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平成30年第4回教育委員会会議

2023年7月13日

ページ番号:537335

平成30年第4回教育委員会会議

日時

平成30年2月7日(水曜日) 15時30分~16時10分

場所

大阪市役所本庁舎 屋上会議室

議題

議題
議案番号案件名議事内容結果
議案第11号市会提出案件(その5)【非公開】原案どおり承認
議案第12号市会提出案件(その6)【非公開】原案どおり承認
議案第13号市会提出案件(その7)【非公開】原案どおり承認
議案第14号市立校園児童生徒表彰について【非公開】原案どおり承認

会議録

1 日時  平成30年2月7日 水曜日 午後3時30分~午後4時10分

 

2 場所  大阪市役所屋上会議室

 

3 出席者

山本 晋次  教育長

林  園美  教育長職務代理者

森末 尚孝  委員

平井 正朗  委員

 

内藤 和彦  教育次長

大継 章嘉  教育監

金谷 一郎  顧問

多田 勝哉  総務部長

加藤 博之  指導部長

深見賢一郎  総務課長

中野下豪紀  総務課長代理

山﨑 行宏  総務課担当係長

野嶋 敏一  教育政策担当部長

大西 啓嗣  首席指導主事

上原 進   施設整備課長

澁谷 剛   施設整備課長代理

井上 省三  教務部長

山野 敏和  教職員人事担当課長

川本 祥生  教育政策課長

橋本 洋祐  教育政策課長代理

ほか指導主事、担当係長、担当係員

 

4 次第

(1)山本教育長より開会を宣告

(2)山本教育長より会議録署名者に森末委員を指名

(3)議題

議案第11号  市会提出予定案件(その5)について

議案第12号  市会提出予定案件(その6)について

議案第13号  市会提出予定案件(その7)について

議案第14号 市立校園児童生徒表彰について

いずれの議案についても、会議規則第6条第1項第5号に該当することにより、採決の結果、委員全員異議なく非公開として審議することを決定した。 

 

(4)議事要旨

議案第11号「市会提出予定案件(その5)について」を上程。

多田総務部長からの説明要旨は次のとおりである。

平成29年度一般会計補正予算案について説明する。

1つ目の執行状況に応じた人件費の補正について、人員の増減や育児休業の取得、病気休職に係る不用額により、総じて27億6223万9000円を減額する。

2つ目の執行状況に応じた減額補正について、学校教育ICT活用事業の校内LAN再構築工事に係る契約額の確定による減など、現時点でほぼ確実に不用額が見込まれるものについて、17億2416万1000円を減額する。

3つ目の教育振興基金について、市全体の収支も一定めどが立ったこともあり、後年度の校舎改修などに備えるため、平成29年度に取り崩しを予定していた59億3969万9000円の歳入を減額するとともに、児童急増対策などで今後当面必要となる財源について、90億852万7000円を積み立てるため、歳出の増額を行う。

4点目の国の補正予算を活用した事業費の補正について、老朽鉄筋校舎改築事業など総じて133億42万9000円を増額する。また、繰越明許費の補正として、国の補正を活用した事業費について、主に長期休業中に実施する必要があるため、その全額を計上する。

 

 質疑の概要は次のとおりである。

【森末委員】  教育振興基金は、どういう目的で支出するものなのですか。

【多田総務部長】  今年度、基金の取り崩しを中止した内容ですが、校舎の整備のほか、地域図書館の図書の購入費、教室などの机や椅子などの整備、ICT活用事業の契約など、そういったものの財源に充てていたものが、今回取り崩しをしないで済んだため、一般財源を充てたということです。

【森末委員】  逆に、そういう諸々の内容に基金は支出できるということですね。

【多田総務部長】  はい。

 採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

 

議案第12号「市会提出予定案件(その6)」を上程。

多田総務部長からの説明要旨は次のとおりである。

教育委員会事務局運営方針(案)は、大阪市教育振興基本計画に掲げた施策や、取組の進捗の確認を行う観点から、この計画の方向性や進捗状況を踏まえ作成している。

様式1として、大阪市教育振興基本計画に定められた方向性を踏まえ、局の目標、局の使命、局運営の基本的な考え方、重点的に取り組む主な経営課題、市政改革プラン2.0に基づく取組などについて示している。今年度は教育振興基本計画の2年目であることから、文言などについて一部修正を行っているが、基本的には前年度の運営方針を引き継いだ形としている。様式2について、教育振興基本計画において掲げた8つの重点的に取り組むべき施策を踏まえ、「子どもが安心して成長できる安全な社会(学校園・家庭・地域)の実現」、「心豊かに力強く生き抜き未来を切り拓くための学力・体力の向上」、「施策を実現するための仕組みの推進」の3つの経営課題において、それぞれの戦略をもとに計画をされた32の具体的取組を示している。様式3は、改革関連、市政改革プラン2.0の考え方に沿った取組を4項目示している。

