乳幼児期から学齢期の途切れのない子育て支援体制の強化
2024年8月28日
ページ番号:210336
概要(説明)
区役所に心理相談員と家庭児童相談員を常時配置し、発達障がいや家庭と子どもに関する専門的技術を必要とする相談援助体制を充実させる。また、保育士や保健師、心理相談員、家庭児童相談員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなど専門職員を連携させ、学校園や発達障がい者支援センターなどの関係機関とも協力して、乳幼児期から学齢期を通じて途切れることなく相談者の状況を把握し適時適切に対応する体制をつくる。
さらに、日ごろの子育ての不安感や負担感を軽減するため、身近な場所で保護者や子ども同士が交流でき、相談や情報提供できる子育て支援拠点の連携を強化する。
ほかにも、発達障がいなど障がいのある子どもたちが地域の学校に通い、共に育つことができるように地域の協力を得てボランティアやサポーターを各学校に配置し、学校生活に必要なサポートを行い、地域全体で支援するなど、安心して子育てができる環境を整える。
また、保護者が就労している場合などにおいて、子どもが病気の際、保育者が自宅を訪問して一時的に子どもを保育する訪問型病児保育(共済型)推進事業を実施し、保護者の子育てと就労の両立を支援する。
発端(きっかけ)は何?
西区では、マンション建設が進み、急激に人口が増加している。特に他区に比べ子どもの増加率が著しい西区の特性に鑑み、子育て層の不安を解消し、安心して子育てができる環境を整える必要があるため。
寄せられたご意見
特にありません
今後の予定は?
引き続き、安心して子育てができる環境を整える
どこまで進んでいるのか?
これまでの経過
- 平成25年4月 区役所に社会福祉士及び臨床心理士を常時配置
「西区発達障がいサポート事業実施要綱」及び「西区小中学校特別支援学級等応援事業実施要綱」を定め、要請のある区内小中学校に登録しているサポーターやボランティアを配置 - 平成26年2月 西区民センター1階に子育て支援拠点「きらぽかひろば」を開設
- 平成27年4月 いじめ・不登校などの課題解決のため、西区専属のスクールソーシャルワーカーを配置するとともに、児童や保護者の抱える心の問題の改善・解決を支援するスクールカウンセラーを増員し、学校、区役所、関係専門機関との連携体制を強化
- 平成27年4月 区役所の利用者支援専門員(子ども・子育てコンシェルジュ)を1名配置
- 平成27年12月 訪問型病児保育事業(共済型)を開始
- 平成28年4月 「発達障がい等サポート事業」として「発達障がいサポート事業」「小中学校特別支援学級等応援事業」を一本化
- 平成30年4月 社会福祉士1名を家庭児童相談員に変更し、家庭児童相談員を2名配置
- 令和2年4月 家庭児童相談員を1名増員し3名配置
- 令和2年4月 利用者支援専門員(子ども・子育てコンシェルジュ)を1名増員し2名配置
- 令和2年4月 市立小中学校等と区役所が連携し、課題を抱えたこどもや世帯を総合的に支援する「大阪市こどもサポートネット」に従事するこどもサポートネットスクールソーシャルワーカー1名とこどもサポート推進員2名を配置
- 令和2年4月 区の事業である「発達障がい等サポート事業」と教育委員会が実施する「特別支援教育サポーター事業」が一元化され、教育委員会の「特別支援教育サポーター配置事業」として実施
実績
発達障がい等サポート事業
- サポーター延べ登録者数
平成27年度 35人、平成28年度 33人、平成29年度 35人、
平成30年度 36人、 平成31年度(令和元年度) 42人
令和2年4月より教育委員会「特別支援教育サポーター配置事業」として引き続き実施
担当:総務課(教育) 電話06-6532-9743
- 子育て相談件数
平成28年度 647件、平成29年度 526件、平成30年度 555件、
平成31年度(令和元年度)637件、
令和2年度 592件、令和3年度 715件、令和4年度 746件、令和5年度 650件
担当:保健福祉課(子育て支援) 電話06-6532-9936
- きらぽかひろば来場者数
平成28年度4月より大阪市地域子育て支援拠点事業「つどいの広場」として引き続き実施
担当:保健福祉課(子育て支援) 電話06-6532-9936