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令和3年12月23日 大阪市長会見全文

2021年12月27日

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司会

それでは市長定例記者会見を開始します。市長よろしくお願いします。

 

新型コロナウイルス感染症の拡大防止へのお願いについて

 

市長

私からは、年末年始の新型コロナの感染症拡大防止についてのお願いです。昨日、府内でオミクロン株の市中感染が確認されました。クリスマス、年末年始を迎えるにあたり、3密の回避、マスクの着用、手洗い、こまめな換気等、感染防止対策の徹底を改めてお願いします。特に、不特定多数が集まるような場所・イベントに参加する際は、十分注意をしていただきたいと思います。昨日の「大阪府新型コロナウイルス対策本部会議」で会食を行う際の、ルールはこれまで通り継続されることとなりました。忘年会、新年会、成人式前後の懇親会など多人数が集まる場所をはじめ、飲食を行う際はこの4つのルールを徹底していただくようにお願いします。

 

万博推進局の発令・発足式について

万博推進局の発令・発足式について

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市長

次に、万博推進局についてです。大阪市と大阪府は、令和4年1月1日に、「万博推進局」を共同設置し、1月4日に発足式を行います。発足式は、万博推進局を置くアジア太平洋トレードセンターで行い、吉村知事も出席をしていただきます。大阪・関西万博の開幕まで3年余りとなり、国や日本国際博覧会協会、経済界等と多岐にわたる協議や調整、開催準備を府市一体でスピード感をもって進めていきます。引き続き、大規模イベントなどのあらゆる機会を通じて情報発信をし、国内外での機運醸成を図るとともに、大阪パビリオンの出展準備や会場への輸送計画調整等に取り組み、万博の成功をめざしていきます。僕からは以上です。

 

質疑応答

 

司会

それでは質問をお受けします。必ずマイクを通しまして社名と氏名をお名乗りのうえ、ご質問をお願いします。質問は市政関連のみでお願いします。それでは幹事社の毎日放送さん、お願いします。

 

毎日放送 尾藤記者

幹事社の毎日放送です。まず発表事項についてお伺いします。来月1日から万博推進局が発足されますが、2025年の大阪・関西万博に向けて新部局発足に対する期待をまず教えていただけますでしょうか。

 

市長

今後、開催に向けた業務は、より具体化をし、関係先との調整業務等がますます増えてくるので、統合によりスピード感をもって対応できると期待しています。万博を成功に導くという目標達成に向けて、推進局が中心となって総力をあげて取り組んでもらいたいと、こう考えています。

 

毎日放送 尾藤記者

はい。あとオミクロン株の流行などで、今月11日に開催されたジャパンデーに関しては市長・知事はじめ、日本からの関係者が多く出席できない事態になったと思います。参加調整についてですね、政府と万博の博覧会協会も行っていると思いますが、さらに参加国・機関を増やすために万博推進局として具体的に取り組むことなどありますでしょうか。

 

市長

このドバイの万博のジャパンデーに、府市でのPRイベントっていうものを、このオミクロン株の影響で見合わせることということは大変残念です。絶好の大阪の魅力を伝える機会でありましたから、非常に残念だと思っています。ドバイでの参加招請は、国や博覧会協会から現地に派遣しているスタッフで今頑張ってくれています。その他外交ルートを通じた参加活動も国により精力的に取り組まれてると聞いています。万博推進局には国内外に大阪の魅力を発信する取組を精力的に行ってもらいたいと、こう思います。

 

毎日放送 尾藤記者

ありがとうございます。幹事社からは以上です。

 

司会

それでは次の質問をお受けします。日本経済新聞さん。

 

日本経済新聞 高橋記者

日本経済新聞の高橋と申します。万博に関連してなんですけれども、政府は年内にも、万博のアクションプランを取りまとめる予定なんですけれども、このアクションプランへの期待と、大阪府とか市の要望っていうのは反映されそうなのかお願いします。

 

市長

アクションプランが取りまとめられるということについては、非常に期待をしています。もちろん当然のことですけど、我々の要望は取り込まれているものだと、こういうふうに思っています。

 

日本経済新聞 高橋記者

ありがとうございます。あとすみません、コロナについてなんですけれども、昨日の会議で1テーブルは4人のような、そういう会食ルールが継続する方向となりましたが、この対策に対する受け止めをお願いします。

 

