平成20年度 第2回大阪市文化財保護審議会 会議要旨
2019年1月9日
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平成20年度 第2回大阪市文化財保護審議会 会議要旨
1 日時 平成21年3月9日(月曜日)午後1時から午後4時
2 場所 大阪市役所 第10共通会議室ほか
3 出席者
大阪市文化財保護審議会委員(18名)
有坂委員、上井委員、近江委員、長田委員、吉川委員、草野委員、
谷委員、東野委員、百橋委員、長山委員、野本委員、橋寺委員、
原田委員、前迫委員、三上委員、南谷委員、吉田委員、脇田委員
教育委員会(5名)
多田生涯学習部長、
辻文化財保護担当課長、植木研究主幹、
鈴木主任学芸員、櫻井主任学芸員
欠席委員(2名)
尼崎委員、佐々木委員
4 議題 平成20年度大阪市指定文化財の指定候補物件の諮問について
5 議事要旨
冒頭、大阪市文化財保護条例施行規則に基づき、今回の出席委員数が定数を満たすことを確認したのち、会長に議事進行をお願いし、審議が始められた。
まず、前回の審議会において話題となった大念佛寺の2躯の仏像について、事務局からさらに詳細な報告をおこなった。
また、名勝の候補である井上家庭園について、補足説明を事務局が加えた。
その後、会長に議事進行をお願いし、各委員から各案件について意見を求めた。各委員から各案件について述べられた意見は次の通りである。
案件12の井上家庭園については、本日欠席の尼崎委員から事務局側に寄せられていたコメントがあり、重森三玲の作風「永遠のモダン」をよく示す庭園であることが紹介された。他の委員からは、茶室から眺めることを考慮して作庭されたものであるから、今後整備していくなかで、その点も配慮して進めてほしい、との意見があった。
案件9・10の大念佛寺の仏像については、異形の仏として貴重であり、とくに案件9の迎講阿弥陀如来像のような例は、近畿では奈良県当麻寺に残るのみで、今回、有形民俗文化財として指定されることは大変望ましい、との意見があった。
以上の意見の出された3件に加え、他の9件を今年度の指定物件とすることに対し、参加の各委員から異議なしとの賛同を得た。
諮問案件については、第3回大阪市文化財保護審議会において、会長・会長代行から教育長への答申をしていただくこととした。
6 会議資料
・指定候補一覧
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