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令和4年7月13日 大阪市長会見全文

2022年7月15日

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司会

それでは、市長定例記者会見を開始します。市長、よろしくお願いします。

 

新型コロナウイルス感染症について

 

市長

はい。まず、新型コロナウイルスの感染症についてです。11日から大阪モデルの警戒が黄色信号に変わりました。5月の23日から緑色の信号になっていましたが、オミクロン株のBA.5への置き換わりが進んでおり、新規感染者数は、7月10日時点の前週比、約2.5倍となっています。今、取るべき対策は、リスクの高い高齢者への対策です。高齢者の命と健康を守るために、日常的に高齢者や重症化リスクが高い方と接する方は、感染リスクが高い場所への外出は控えてください。高齢者施設での面会はオンラインなどを利用し、接触は自粛をしてください。高齢者施設におかれましては、可能な限り速やかに4回目のワクチン接種ができるように協力をお願いします。今後、夏休みやお盆等により外出する機会が増えますので、引き続き、感染予防に努めていただきますように、ご理解とご協力をお願いします。また、大阪市といたしましても、感染がまん延した際の体制の整備や、生活、事業の支援に努めてまいります。

 

大阪・関西万博1000日前を契機とした主な取組み

大阪・関西万博1000日前を契機とした主な取組み

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次に、大阪・関西万博1000日前を契機とした主な取組です。7月18日に、万博開幕1000日前という大きな節目を迎えます。これを契機として、インパクトのあるイベントの実施など、地元自治体として、様々な機運醸成の取組を強化をしていきます。まず、1000日前の当日に、全国で万博機運を醸成するために、博覧会協会と連携したメインイベントを東京と大阪で同時に開催します。大阪では、「大阪来てな!キャンペーン」のキックオフイベントにおいて、万博記念プログラムを実施をします。また、東京では、メディアの皆さんに向けたイベントを実施をし、公式キャラクターの愛称も発表をいたします。当日は、吉村知事とともに、USJに駆けつけまして、観覧者の皆さんとともに、イベントを大いに盛り上げていきたい、こう思ってます。大阪市・大阪府が主体となった機運醸成の取組も実施をいたします。大阪市役所の正面玄関のホールと大阪府庁の正面玄関のロビーに、カウントダウンクロックの設置のほか、キャラクターパネル、のぼりなどを飾りつけます。7月19日よりご覧いただけますので、市役所へお越しの際は、ぜひお立ち寄りをください。また、府・市や府内市町村の公用車へのステッカーを貼り付けるほか、横断幕を全国自治体に配布をし、各地で掲出をお願いをいたします。さらに、府内の主要商店街において、のぼりを順次設置するとともに、大阪・関西万博公式ライセンスグッズオフィシャルサイトや各商店街のホームページでクーポンキャンペーンを実施するなど、様々な取組を行い、万博の機運を盛り上げてまいります。次に、大阪・関西万博 大阪パビリオンの名称についてです。2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会は、大阪パビリオンの名称を「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」と決定をいたしました。外観のイメージに合った名称となるように、吉村知事、森下総合プロデューサーと私で協議をし、提案をしたものです。パビリオンの出展基本計画では、「REBORN」をテーマにしていることから、人の心と体の健康をめざしていくという想いを込めております。外観デザインから着想を得て、新しいものを生み出す「巣」ですね。「巣」、鳥の巣の「巣」の「Nest」であることを表現をしています。大阪パビリオンのテーマ「REBORN」を実現するための「巣」として、未来の大阪の可能性を感じることができる展示をめざしています。なお、名称の決定に合わせて、大阪パビリオンのロゴマークの公募を7月中に開始をいたします。また、大阪パビリオンの認知度向上や理解促進、万博の機運醸成を図るため、大阪パビリオンの模型を製作をいたしました。今後、様々な場所に設置をいたします。7月15日から19日までは、ATCでの万博1000日前イベントで展示をし、7月20日以降は、大阪市役所の正面玄関ホールに設置します。誰もがわくわくしながら、驚きや新たな発見に満ちた感動を味わうことができるパビリオンをめざし、出展に向けた取組を進めてまいります。僕からは以上です。

 

質疑応答

 

司会

それでは、質問をお受けします。必ずマイクを通しまして、社名と氏名をお名乗りのうえ、質問をお願いします。質問につきましては、市政関連のみでお願いします。では、幹事社の毎日新聞さん、お願いします。

 

毎日新聞 松本記者

毎日新聞の松本です。大阪・関西万博について、間もなく開幕の1000日前を迎えますが、この受け止めと、あと、今回市長からイベントなど機運醸成に向けた取組の紹介がありましたが、現状で、全国的に見た盛り上がりですとか機運醸成の課題がありましたら教えてください。

 