市長

オミクロン株というのがまだ未確定な部分が多いんでね、この対策は継続ということになりましたけども、飲食店、サービス業の皆さんから見ると、もう丸2年この書き入れ時の年末年始の商売に非常に大きな足かせというか、デメリットということになると思います。専門家の皆さんに、これはもう国の専門家会議でね、オミクロン株の正体というものをエビデンスを基にした、はっきりした正体をしっかりと検証していただきたいと思っています。今の状態ではなかなかご納得、まだオミクロン株についての中身が分からない中でね、アルファ株、デルタ株については非常に押さえ込んできているわけだから、分からない中でやっぱり、長年に渡るビジネスに対しての規制が続くことについては、非常にそういう商売されてる方にとっては、非常に大きな負担になるんだろうなと思ってます。ただ、分からない中でやはり、これは海外の事例を見ると、非常に大きな感染拡大が起こってるわけですから、我々としても、できるだけワクチン接種、ブースター接種を早期に進めながら、本当にウィズコロナの時代でも経済と両立できるような形をつくっていきたいと思っています。

 

司会

次の質問をお受けします。日刊工業新聞さん。

 

日刊工業新聞 大川記者

日刊工業新聞の大川です。万博推進局についてお伺いします。1月発足ということですが、なぜこのタイミングかというのと、何人規模でトップにはどなたが就かれるのかというのを教えてください。

 

市長

なぜこのタイミングかというのは、いよいよ大阪パビリオンも具体的な形が見えてきたし、あと3年半というタイムスケジュールの中で、さらに万博の準備を加速させることで、組織を一体化でつくることが、この連絡調整も非常にスムーズにいくということです。それから大体組織の規模としては、60名体制でやりたいと思っています。これは27日に人事異動の正式発表をいたしますので、それを参考にしていただけたらと思います。

 

日刊工業新聞 大川記者

分かりました。あとですね、この万博推進局でバーチャル大阪の開発も担うのかというのと、先日公開されたバーチャル大阪ですけど、この開発を今後のデジタル技術の活用にどう活かしていくか、お考えのところがあれば教えてください。

 

市長

バーチャル大阪については、これはもう推進局のみならず、これは大阪府庁も市役所も組織一体として、世界に大阪をアピールする場ですから、これはもうオール大阪の体制でしっかり盛り上げていきたいと思っています。もちろんこれをやる中で、デジタル技術っていうのは日々進化してますから、我々民間からそういう専門家も招いてやってきてますので、さらにデジタルによる市民生活の利便性向上のための改善は、日々やっていきたいと思っています。

 

司会

次の質問をお受けします。大阪日日新聞さん。

 

大阪日日新聞 木下記者

大阪日日新聞の木下です。オミクロンの対策について伺います。ちょっとまだ分からないところが多くて、これから出さないと難しいとは思うんですけれども、重症化の確率は少ないかもしれないけれども、感染力は非常に高いということで、軽症者の方がですね、ものすごい急増する危険性があると思うんですけども、その辺にあたっての、例えば検査体制の強化みたいなことを、もし考えられておられたらお願いします。

 

市長

検査体制の強化っていうのは、これまでアルファ株、デルタ株でもやってきましたし、オミクロンでこれはもう、そもそも今まで検査資源をできる限り拡充してきてるところあるので、検査拡充すると専門人材とか機器とか、さらに増やすということになるんですけど、今のこの間、2年間のあいだに拡充してきた検査体制で、しっかり対応はしていきたいと思っています。僕一番心配なのは早期に経口薬、国の方で今、承認に向けてスピードアップしていると。これはメディア情報ですけど、総理の会見では、一両日中にも経口薬が承認をされて、海外から輸入されるような話も出てきてますんでね、今の健康局には、その具体的なスケジュールとか、それから具体的な供給量について、その確認を取るように指示をしているところです。やっぱり軽症、無症状の場合は、オミクロン株は原則入院ですけど、これ強制できません。また、その人を捕まえてっていうよりも、もうお願いですよ。オミクロンだからって、原則入院していただかなければならないんだけど、憲法違反にもつながる、何もしてないのに捕まえて入院させるわけにいかんのでね。だから軽症、無症状の場合は、やはり長期間に及ぶ入院生活を非常にためらうというか、否定されるというか、それを了承してくれるというのも、これ実際、保健所がいろんな形で今交渉している中でも難しいところがあります。ですから、経口薬というのは、軽症者に非常に効果があるというふうに今伝えられているわけですから、とにかく自宅で待機をされる場合についてもね、早期にそういう経口薬を、我々からお渡しできるような、そういうことをしっかり体制を整えてもらいたいと思っています。

 

