ページの先頭です
メニューの終端です。

平成29年度第1回西区教育会議を開催しました

2018年3月15日

ページ番号:490135

開催概要

日時

平成29年9月15日(金曜日) 午後7時~午後8時55分

場所

西区役所4階会議室(区民交流スペース)
大阪市西区新町4-5-14

出席者

(委員)(50音順・敬称略)
石川久留美(花乃井中学校学校協議会)、大西洋子(九条南小学校学校協議会)、奥田穂積(本田小学校学校協議会)、小林良堂(西中学校学校協議会)、濱田良太(九条北小学校学校協議会)、東光太郎(明治小学校学校協議会)、松原里依(九条東小学校学校協議会)、山内憲之(日吉小学校学校協議会)、山住智則(西船場小学校学校協議会)

(事務局)
岸本西区担当教育次長(区長)、糸田川西区教育担当部長(副区長)、藤本西区教育担当課長、北風西区教育担当課長代理、梅辻担当係長、山本係員

(校長)
水野日吉小学校長、山岡西中学校長、文田花乃井中学校長、山本堀江中学校長

議事要旨

1 議長及び副議長の選出

  • 委員の互選により、議長に小林委員、副議長に石川委員を選出

2 西区における学校配置の適正化について

事務局説明
  • 教育環境課題の改善について地域や保護者の方々の意見を聞く場である区教育会議の検討部会(ラウンドテーブル)について、堀江中学校下及び花乃井中学校下の開催状況を報告。
  • 学校施設整備における区内児童生徒数の推計(参考資料)について説明。
主なご意見等
児童数推計資料について
  • 学校施設整備における区内児童生徒数の推計の資料について、数値に反映されている建設見込の大規模マンションの規模(70戸以上)に関する記載が無い。
施設整備について
  • 児童生徒の学力向上のためには、理想では3つのレベルに分けた習熟度別授業を行うことが望ましく、そのためには教室数も先生の数も必要。難しいとは思うが、出来るだけ余裕のある施設整備を行っていただきたい。
  • 児童生徒数の増加が問題になっている地域において、大規模マンションの設置業者に、例えば施設内に教育に寄与するスペースを整備するなどの施策を、市として何も求めていないのはどうかと思う。
  • マンションを購入する人は、そこで子育てすることを想定して入って来られるので、教育施設整備が必要。大阪市が動いてくれないなら、校区再編も含めて、区として教育環境について考えていかないといけない。
  • 現状で児童数が増加しているからといって安易な施設整備をするのではなく、校区再編も含めて議論するなど、長期的な視点で無駄の無い方策を検討していただきたい。
ラウンドテーブルについて
  • ラウンドテーブルにおける地域の意向は、きっちりと集約して、透明化をはかっていただき、せっかくの議論が形骸化しないようにして欲しい。
  • 各ラウンドテーブルの開催について、今後は区教育会議の各委員にもオブザーバーとして出席するよう配慮いただきたい。
学校選択制について
  • 学校選択制により、児童数の少ない学校から多い学校へ児童が流れている状況もあり、学校選択制が本当に良いのか、今後の課題として考えていくべきだと思う。
  • 1学年1学級で、かつ児童数が40人近い学校は、担任の負担がとても大きい。学校選択制で別の学校から児童をひっぱってこないことには、2クラスにならず、教員数も確保できないので、実際に学校はとても厳しい状況に置かれていると感じる。

3 児童・生徒の学力・体力向上に向けた取組みについて

事務局説明
  • 児童生徒の学力・体力の向上を図るため、平成29年度西区校長経営戦略支援予算(区担当教育次長枠)にて実施している取組み(「中学生を対象とした民間事業者を活用した課外学習支援事業」「英語コミュニケーション力向上事業」「児童生徒の体力・運動能力向上支援事業」)について説明。
主なご意見等
  • 「児童生徒の体力・運動能力向上支援事業」による水泳授業への講師派遣については、児童の泳力向上につながったと学校長も評価されていたので、ぜひ来年度以降も実施していただきたい。
  • 児童生徒の国語力の向上のためには、もっと読書の習慣をつけることが大事だと思うので、学校図書館補助員の配置について、予算の制限はあるとは思うが、週1から少しでも回数を増やしていただければありがたい。
  • 児童生徒の学力向上のためには、概ね上位層・中間層・下位層の3つに分けられるうち、一番人数の多い中間層引き上げる施策を考えるべきだと思う。