教育委員会事務局における平成30年度の当初予算(案)は、一般会計の予算総括表について、歳入の総額はおよそ530億6012万7000円で、中学校給食事業、公設民営学校の整備の進捗による特定財源の増等により、対前年度比で29億1528万9000円の増となっている。歳出の総額は1958億6785万5000円で、中学校給食事業における給食室の整備の増、公設民営学校の開設に向けた校舎改修の着工などにより、対前年度比で45億5180万4000円の増となっている。翌年度以降にわたって支出する債務負担行為の進捗について予算として計上している。また、これまで既に議決いただいている債務負担行為について、歳出歳入総括表の参考資料をつけている。

予算案については、2月15日の市会運営委員会終了後に、市長が記者会見にて公表される予定になっている。また、市会においては、3月27日の本会議での議決を予定している。

 

質疑の概要は次のとおりである。

【森末委員】  2点質問があります。宝くじ発売収入という項目がありますが、これは宝くじを売却した収入が大阪市に入るので、その分の割り当てということですか。

【山﨑担当係長】  大阪市のなかの割り当てのうちで、教育費に充当される宝くじの収入になります。

【森末委員】  もともと大阪市に収入が入るときに、教育関係でこれだけ割り当てというのは、もう既に色分けがされているのですか。

【山﨑担当係長】  宝くじ収入が大阪市に入ってきてから、市の内部で決まります。

【森末委員】  なるほど、そうすると、市からの収入ですね。宝くじから来た分で、大阪市に一旦入ったものを、宝くじ収入として教育関連としてもらったということですか。

【山﨑担当係長】  はい。

【森末委員】  わかりました。また、土地区画整理記念施設整備事業(港図書館)について、平成31年度以降支出がありますが、これについて説明していただいてよろしいですか。

【山﨑担当係長】  港区の弁天町駅前において、過去の土地区画整備事業で残った財源を活用して、区民センターや図書館を含めた合築施設を建設するという計画があり、そのうち、港図書館の建てかえに関する事業費の債務負担計上分を計上しており、それが2,700万円になります。

【森末委員】  港図書館は、フロアですね、建物1棟じゃないですね。

【山﨑担当係長】  はい、フロアです。

【森末委員】  それを買う費用ですか、それともつくるための拠出金のようなものですか。

【山﨑担当係長】  つくるための費用です。

【森末委員】  括弧内の港図書館の建てかえ事業が、土地区画整理記念整備事業の中に入っているから、こういう題名をつけているということですか。

【山﨑担当係長】 はい。市会の議案としては、土地区画整理記念施設整備事業という名前ですので、こういう記載をしています。

【森末委員】  わかりました。

【林委員】  平成30年度の局運営方針についてですけれども、教育振興基本計画の2年目で、内容を実現していくための大事な計画であると思っています。今年度の結果が出てない段階で、次年度の取り組みを決めていくと思いますが、今年度行われてない新規事業、新しい取り組みについて、もう一度ご説明をいただけますか。

【野嶋教育政策担当部長】  教育振興基本計画2年目ということで、基本的には、昨年度の局運営方針を踏襲していますが、新たにつけ加えました点としましては、具体的取組2-2-1「学力向上を図るための学習支援の充実」について、新しい事業も盛り込んでいます。それから、具体的取組2-4-2「部活動の改革」についても、この間、議論していただいたものを反映しています。

【林委員】  そうですね。一緒に議論もしましたし、それを入れていただいていると思いますが、やはり結果をといいますか、未来目標、安全・安心の部分と、学力向上というところを実現していく、やはり結果を出していくということにこだわっていきたいと私は思います。適切な評価というのが非常に大事だと思っていまして、評価も以前とは違って少しずつブラッシュアップされていて、きちんと評価できるようになっていると思いますが、まず、今年度が終わって、今年度の評価を来年度始まって早々にしていただけると思いますので、そのご報告もいただいて、それと同時進行で、次年度の計画が進んでいくということなので、反映できるところは反映しながら進めていくということをお願いしたいと思います。

特に学力向上に関しては、各学校ごとの現状の分析をきちんとして、要因を探った上での適切な対応ということで、計画を立てていると思いますので、そこをしっかりと、皆さんで共通認識した上で、評価をきちんとしていって、次年度、その次の年と計画を立てていくと思いますが、4年間できちんと教育振興基本計画の中身を実現していくということで、数字で結果を見ていきたいと私自身は思っていますので、そこはよろしくお願いしたいと思います。

あと、情報共有のためにカルテをつくるという話が教育振興基本計画の中にあったと思いますが、そのための予算というのは、どこかで組んでいるのですか。

【川本教育政策課長】  カルテにつきましては、学校施策評価をするにあたって、手作業で、各課、各学校のデータを集め、学校カルテをつくっています。これを区長に提供して、評価をしていただくということをしています。また、児童生徒の個々のカルテについては、もう既に4,000万ほどかけて、校務支援システムを改修しています。さらに、それをボードで見られるように研究していこうということで、国のお金をもらって、今6校程度で実証研究作業をしています。それが終わる平成31年度以降にどうするかというところが、今度課題になってくると考えています。

【林委員】  わかりました。

【川本教育政策課長】  債務負担行為の議決済分のページに、校務支援システム事業として記載しています。

【林委員】  わかりました。

  採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

 