大阪日日新聞 木下記者

ありがとうございます。もう一点、IRの区域整備計画、このあいだ発表されたところでお聞きします。土壌汚染や液状化、地中の障害物とかで790億円という。これは今後のこともあるとは思うんですけども、これは上限というふうに考えていいのでしょうか。

 

市長

今のところの試算です。

 

大阪日日新聞 木下記者

あとその中でですね、港営事業会計、港の会計の方でまかなうというふうにお聞きしておりますけども、これ基本的には起債して土地を売却して返還するっていう、そういうスキームだと思うんですけれども。

 

市長

そうですよ。

 

大阪日日新聞 木下記者

起債によるものだから一般会計からの負担はないという話だったと思うんですが、例えば、その土壌汚染がある中で、地価が変わるとかですね、あるいはこれまでも埋め立てですね、起債してると思うんですけども、その起債したのちに売却することは、間違いなくできるというお考えでしょうか。

 

市長

それは間違いなくできるという考えです。そのために、特に夢洲については、これまでは物流の拠点で、まあまあちょっとずつ入札で売ってきたわけですよ。この入札価格っていうのは、土地についての役所側の不備っていうのはもう、追求できないような形でね、やってきて、今回は35年間の定借の中で計算してきておりますので、IR施設がこれからやはりしっかり経営できれば、その部分からの家賃と、それから夢洲全体を、都市計画法上もそういうにぎわいの拠点として、今まで物流しかできなかったのを、そういうにぎわいの拠点という形で利用できるように都市計画も変更しましたから、これは万博のあと、夢洲2期、3期という中で十分プラスアルファが出てくるとこう考えています。

 

大阪日日新聞 木下記者

液状化の対策の部分ですけども、これは土壌汚染のところについては市が調査をしています。液状化のところは事業者の調査ってことになってると思うんですけど、これ市の方で調査っていうことにはならないんでしょうか。

 

市長

これ、液状化というのは、今でも液状化するわけですよ、物流拠点にしても。ただ物流の拠点だから、多少液状化になっても、なんとか対応できるだろうという考え方でこれまで売却してきたんでしょう。今回は人が集まるエリアで、ホテルだとか小劇場だとか、ショッピングモールだとか、そういうものも、大規模な施設ができるわけです。だからそういうところに人が出入りする中で、土地所有者として液状化でその人たちに被害が出るような、及ぶようなことになってはならないということで、その建物を建てる側の建設の専門家が検査してますから、それはやっぱり我々がやったところで同じような建設業者に、土地改良事業者にお願いするわけですから、これは二重になるので、今回事業者がそういうふうにきちっと精査した部分で、我々はその対策にも含めて試算をしているということです。

 

大阪日日新聞 木下記者

商業地に変わったので、そこきっちり精査していくっていうのは、これはそのとおりだと思うんですけども、その事業者の方で液状化の方のこれぐらいかかりますみたいな話が出てくるのかなと思ってるんですけども、その時には市としてもですね、いやこのくらいとは言いつつも、このくらいで抑えられるよみたいな話ができないといけないんじゃないかと思っていて。

 

市長

これからそれはやります。夢洲全体のまちづくりのチーム、これは今、高橋副市長が中心となってやってますけども、これからやります。例えばホテル部分だとか、人が集まる部分については、それはしっかり対策しなければならないけど、それ以外の人が入らないようなエリアについては、そこまでの必要はないでしょうと、そういうふうには話し合いは、これからやっていきます。

 

大阪日日新聞 木下記者

あとちょっと長くなって恐縮なんですけれども、先程仰った売却はできるっていうお話だったと思うんですけども、ちょっと一定、やっぱりこの夢洲の土地のですね、売却速度が鈍ってたとこがあったかと思うんです。それは今回のその土壌の問題とかですね、コロナの問題とか出る前の話であって、今回新たに出てきてですね、確実に売却できるかっていうのはどうかと思うんですけども、その時にその一般会計からですね、繰り入れるみたいな話は可能性としてあるのでしょうか。

 

市長

これまでの大阪市の埋め立て事業については、事実、咲洲のWTCビルの時は、一般会計繰り入れて処理をしました。こういう処理があったという事実であります。だから今の状態の中で、物流拠点ずっと続けていくだけで、これはそもそも市民の資産を投入して埋め立てしたんだから、我々の考え方としたらその土地の利用価値を上げることで、市民の財産であるベイエリアの埋め立て用地の価値を引き上げていくことが、市民にとってプラスだというふうに思ってます。だから日日新聞さんのように、世の中このコロナがこれから20年、30年、もし続けば、これはもう経済そのものが成り立ってませんから。でもそれを予測して、何もしない方が僕はやっぱり無責任だと思ってますから。それはその時の社会情勢で様々なリスクもあると思うけど、そういうのを考える中でも僕はこれからの日本の一つの産業の柱として、観光というものは、これは力入れていくべきだと、こういうふうに考えてます。