市長

まず、1000日前は、これはもう万博を盛り上げる1つの吉所であり、いい機会ですから、刻一刻カウントダウンが進んでいることを実感をしています。これは改めて気を引締めて開催の準備に全力を尽くしていきたいと思います。昨年のアンケートの結果を見ましても、大阪で万博を開催することは、多くの市民の皆さんには知っていただいてます。しかし、全国的には、これからといったところでありまして、今回、博覧会協会が東京でもイベントを行い、全国へ発信をするとともに、各地の自治体に協力を呼びかけて、機運を盛り上げていきたいと思います。今後とも博覧会協会と連携をしながら、全国的な機運醸成に取り組んでまいります。

 

司会

次の質問をお受けします。関西テレビさん。

 

関西テレビ 松浦記者

関西テレビの松浦です。この「大阪ヘルスケアパビリオン」についてなんですけども、官民で160億っていう目標を掲げられてたと思うんですけども、今、現状で、協賛、民の部分はどのぐらい集まってるんですか。

 

市長

これ、「1対1」っていう形で160億ということを目標に掲げてましたので、民間の「1対1」の部分は半分っていうことですよね、160億の。それを超えてます、半分をね。だから、これはありがたい話で、これから展示の内容等々も含めて、やっぱり充実させていって、世界中の皆さんが、この大阪館に入場していただいて、正に健康のための具体的な、そういう行動っていうかね、そういうものが健康に向けてスタートできるような、それを自分で感じれるような、そういうものをつくり上げたいと思ってます。まだ今、現物も含めて、やっぱり大阪で参加したいというのが、非常にオファー来てますのでね、かといって、その分、じゃあ、行政が負担する分、減らすんじゃなくて、これはやっぱり未来へ向けた万博ですから、大阪館はレガシーとしてこれからも現地で存続しながら、命に関する役割を果たしていくというところあるのでね、そういう形で、もちろん経費はしっかりと検証して、無駄なお金は使わないようにしながら、未来に向けて持続できるような形をつくっていきたいと思います。

 

関西テレビ 松浦記者

面積が限られてるので、どの企業からどのぐらい協賛を集めれるかっていうのは多分アッパーがあると思うんですけど、今、民の方で80億っていうの、目標を達成したということなんですけど、どのぐらいまでだったら協賛を受け入れられるんですか。

 

市長

いや、これ、またその部分をね、しっかりと基金として積み上げて、将来、これ、ずっとレガシーでこの館が、大阪館はレガシーとして残っていくわけだから、その形で、その原資は活用できればいいなと思います。だから、「1対1」っていう約束なので、基本160億です。でも、それ以上に集まった部分については、これはもう大阪の健康のためのそういう基金として積み上げて、未来に向けて様々な活用方法を考えればいいんじゃないかなと思います。

 

関西テレビ 松浦記者

すいません、ちょっと追加で、万博のコストについてなんですけども、前回、まとめて資材を輸入したりとか、そういうコストの圧縮方法で、現状、今の価格から、価格というか、値段、負担から増やす方向ではないと仰ってたんですけども、その辺り、あれから関経連の松本会長とか、その辺りって会話されました。

 

市長

いや、そのコストについては、1,860億の、そのコストっていうものは、これはもうしっかり守っていこうと。博覧会協会も含めて、様々なコスト見直し、削減のための提案をしながら、その範囲でやるということで、今それを目標に、今、会場整備をやってるということです。

 

関西テレビ 松浦記者

ありがとうございます。

 

司会

次の質問をお受けします。毎日放送さん。

 

毎日放送 冨永記者

毎日放送冨永と申します。よろしくお願いします。万博に関連してお伺いいたします。以前、松井市長は、万博の2025年1月に向けて、大阪市内の路上喫煙について、全面禁煙にしていくという考えを表明されてまして、今日の会議とかを含めまして、これから具体的な議論が進んでいくと思いますけども、改めてこの25年万博に向けて全面禁止にする思いについて、市長の思いをお聞かせください。

 

市長

やっぱり健康というのが1つの大きなテーマですし、はっきり言って僕は愛煙家ですから、たばこ吸いますけども、受動喫煙等で他の吸わない人に健康被害を及ぼすこともありますから、今、大阪では一部路上喫煙禁止ということで、過料も含めてやってるわけでね。じゃあ、もう全体に広げればいいんじゃないかと思ってます。ただし、これは嗜好(しこう)品として大きな税金も納めていただいてるわけですから、愛煙家の方々とも納得できる形をつくるということで、市域にできるだけ、できるだけというか、受動喫煙にならない形で、愛煙家の方がたばこを楽しめる場所もしっかりつくっていこうと思ってます。

 

毎日放送 冨永記者

ありがとうございました。

 

司会

次の質問をお受けします。読売新聞さん。

 