議案第13号「市会提出予定案件(その7)」を上程。

多田総務部長からの説明要旨は次のとおりである。

小松小学校について、昭和35年、昭和37年、昭和42年に建築された建物の老朽化が進んでいる状況です。子どもたちの安全確保、地域の防災機能強化の観点からも、このたび校舎の改築、建てかえを行いたいと考えています。資料として、新しく建てかえた後の校舎の配置図、各階平面図を添付しています。

今回の工事により、運動場を少し広くし、子どもたちにとって、トラック以外に縦に少し遊べるような形のレイアウトにしています。

新しい校舎は、鉄筋コンクリートづくり5階建ての建物です。1棟につきまして、契約金額6億8301万6000円で工事を進めたいと考えております。

本件につきましては、6億円超える工事請負契約になりますために、今後、3月1日の市会本会議に上程したいと考えています。

 

質疑の概要は次のとおりである。

【林委員】  少しグラウンドを広くとるということですが、今建っている校舎は、5階建てではないのですか。

【上原施設整備課長】  3階建てです。

【林委員】  3階建てのものを5階建てにすることで、建物を縦にするということですね。今後も建てかえを進めていくと思いますが、特に小学校、中学校もそうですが、二足制の校舎にしていただきたいという要望がありまして、できれば1階のフロアにきちんと下足箱置いた形の二足制に、小学校は特にしていただくことによって、学校の清潔を確保することができると思います。多分保護者からも要望があると思います。なかなか現状の校舎で、それをするというのは難しいようですが、新しい校舎の場合は、そういう設計も可能かと思いますので、検討をしていただけたらと思います。

やはりすごく土ぼこりが上がりますので、掃除等したときに子どもが気管を痛めたりすることもありますし、服も汚れますし、図書館にも土ぼこりが入ってきて、本が汚れるようなことがありますので、検討いただけたらと思います。よろしくお願いします。

【多田総務部長】  過日、そういうことで、文部科学省からの依頼もいただきました。市内の状況を調べますと、2割程度が二足制で、残りはやはり一足制です。普通教室は、そのまま下履きのまま上がる場合と、教室の前までは下履きで行けるような場合も、これも、どちらも一足制ということになります。ただ、音楽室や家庭科室などの特別教室は二足制です。その中の衛生上の問題もありますので、履きかえて使っているということが多いようですが、ご指摘も踏まえまして、レイアウト上の問題もいろいろございますが、研究してみたいと思います。

【林委員】  そうですね。やっぱり廊下のとこまで下足で上がってしまうと、なかなか二足制にしても衛生が保てないようですので、検討していただけたらと思います。

【上原施設整備課長】  各学校ごとの動線がありまして、正門から入ってすぐのところなどに下足スペースを設けることができる機会を捉えて、学校要望など踏まえて変えていけるケースがありますので、今後、正門に当たるところの校舎の改築のタイミングを捉えて、できるだけやっていきたいと思っています。

【金谷顧問】  ここの学校は、西校舎を増築しています。もともと運動場を削って西校舎を増築していまして、東淀川区で、この学校だけ1学年5クラスのようなマンモス校になっていまして、まだこれからも増える可能性もありますので、本来であればそういう二足制にしたいのですが、普通教室も足りない状況でして、なかなか難しい状況にあります。今回は運動場を広げることについて、保護者なり地域から要望がありましたので、いろいろご苦労いただいて、5階建てということで考えていただいたところです。

【林委員】  玄関に近いところでスペースがあればというお話でしたが、建物を上に延ばせるのであれば、そういうスペースも、今回の場合はなかなか子供の数の兼ね合いがあると思いますけど、そういう可能性もあるのではと思いますので、またよろしくご検討お願いします。

 採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

 

議案第14号「市立校園児童生徒表彰について」を上程。

井上教務部長からの説明要旨は次のとおりである。

この表彰は、大阪市表彰規則及び大阪市教育委員会表彰規則に基づき、市長と教育委員会の連名で行うものである。毎年11月に教職員の表彰とあわせて実施しているが、大会の開催時期の都合上、11月の表彰の審査に載らなかった分について、毎年2月に表彰を行っている。各校園長から推薦された者のうちから、項目ごとに基準に照らし審査した結果、「他に賞賛され、または他の模範とするに足る行為があったもの」として、38名を表彰したい。表彰式につきましては、2月23日に阿倍野区民センターで開催する予定としている。

「文化・スポーツ活動における活躍のなかで、国際レベルでの活躍と認められるもの。または全国レベルの大会で優勝するなど、特に優秀と認められるもの」の内訳については、中学校18名、小学校が20名、カテゴリーで言うと、スポーツ活動が30名、文化活動が8名となっている。

 

質疑の概要は次のとおりである。

【林委員】  ラグビーについて、大阪はすごく盛んですし、選抜チームで優勝というのはすばらしい結果だと思います。トンボの絵についても、私の子どもも毎年書いていましたが、なかなかハードルが高い中で文部科学大臣賞は、すばらしいことだと思いました。きちんと表彰してあげてほしいと思います。

採決の結果、委員前員異議なく、原案どおり可決。

 

(5)山本教育長より閉会を宣告

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