 

大阪日日新聞 木下記者

最後に、IRかどうかは別として経済の対策っていうのは必要だということは、これは十分分かるんですけども、先程申したことも含めてですね、全体としてこの新型コロナのことも含め、このIRの区域整備計画自体がですね、基本構想から考えて、ちょっとMICEのところは、縮小部分があったと思いますけど、そんなに縮小されてないように思いまして、これは新型コロナっていうものを考えた時に、例えば土壌汚染とかこういう今言ったの含めてですね、収益部分あるいは、支出部分をちょっと検討する余地が出てきてるんじゃないかと思うんですけど、そこはいかがですか。

 

市長

これ投資金額が縮小されていないわけですから。投資金額は事業者が投資するわけで、我々としたら、その投資金額を逆算していく、それだけ投資するっていうことは、それだけのやっぱり経済効果が生まれると、それはしっかり専門家の皆さんにも検証していただいたうえで、十分やりくりができるというふうに考えております。

 

大阪日日新聞 木下記者

ありがとうございます。

 

司会

次の質問をお受けします。フランス10さん。

 

フランス10 及川記者

フランス10の及川と申します。府と市合わせてコロナ対策をやっていらっしゃるのでコロナ対策についてお伺いしたいと思います。大阪府のコロナの人口比あたりの死者は全国ワースト、それを吉村知事に聞いたら、いやいやいや。感染者あたりは全国10位だと。いや全国10位でも高いと思いますけども。それで維新の議員さんが中の上だと。対策を過剰に褒めてるのもありましたが、大阪のコロナ対策、こういう客観的な数字をもってもうまくいってると思いますか。

 

市長

吉村知事は全力を尽くしていると思います。

 

フランス10 及川記者

大阪市としては特に対策はうまくいってる。市長としたら、うまくいってると思ってますか。

 

市長

大阪のコロナ対策は司令塔大阪府知事のもとで対策本部をつくって、我々大阪としては基礎自治体として決まったこと全面協力をして下支えをしてます。吉村知事は必死でやってると思います。

 

フランス10 及川記者

あと先月、先々月か。市長の部屋の公務日程を見ると総選挙近くになると市庁舎にいらっしゃらないという、一方で私、維新のプレスリリースが来るんで市長どこ行かれてるのかなと思うと東京にいらしたり全国も回ってらっしゃる。そんなに市庁舎空けて大丈夫なんですか。

 

市長

何か問題ありますかね。大阪市政に。

 

フランス10 及川記者

じゃあ貴方いなくてもいいんじゃないですか。

 

市長

僕はちゃんとここにいないけども、組織をガバナンスをきかしながら組織を動かしてます。

 

フランス10 及川記者

普段もいなくても特に、もうリモートワークでやれる立場なんでしょうか。

 

市長

リモートワークでやれるところは、今コロナですからリモートワークでやってます。

 

フランス10 及川記者

分かりました。ありがとうございます。

 

司会

次の質問をお受けします。NHKさん。

 

NHK 西澤記者

NHKの西澤です。オミクロン株について伺いたいんですけれども、一部の自治体で教員の方の感染が確認されたという発表もありましたけれども、大阪市として今ゲノム解析をされてたりとか疑いのある方っていうのは把握されてるんでしょうか。

 

市長

把握しています。

 

NHK 西澤記者

何人ぐらい、どのぐらいでしょうか。規模としては。

 

市長

数名。

 

NHK 西澤記者

今後なんですけれども、そもそも今、大阪市民、大阪市が関わる中でオミクロン株の感染者っていうのは確認されているんでしょうか。

 

市長

オミクロン株かどうかを今、検査してるという状況です。だから、PCR検査で陽性、しかし、デルタ株なのか、アルファ株なのか、オミクロン株なのか、消去法でPCR検査陽性の場合は、まず次、第5波のデルタ株であるかどうかをもう一度検査をして、それではなかった人。そこで陰性になってるけども大きなPCR検査では陽性出てますから。そういう方に対して今、検証をしているということです。

 

NHK 西澤記者

仮にオミクロン株への感染が確認された場合なんですけれども、何か対応について特別なものを検討するとか、ものがあれば教えてください。

 

