令和2年10月15日　大阪市長会見全文

司会

それでは、市長定例記者会見を開始させていただきます。市長、よろしくお願いします。

がん検診の受診勧奨について

市長

まず、がん検診の受診についてです。今年の4月から8月、大阪市のがん検診受診者数は、昨年度の同時期より37パーセント、約3万5,000人減っています。新型コロナウイルス感染症の感染拡大により受診を控えておられるのではないかと思います。受診が遅くなれば、がんの早期発見、早期治療が難しくなります。がんは日本人の死因第1位で、大阪市でも1位となっており、がんによる死亡リスクを減らすには、普段からがん検診を受けることが大切です。また、がん検診と同時に、生活習慣病を予防するために、特定健康診査を受けることも大切です。検診会場では3密を避けながら換気や消毒を行うなど、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を取っていますので、安心して受診をしてください。受診の際は、ご自身でも体温を測定するなど、体調に問題がないことを確認をし、マスクの着用、受診前の手洗いなど、感染防止対策をお願いします。がん検診も特定健康診査も定期的に受診をしていただきたいと、こう思います。

大阪城西の丸庭園で様々なジャンルの魅力的な野外イベントを開催します

市長

次に、「少人数利用・飲食店応援キャンペーン」についてです。大阪市では大阪府と共同で、コロナ禍における新しい生活様式に基づいた少人数での飲食店利用を進めており、この実践と定着を図るために、「少人数利用・飲食店応援キャンペーン」事業を実施しています。ミナミ地区については、エリアの活性化を図るために2,000円分のポイントを上乗せしています。上乗せ分については10月の31日までとしていましたが、11月15日まで期間を延長をいたします。「少人数利用・飲食店応援キャンペーン」については、現在、7つのグルメサイトでサービスが開始をされており、より多くの方にご利用いただけるようになっております。延長分のグルメサイトでの予約は明日16日14時から可能となりますので、ぜひご利用ください。キャンペーンに登録いただいている店舗については、大阪府が発行する感染防止宣言ステッカーを導入しており、安心してご利用をいただけます。キャンペーンを通じて感染拡大防止と事業者支援の両立につなげてまいります。利用者の皆さんには、ご自身の感染拡大防止対策にも十分していただいたうえで飲食を楽しんでいただきたい、こう思っております。僕からは以上です。

質疑応答

司会

それでは、質問をお受けいたしますけれども、必ずマイクを通しまして、社名と氏名をお名のりの上、手話通訳の方が聞き取りやすいようにご質問をお願いいたします。また、質問は会見項目のみでお願いいたします。それでは、幹事社の関西テレビさん、よろしくお願いします。

関西テレビ　稲垣記者

よろしくお願いします。関西テレビ、稲垣と申します。市長に1点、「飲食店応援キャンペーン」について伺います。1番、延長を決めた理由と、今後もさらに延長される可能性があるのか、検討されてるのか、2点お聞かせください。

市長

これはもともとは9月18日からキャンペーンがこれ、開始されましたが、多くのグルメサイトがこのキャンペーンに参加をされるのが10月上旬となりまして、少し様々な準備で遅れまして、本格的なキャンペーンの実施が半月遅れた状況を踏まえて、ミナミ地区の上乗せの付与を11月15日まで期間を延長することで、しっかりと休業要請などで影響を受けたミナミ地区における飲食店の需要喚起を図るために延長をいたしました。さらなる延長に関しましては、同じミナミエリアで11月16日から今度は「お買い物！応援キャンペーン」を予定をしていますから、ミナミの飲食店に対するポイントの上乗せ付与は11月15日まででひとつの区切りとしたいと、こう思ってます。

関西テレビ　稲垣記者

ありがとうございます。

司会

次の質問をお受けいたします。よろしいでしょうか。大阪日日新聞さん。

大阪日日新聞　木下記者

大阪日日新聞の木下です。2点伺います。ひとつは前回お聞きした一部事務組合についてですけども、介護事業者のところでですね……。

あ、ごめんなさい。すいません。

司会

会見項目へのご質問、ほか、よろしいでしょうか。それでは、終了いたします。ありがとうございました。