、批評するのは簡単ですけれども、実際にね。
○中村こども青少年局企画部企画課長
1点だけ。
○農野部会長
どうぞ。
○中村こども青少年局企画部企画課長
企画課長の中村です。
木曽委員のおっしゃられていたことも含めまして、実は現計画、今の第2期計画におきましては、実はいわゆる並びが、1番目が学力やったんです。学力があって、道徳心があって、体力の増進があって、成長の糧となるという、その順番で今の計画はつくられていました。今回、学童期、思春期を整理するに当たりまして、まず、教育委員会事務局さんとして持っておられる教育振興基本計画があって、それは来年度に向けて計画がまたつくられると。一方で、こども青少年局としてつくる計画としてのこども計画として、まず、教育委員会事務局さんの内容よりも、まずは一旦こども青少年局事業が入ってくるものを前に出させていただいたというのが我々の中で検討していく中でそういう順番にさせていただいたというのはございまして、なので、来年以降、また教育さんとも調整しながら、次に向けてどうしていくかというのは考えていかないといけないのかなというのは思っているところではあります。
○関之尾教育委員会事務局指導部初等・中学校教育担当次席指導主事
すみません、よろしいですか。
○農野部会長
どうぞ。
○関之尾教育委員会事務局指導部初等・中学校教育担当次席指導主事
教育委員会事務局の関之尾と申します。失礼します。
先ほどお話が出ておりました大阪市教育振興基本計画につきましてご説明いたします。教育委員会で策定しておりまして、その中で最重要目標として3つの柱を立てさせていただいております。それのまず1点めに「安全・安心な教育の推進」を掲げておりまして、こどもたちにとって学校園が安全・安心な場であることをまずしっかりと進めていくということで1点めに挙げております。
ちなみにですが、2点めとして「未来を切り開く学力・体力の向上」、そして、3点めで「学びを支える教育環境の充実」ということで方針を定めております。
私からは以上です。
○農野部会長
ありがとうございます。
私なんて小っちゃいときからあまり勉強してこなかったので、ある時期にやっぱり勉強というのはこういうふうにしているんだよと誰か教えてくれはったらよかったのになとか思ったりするんですよね。小学校に入って、国語の本を音読する。あるいは先生が何かしゃべってくださる、文章を書く、あるいは作文を書きなさい。それぞれの行為が一体どんな意味があるのかというのを考えたときに、やっぱり読んで、書く。聞いて、話す。そして、見て、行動する。体育とかそうですね。中心に考えるという力があって、こういうものを通じて、こどもが考える力を伸ばしていくんだよというふうなことをどこかでやっぱり教えてあげたら、そういう学びを私はしているんだということが理解できて、そういう考える力を支えるのがコンピテンシーで、興味を持って、こんなことをやったらとかいう、そういう機会があって、そういうものを自分で意識しながら勉強してきたらもうちょっとましやったかどうかみたいなということを考えたりしたことがあるんですけれどもね。
だから、今後、こどもたちが本当に学ぶこと、僕らのときよりはるかに高度化していますので、情報量も多いし。その中で本当に何が必要なのかというと、自分が今何を学んで、どういう形で学んでいるのかというのをどこかでやっぱりそれを客観的に教えてもらえる機会も多分必要なのかなという気もしたりするんですね。
僕は単に面白いことがやっぱり一番大事やと思っているんです。自分が興味を持って、カーッとやるというのをね。だから、そういうものはやっぱり小っちゃいときに、保育なんかとても大事にしていただいているので、そういうものがずっと小学校、中学校、高校に上がっていって、それが花開いていくようなこどもがいっぱい出てきたらいいなと思うんですけれどもね。なかなか教育はすぐに効果が出るというものではないのであれなんですけれども、いろいろなところで教育に関して意識、市民の方の関心も高いので、ぜひいろんな取組を進めていただけたらなと思います。
いかがでしょうか。ほか何かございますか。いかがですか。
○中原委員
ありがとうございます。
○農野部会長
これを親会議に上程するという形になるんですが、思い残されることは。
○中原委員
いや、思い残すことは。先生方のお話を聞いていましても、私、母子保健の立場から少し感想なんですけれども、今回のこども計画をずっと見てきたんですけれども、教育のことは私あまり詳しくはないんですけれども、母子保健というのはやっぱり安全に赤ちゃんが生まれて、それから親御さんも本当に心身ともに安定した環境の中で子育てをしていくという意味で、先ほど質問させていただいたようなひとり親家庭であったりとか、そういった体も心もないと、社会的な大阪市のそういった環境がないと育っていかなくて、親子関係がしっかり確立していくと基本的な生活習慣も身につくでしょうし、そこから保育に入っていかれるとというところで、本当に妊娠中から乳幼児期を大切にみんなで育てていくというとこら辺の計画が盛り込まれているのではないかなと、今日改めて感じております。