市長

オミクロン株の場合は陽性となった時点で原則入院してくれということです。無症状であっても軽症であっても。今その方々、濃厚接触者で、まだ今ゲノム解析中であってもその周辺の方々の濃厚接触者の方にはホテルでの待機を今、促してお願いをしてるところです。でも、なかなかやっぱりその人自身が症状があるわけではありませんから。ホテルで2週間というのに、ちょっとご理解をしていただくことに今、苦労している状況です。

 

NHK 西澤記者

ちょっと細かいですけれども、既にもうデルタ株に関しては陰性になっていて、ゲノム解析をしている段階という理解でよろしいでしょうか。

 

市長

そうですね。今そういう形です。全ての方がゲノム解析をやってるところです。

 

NHK 西澤記者

分かりました。ありがとうございます。

 

司会

次の質問をお受けします。朝日新聞さん。

 

朝日新聞 添田記者

朝日新聞の添田です。今のオミクロン株の、もしかしたら感染かもしれないっていう人たちについてなんですが、市中感染の疑いはあるんでしょうか。

 

市長

あります。

 

司会

次の質問をお受けします。共同通信さん。

 

共同通信 廣山記者

共同通信の廣山と申します。先日、岸田総理がアベノマスクと言われるマスクについて有効活用したうえで廃棄すると表明されました。厚労省に確認したところ、個人だけじゃなくて、自治体向けにも配布の希望を募る仕組みをつくってるところだと。大阪市さんにおいてはサージカルマスクだったり不織布マスクは今、現在在庫はゼロというふうに伺っております。今、現時点でマスクの配布を希望するかどうか、市長のお考えを伺いできますか。

 

市長

費用負担がどれだけ発生するかです。郵送料とか、そういうものを国が、これはしっかり国の負担であるということであれば、念のために頂いておくっていうのは僕はありだと思っていますし。今、市場では不織布マスクが安価でずっと出回ってますから。やっぱりそういう布マスクよりは不織布の方がより感染リスクは抑えられるということですから。そもそも布マスクに対しての需要は低いですけども。腐るもんでもないんでね。これから先、各家庭でね、必要だと言われるところがあればね、そういうところにやっぱりお渡しできる方がいいとは思いますけどね、あのまま倉庫に眠らしておくよりは。あと、そこからの費用がどの程度の負担になるかということだと思います。

 

共同通信 廣山記者

先ほど国が全額負担したらということでしたけど、一部負担の場合でも一応検討はされるんでしょうか。

 

市長

その条件次第ですね。

 

共同通信 廣山記者

条件次第ですか。

 

市長

だって需要ないのに、それをこちらで長年管理するということになると、こっちの大阪市の財政負担になりますから。ただ安倍総理があの時点でね、あれだけ一昨年のあの時点ではもうマスクはなかったわけですから。布マスクを製造されたっていうのを全否定するというのはちょっと違うと思います。

 

共同通信 廣山記者

ありがとうございます。

 

司会

次の質問をお受けします。フランス10さん。

 

フランス10 及川記者

フランス10の及川です。IRの経済効果の元データをIR推進局に情報公開したら黒塗りのデータ、のりべんが出てきたということですが、これは何で示せないんでしょうか。

 

市長

それは相手があるからでしょ。

 

フランス10 及川記者

相手があるから。

 

市長

ええ。

 

フランス10 及川記者

それで他意はない。

 

市長

全くありません。

 

司会

次の質問をお受けします。他にございますでしょうか。朝日新聞さん。

 

朝日新聞 添田記者

すみません。朝日新聞の添田です。先ほどお聞きしたオミクロン株に感染されてるかもしれないっていう数名の方と仰ったんですが、具体的には何人いらっしゃってですね、昨日大阪府から発表された方とは別の新たに判明された方ということなんでしょうか。

 

市長

違う方です。これ人数言っていいんかな。人数はちょっと言えない、言えません。

 

司会

次の質問をお受けします。NHKさん。

 

NHK 西澤記者

NHK西澤です。今の関連なんですけれども、数名の中には渡航歴がある方との接触がある方はいらっしゃらずに、数名というのは全員、市中感染のある方という認識でよろしいでしょうか。

 

市長

いや、渡航歴のある方もいらっしゃいます。

 

NHK 西澤記者

ただ、市中感染の可能性がある方もいらっしゃるという。

 

市長

うん。オミクロンはちょっと非常に個人情報に関わる部分あるんでね。別にオミクロンになった人が悪いんじゃないんだから。あまり、ちょっと詳細までは申し上げられません。

 

司会

他にございますでしょうか。それでは終了いたします。ありがとうございました。

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