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令和4年1月4日 大阪市長会見全文

2022年1月6日

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司会

それでは市長定例記者会見を開始します。市長よろしくお願いします。

 

令和4年市長会見年頭あいさつ

 

市長

新年明けましておめでとうございます。昨年の緊急事態宣言については、ワクチン接種や、様々な要請に対する皆様方のご理解・ご協力により、大阪においても、宣言を解除することができました。しかしながら、新たな変異株が確認されるなど、警戒が必要な状況は続いています。引き続き、感染防止対策をしっかりと講じつつ、市民のくらしを守り、経済再生の取組に努めてまいります。さらに、これらを土台として、大阪・関西万博のインパクトを活かしながら、ポストコロナを見据えた取組を進めることで、大阪の成長を図ってまいります。万博まで残り3年余りとなり、スピード感をもって準備を進めていくために、「万博推進局」を府市共同で設置をしました。関西の地域経済活性化の起爆剤となる万博の成功をめざし、関係機関と連携を強化し、開催準備を加速させてまいります。また、大阪の魅力を国内外に発信するなど、機運醸成にも尽力をし、皆様と一緒に盛り上げていきたいと思います。市民のくらしや経済を支え、大阪の再生・成長を確かなものとするために、市政運営に取り組んでまいりますので、今年もよろしくお願いをいたします。僕からは以上です。

 

質疑応答

 

司会

それでは質問をお受けします。必ずマイクを通しまして、社名と氏名をお名乗りのうえ、ご質問をお願いします。質問は市政関連のみでお願いします。それではご質問のある社いらっしゃいますでしょうか。朝日放送テレビさん。

 

朝日放送テレビ 大野記者

ABCテレビの大野です。よろしくお願いします。昨年の8月に経営破綻した松本病院の件に関してなんですけれども、無担保で融資していた2億円、コロナ協力金で相殺していたこと、部局への聞き取りで分かったのですが、これの受け止めを改めてお願いいたします。

 

市長

まず、返していただくのが当然のことだと思っています。当時の貸し方にも大きな問題はありましたけど、それは今、もう検証のしようがありません。資料もないし、当事者もいないし。やっぱり市民のお金なわけですから、貴重な税収、市民の税で納めていただいたお金ですから。やはりきちっと、できる限り、ありとあらゆる手段を尽くして、回収をさしていただきたいと思っています。

 

朝日放送テレビ 大野記者

もう一問よろしいですか。松本病院からは、このコロナ協力金を相殺に充てることは違うんじゃないかということで、福祉局に訴状を送っているということなんですけれども、これについてはいかがですか。

 

市長

他にも医療は、今、民事再生の中で、収入も得られているわけなので、我々とすると、それはコロナの協力金だろうが、松本病院の運営の中での財源だと考えていますので、それを、貸したお金をしっかり返していただくのは、我々とすれば当然の権利なのかなと、思っています。

 

朝日放送テレビ 大野記者

ありがとうございます。

 

司会

次の質問をお受けします。毎日放送さん。

 

毎日放送 尾藤記者

MBSです。年末年始に一部報道もありましたが、次期市長についてですね、松井市長、この決め方について、特に今考えてらっしゃるものがありましたら教えていただきたいんですけれども。

 

市長

決め方というか。それ、今でいいんか。

 

政策企画室 吉村室長

すみません、ちょっと政治性があるかと存じますので、このあとでご質問をお願いできますでしょうか。

 

毎日放送 尾藤記者

分かりました。

 

司会

関西テレビさん。

 

関西テレビ 稲垣記者

関西テレビの稲垣と申します。今年もよろしくお願いいたします。先程おっしゃった万博の件なんですけれども、改めて実際ドバイに行って、招請活動されるとか、その辺りの見通しなどありましたらお願いします。

 

市長

もうコロナ次第ですね。行きたいとは思っています。やはり、次期開催地が大阪なわけですから、夢洲で開催されるわけで、地元の首長としてね、やっぱり向こうでしっかりアピールしたいと思っていますけれども、今の、この世界的なコロナの感染拡大状況を見れば、なかなか海外出るのは今は厳しいと。オミクロンについて、もう少し専門家の皆さんがしっかりと検証していただきたいと、インフルエンザと比べてどうなのかということを、専門家のご意見を、やっぱり聞きたいなと思っています。

 

関西テレビ 稲垣記者

その辺り、なかなか判断が難しいところだと思いますが、知事、市長は足並みそろえられるのかなと思いますが、どのあたりで判断したいとかありますか。

 

市長

だから3月末まで開催されるわけですから、できれば閉会の時には様々なイベントも、現地でイベントがあるでしょうから、それに合わせて、ぜひ、ドバイ万博に行きたいと思っていますけれども、これもだからコロナ次第でどうなるのか、ちょっとまだ今のところは、判断ができない状況です。

 

関西テレビ 稲垣記者

あと、万博に関連して一部報道にありました、夢洲と会場を結ぶシャトルバスについてですね、環境に良い電気自動車だったり、燃料電池車だったりというところは、金額が高いので、事業者が購入する場合は補助するという報道がありましたが、ここについて市長のお考えをお願いします。

 

市長

脱炭素の地球温暖化の環境問題というものも踏まえた中で、やはりこれからの公共交通の在り方として、まず我々が、日本の国内の中でもリーダーシップ取りたいと思っています。これG20でも、そういう宣言がなされているわけなので、万博へのシャトルバスのみならず、民間の皆さんを輸送するためのバスについても、この制度が利用できるようにしたいと思っています。