読売新聞 三歩一記者

すいません、読売新聞、三歩一と申します。先程、大阪パビリオンについては、市長も現物に触れて感じられるようにというのを仰ってたと思うんですけれど、万博全体に関して、市長もかねてから、1970年万博で月の石とかですね、現物を実際見て、いろんな思い出というかですね、語られることもあると思うんですけれども、改めて、当時とは今は違って、ネットで何でも見られる時代で、それに対してリアルで展示するものがあるっていうことの意義というかですね、その辺をちょっと改めて教えていただけますか。

 

市長

ネットは、見れるけど。やっぱりその時は触れた感覚もあるかもしれないけど、やっぱり例えば大阪パビリオンでいくと、パビリオンを訪れてくれた人の健康状態がはっきり分かると。これはネットではね、そこは、そこまで、軽い診断っていうんですか、そういうことはちょっと厳しいと思うのでね。だから、ネットで興味を持ってもらって、リアルに体験をしたいと思ってもらえるような、そういう万博であれば。ただし、やっぱりキャパもありますから、1970年の大阪万博ほど人が来ると、これはもう、また会場の中、入れないということになりますのでね。その足らざるをまたネットで補ってもらうというかね、そういう形になれば一番いいんじゃないかなと思います。

 

司会

次の質問をお受けします。朝日放送テレビさん。

 

朝日放送テレビ 尾崎記者

ABCの尾崎です。万博の関連なんですけども、かつて、たしか松井市長は、万博のハードなレガシーというのは、今回はあえて残さないと。つまり、太陽の塔的なものをずっと残すということは、あんまり考えてないと仰ってたと思うんですけども、今回の大阪パビリオンっていうのは実質そういう、ずっと建物として残すレガシーになってくという理解でいいんでしょうか。

 

市長

ん。

 

朝日放送テレビ 尾崎記者

つまり。

 

市長

仮設じゃなく、ちょっと本設にしたいとは思ってるけども、レガシーと呼べるかどうかっていうのは、僕がずっと言ってる、レガシーいうのは、健康であり続けること、参加してくれた人が健康であり続けて、人生を最後まで自立して過ごしてもらうんが、レガシーになると思ってますけども、せっかくの施設ですから、その後の活用はしたいと思っております。何に活用しいくかっていうのは、まだ発表はできませんけども。

 

朝日放送テレビ 尾崎記者

では、万博会場の中で、期間が終わったあとも、大阪パビリオンに関しては、ずっとそのあとも残して、ある意味、健康のための施設として恐らくは使われていくという理解でいいんでしょうかね。

 

市長

うん。これまでも、そういう方向性は言ってたけど、それがハードのレガシーと呼べるかどうかは別ですよ。活用はしていきたいと思ってます。

 

朝日放送テレビ 尾崎記者

分かりました。ありがとうございます。

 

司会

読売新聞さん。

 

読売新聞 三歩一記者

読売新聞、三歩一です。すいません、今の関連なんですけれども、市長、今、何に活用していくかは、まだ発表はできないというふうに仰ったと思うんですけど、一応構想みたいなものは、もう既にお持ちだっていうことなんでしょうか。

 

市長

今、構想はあるし、いろんな内部の協議はしてます。

 

読売新聞 三歩一記者

じゃ、時期が来たら発表するっていうことにはなるとは思うんですけど、それは、時期は、めどとかはあるんでしょうか。

 

市長

時期のめど。

 

読売新聞 三歩一記者

はい。

 

市長

今、中で意見が集約されてくれば発表はします。

 

読売新聞 三歩一記者

ありがとうございます。

 

司会

次の質問をお受けします。毎日新聞さん。

 

毎日新聞 松本記者

毎日新聞の松本です。市長から先程コロナに関するお話がありましたけれども、ちょっと改めてになるんですけれども、現時点で飲食店の時短とか、何か行動制限について必要かどうか、市長は今のところどう考えていらっしゃいますでしょうか。

 

市長

これも何度も言ってますけども、今、コロナ対策の司令塔は吉村知事ですから、吉村知事が決められたことに、我々、それを従っていきますし、我々が基礎自治体として、現場でやらなければならないことを実行するっていうのが大きな方針ですけども、行動制限がどこまでコロナの感染拡大に対して効果があったのかっていう検証が、ちょっとよく分からないとこもありますし、だから、個人としては、飲食店をねらい撃ちするような話ではないんじゃないかなと思ってます。今の症状の状況を見てますと、軽症が一番多いわけで、それから、重症化率が非常に低いですから、もう重症化される方っていうのはやっぱり、簡単に言うとやっぱり高齢者、特に70歳以上っていう形になってますのでね、やっぱりそちらが感染しないような対策、60歳以上は4回目のワクチンを、接種が今始まってきてますので、その中で、飲食店等にねらい撃ちで行動制限をする必要があるのかなというふうには思います。

 

司会

次の質問をお受けします。ほかにございますでしょうか。それでは、終了いたします。ありがとうございました。

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