4 「小学校区教育協議会-はぐくみネット-」事業について

事務局説明
  • はぐくみネット事業の目的、西区の現状と課題、実施手法の見直し案について説明。
主なご意見等
  • PTAの役員になって、ようやく「はぐくみネット事業」がどういうものか分かってきたが、地域住民や多くの保護者は、ほとんどその内容を知らないと思う。広報の手法や他団体との重複感の解消の方法を考えていかないといけない。
  • はぐくみネットは、教育振興基本計画に市の施策として進めていくと明記されているので、この場で「やめる」とか「減らしていく」とか議論すること自体に疑問がある。
  • 児童数が少ない学校にとっては、PTA予算も少ない中で、はぐくみネットの予算は子どものために使える良いものだと考えているので、うまく活用していきたい。
  • はぐくみネットコーディネーターさんが、苦労しながら校区内の3地域を取りまとめる役割をしてくれているので、大変助かっている。
  • 以前は、はぐくみネットの情報紙を作るために活動をしているような状況で、年間12回も事務局会議をしていた。必ずしも情報紙を作らなくて良いなら、より有効な活用方法を検討していきたい。
  • 本校では、既に今年度から、これまでの紙ベースの広報活動を学校ホームページを活用することで、はぐくみネットの広報予算を他の活動に充当することとした。
  • はぐくみネットは、PTAと地域をつなぐ大切な役割を担っている。毎年、PTA役員を退任される方から、はぐくみネットコーディネーターとして残っていただける方を募っている。児童数が増加する中、人のつながりはますます大切となってくるので、今後も活動を継続していきたい。
  • はぐくみネットは、地域と学校とPTAをつなぐ役割と認識している。はぐくみネットTシャツも作成し、積極的に活動している。
  • はぐくみネットの方が地域の祭りなどの行事の手伝いに来てくれており、大変助かっている。また、そうした人の中から、地域に残って役員としてお手伝いをしていただいたりすることもあるので、そういう意味でもはぐくみネットは大切。
  • はぐくみネットと地域活動協議会は全く異なるものであり、学校で会議をするのと連合会館で会議をするのでは全く意味が違う。はぐくみネットは生涯学習の意味合いもあり、地域を巻き込むための仕組みだと考えている。
  • 経費削減のため広報紙や情報紙をホームページに掲載するという話については、パソコン・携帯・スマホの所有率は100%ではないはずなので、丁寧な配布方法というと文書になると思うのでご留意いただきたい。
  • 子ども会やボーイスカウトなど、子どもの関連団体も市として減少していく中、はぐくみネットは子ども関連の活動団体として、もう少し温かい目で見守っていただきたい。情報紙を作るほかにも、各はぐくみネットでどのような活動をされているのかをよく検証して、各小学校区の実態に応じた検討を進めていただいたい。
事務局回答
  • 決してはぐくみネット事業そのものを見直すということでなく、はぐくみネット事業のうち「はぐくみ通信」など紙ベースでの情報発信が、連合町会・子ども会などの地域団体及び学校・PTAが発行する情報紙との重複感があることから、整理を図っていきたいと考えている。
  • この整理にあたっては、時代に適応した情報発信手法が必要と考え、学校長・教頭のご意見を賜りながら、学校や区役所のホームページを活用したリアルタイムでの情報発信の手法を検討しているところ。
  • ホームページを見ることが出来ないご家庭については、ご要望に応じて印刷物をお渡しするなどの対応をしていきたい。
  • 区の使命である学校支援のため、限られた予算を有効活用し、学校からの支援ニーズが高い「発達障がい等サポート事業」に少しでも予算を計上するため、現在の検討状況をご報告している次第なので、何卒ご理解をいただきたい。

5 区教育会議の今後の進め方について

事務局説明
  • 今後の主な議題(①学校配置の適正化、②基本的な学力の向上、③体力の向上)及び開催時期と回数(秋と年度末の年2回)について説明。
主なご意見等
  • 西区の地理的な特性を鑑みると、防災教育にもっと力をいれるべき。西区に所在する消防局の本庁舎と連携協力した取組や、阿倍野区の中高生による防災ジュニアリーダーのような制度を検討してはどうか。
  • 東日本大震災の事例では、中学生が保育園児の手を引いて高台にあがって多くの命が助かった。有事の際には、中学生が中心的な存在となるのが現実なので、学校教育の中で、中学生に防災の重要性を認識させる必要がある。
  • 有事の際、いかに子どもの命を助けるかという視点から、区政会議における全体論とは別に、区教育会議として防災教育を議題として取り扱っていただきたい。
  • 発達障がい等の児童生徒だけでなく、日本語が理解できない外国籍の児童生徒への支援策も必要だと感じる。
  • 子どもの学力・体力向上はもちろん大事だが、心の教育も大事。道徳も教科とされるので、そちらの方にも重点を置いて考えていただきたい。

その他の参考資料として、西区教育会議教育環境課題検討部会(ラウンドテーブル)の開催関係資料(配布資料及びホームページの写し)を配布

探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先

大阪市西区役所 総務課教育グループ

〒550-8501 大阪市西区新町4丁目5番14号(西区役所5階)

電話:06‐6532-9743

ファックス:06-6538-7316

メール送信フォーム