○農野部会長
今ほとんど共働きで働いておられる、子育てをしておられるご家庭のほうが多くなってきています。親がやっぱりどういうこどもの育ち、こういうふうになったらこんなことができるようになったと、そういうものをやっぱりこどもと一緒に喜べる、そういうゆとりも欲しいですし、そういうところは本当に保育所さんやこども園さんや幼稚園さんが間に入って、先生方が親御さんに対していただいているんだと思いますけれども。そういう人のつながりがとても大事で、そういう中で守られながらこどもが育っていけたらいいなとそういう気がしますので、総合的な計画、分厚いですけれども、ぜひ市民の方にもしっかりと届けていただく方法を考えていただいてと思いますけれども。
木曽委員、いかがですか。よろしいでしょうか。
○木曽委員
ありがとうございます。先ほど教育のほうの計画についても教えていただいて、すごくよく分かりました。皆さんが大事にされていきたいところは多分同じ方向を向いていると思うので、何か本当にたくさんの局がこの会議も関わってくださっていて、それぞれがやっておられることがこれほどたくさんあるんだなというのが本当によく分かりました。なので、ぜひそれらをうまく活用できるような仕組みづくりというところを考えていけたらうれしいと思います。私も、一緒に勉強させていただいていて、皆さんありがとうございます。
以上です。
○農野部会長
ありがとうございます。
白木委員、いかがですか。
○白木委員
全体を通してとかですか。
○農野部会長
いや、別に最後じゃない。
○白木委員
じゃ、大丈夫です。内容に関しては大丈夫です。
○農野部会長
もう大丈夫ですか。じゃ、別に何かおっしゃっていただいても。せっかくですから。
○白木委員
いえいえ、大丈夫です。
○農野部会長
すみません。
そうしましたら、事務局さんからこの後何かございますでしょうか。議案その他となっているんですけれども。
○中村こども青少年局企画部企画課長
特にございません。
○農野部会長
ございませんか。今日は3人の委員の方々がご欠席だったんですけれども、全て支援会議、親会議の委員もしていただいておると思いますので、ぜひ今日のご意見をそれぞれに。
それでは、予定よりも18分ぐらい早い形になるので、特にございませんでしたら、これで本日の議事は終了したいですが、よろしいでしょうか。ありがとうございます。
そうしましたら、事務局さんに進行をお返ししますので、よろしくお願いいたします。
○田中こども青少年局企画部企画課長代理
農野部会長、ありがとうございました。
それでは、閉会に当たりまして、企画部長の中林より一言ご挨拶をさせていただきます。
○中林こども青少年局企画部長
座ったままで失礼いたします。
本当に貴重な意見をいただきましてありがとうございました。木曽先生が指摘してくださったように、障がい児のお子さんとかにとどまることなく、全体でやっぱり保育人材を恒常的に配置するであったりとか、そのあたり大阪市としても各種働き方改革であったりとかの加算を設けることでできるだけ長く勤めていただくような努力はさせていただいておりますので、そのあたりをもっとうまく発信していきたいなというふうに思っています。
それから、やはりこの計画の中に例えば参考資料3をホームページに載せるとか、LINEで発信していくとか、やっぱりこれを知っていただくことが一番大事なんだなと先生方のご意見を聞きながら感じたところです。どういった形で子育て世帯だけではなく、こども、若者にも伝えるということで、前回部会のご意見もありましたけれども、この計画のやさしい版というのも来年度つくっていくことによって、それを続けていけたらいいかなというふうには考えているところです。
やはり先ほどのお話にもありましたけれども、安全・安心にこどもたちが健やかに育っていくという、この計画を中心にこどもまんなか社会が実現できたらいいのかなというふうに考えておりますので、大阪市も今まで以上に計画にのっとって頑張っていきたいと考えております。
今回でこの部会は最後ということになるんですけれども、このメンバーでは3年間ご尽力いただきまして本当にありがとうございました。このメンバーで最後になるのが大変寂しいなと私自身も感じているぐらいなんですけれども、先生方からいただいた貴重な意見を基に、我々も真摯に受け取って、来年度以降も頑張っていきたいと考えておりますので、引き続きご尽力いただきますよう重ねてお願いいたします。本当にありがとうございました。
○田中こども青少年局企画部企画課長代理
それでは、これをもちまして令和6年度第4回こども・子育て支援会議教育・保育・子育て支援部会を閉会いたします。委員の皆様、誠にありがとうございました。
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