 

関西テレビ 稲垣記者

まず、万博で使われるバスからなのかと思いますが、今、大阪市内で走っているようなバスについては、お考えいかがですか。

 

市長

これも適用していきたいと思っています。夏から、国が半分補助すると、残りの半分を大阪府と大阪市と事業者、1対1対1でそういう補助制度を考えています。

 

関西テレビ 稲垣記者

分かりました。ありがとうございます。

 

司会

次の質問をお受けします。他にございますでしょうか。毎日新聞さん。

 

毎日新聞 田畠記者

毎日新聞の田畠と申します。成人式のことなんですけれども、オミクロン株が増えていく中で、どういった基準でですね、その中止の可否を判断されるのかというところを、また改めてお聞きしたいのですが。

 

市長

今、緊急事態も宣言されていない中で、各種イベントは実施できる状況にあります。ですから、感染対策を講じたうえで、成人式を実施したいと思っています。

 

司会

次の質問をお受けします。NHKさん。

 

NHK 西澤記者

NHKの西澤と申します。今年もよろしくお願いいたします。松本病院の問題についてなんですけれども、報道ベースでいくと、まだ返済していただかなきゃいけない金額が残っているということになると思うんですけれども、その辺りの、市としての認識と、今後もどのような形で返済を求めていくのかという点をお願いします。

 

市長

これ、粘り強く満額返済に向けて、我々は要請していきますよ。ただ、今、民事再生やっているので、民事再生の中で管財人の方からいろんな提案があるんでしょう。それは納得できるものであれば、我々もそれに沿った形で答えを出していきますけども、今の時点では満額回収。そこへ向けて、ありとあらゆる手段を講じていきます。

 

NHK 西澤記者

あとすみません。コロナの感染の増加についてなんですけれども、大阪だけじゃなくて東京も含めてなんだと思うんですけど、全国的にオミクロン株の市中感染が広がっていて、ただ、無料検査も増えていって、そういったもので、無症状の方も含めた感染事例の捕捉が増えているだけなのか、そもそも市中感染自体が広がっているのか、その辺りどのように見てらっしゃるのか、教えてください。

 

市長

デルタ株からオミクロン株に今、移り変わってるという捉え方をしています。オミクロン株は感染力が強いということも専門家の皆さんが、はっきり仰ってますので、やはりできるだけ、感染しない対策を一人ひとりが講じていただく。そんな中でも、先程も申し上げたけど、オミクロン株というのはインフルエンザと比べてどうなのかというところを、専門家の皆さんの判断を聞かせていただきたいと、出していただきたいと、僕は今、希望しているところです。インフルエンザ程度ということであれば、インフルエンザ並の形で、社会を動かせば良いわけですから、オミクロンの毒性について、ぜひ、専門家の皆さんの考えをお聞かせ願いたいと思っています。

 

司会

次の質問をお受けします。日本経済新聞さん。

 

日本経済新聞 高橋記者

日本経済新聞の高橋と申します。今年もよろしくお願いいたします。万博に関連してなんですけれども、年始、一部報道で、夢洲に万博のレガシーとして、医療施設を開設することを検討しているという報道があったんですけれども、これについての受け止めや考えをお聞かせください。

 

市長

これはもう、大阪パビリオンについては、恒久的施設にすると、その施設を将来にわたってどう運営していくかと、万博のレガシーをどう残すかと、これはいのち輝く未来社会のデザインというテーマですから、やっぱり大阪というのは今の再生医療の世界でもトップランナーであるわけですから、大阪・関西のそういう医療・創薬そのポテンシャルを活かせる施設にしたいというふうには考えています。

 

司会

次の質問をお受けします。読売テレビさん。

 

読売テレビ 前川記者

読売テレビの前川です。よろしくお願いします。先程、年頭あいさつもありましたが、改めて今年どんな1年にしたいかをお伺いいただけますか。

 

市長

まずはやっぱり、このコロナ対策をしっかり進めていくことは当然のこととして、しかし、長引くコロナの感染症拡大の状況によって、非常に苦しんでおられる方もいらっしゃいます。商売にならないとか、そういう一部業界の方がいらっしゃいますから。飲食だとか旅行だとか、そういう皆さんが、やっぱり事業継続できるように経済も回していきたい、こういうふうに思っています。

 

司会

次の質問をお受けします。関西テレビさん。

 

関西テレビ 稲垣記者

関西テレビの稲垣と申します。コロナ対策と両輪で経済を回していかれるということで、大阪市、12月に買い物応援キャンペーンをやられましたけれども、一旦12月末で終わっていて、こういった同じようなものを新たにやるとか、もしくは第2弾をやるとか、その辺り今お考えとしてありますか。

 

市長

今、いらっしゃいキャンペーンをやっているところですから、やはり、今回の12月のお買い物応援キャンペーンの検証をしながら、さらにやっぱり、個人消費を拡大させるために必要という状況になれば、やっていきたいとは思っています。ただ、今の時点で、いつからとか、どの程度の金額でというところまでは決まってはおりません。

 

司会

次の質問をお受けします。他にございますでしょうか。それでは終了いたします。ありがとうございました。

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大阪市 政策企画室市民情報部報道担当

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