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令和4年10月31日 大阪市長会見全文

2023年10月17日

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司会

それでは、市長定例記者会見を開始します。市長、よろしくお願いします。

 

ハロウィンについて

市長

はい。私からは、まず、ハロウィンについてです。29日、韓国の繁華街、梨泰院で、大勢の若者が密集をし、150人を超える方々が亡くなられるという痛ましい事故が発生しました。犠牲になられた方々に、心から哀悼の意を表するとともに、負傷された方の一日も早い回復をお祈りをいたします。本日31日は、ハロウィンの本番です。例年、仮装した多くの若者がキタやミナミへと繰り出してこられます。ハロウィンを楽しむこと自体、否定をすることはありませんが、他人に迷惑をかけない範囲で楽しんでいただきたいと思います。特に大勢の人が集まるミナミの戎橋などで、大声を上げて騒いだりするなどの行為は、大変な危険を伴いますので、絶対にやめてください。また、道頓堀川に飛び込んだりする行為など、命を粗末にするような行為は、やめてもらいたいと思います。くれぐれも慎重な行動をお願いをいたします。

児童虐待防止・オレンジリボンキャンペーンの取組みについて

児童虐待防止・オレンジリボンキャンペーンの取組みについて

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次に、児童虐待防止・オレンジリボンキャンペーンの取組みについてです。大阪市はこれまでも、重大な児童虐待ゼロの実現に向けて、こども相談センターの機能強化など、様々な取組みを進めてきました。今回、11月の児童虐待防止推進月間に、オレンジリボンキャンペーンとして、シンボルカラーであるオレンジ色のジャンパーを府内の首長が着用するなどして、重点的に啓発を実施します。市役所正面玄関前では、啓発オブジェを設置するほか、庁舎をオレンジ色にライトアップをいたします。そのほか、大阪を拠点とするプロスポーツチームとの協力のもと、ホームゲームの会場での啓発動画の放映、場内のアナウンスなども行います。子どもたちを守るためにも、泣き声が続くなど、「虐待かな」と思ったら、迷わずに電話をしてください。児童相談所虐待対応ダイヤルは、「189」、「いちはやく」、大阪市児童虐待ホットラインは、「0120-01-7285」、「フリーダイヤル まずはいっぽう なにわっこ」と覚えてください。また、大阪府・堺市と共同で実施している「子どもと親の相談らいん@おおさか」を、これまで週2日から、毎日相談できるように拡充をいたします。家庭での不安や、子育ての悩みなど、LINEを使って気軽に相談をしてください。これからも、児童虐待の未然防止、早期発見、早期対応にオール大阪で取り組んでまいります。僕からは以上です。

 

質疑応答

 

司会

それでは、質問をお受けします。必ずマイクを通しまして、社名と氏名をお名乗りのうえ、質問をお願いします。質問につきましては、市政関連のみでお願いします。では、幹事社の毎日放送さん、お願いします。

 

毎日放送 梅田記者

毎日放送の梅田と申します。よろしくお願いいたします。発表項目について2点、1つずつお伺いしていきます。児童虐待防止についてですね、近年の大阪市における児童虐待の件数などですね、傾向はどのようなものなのか。また、その傾向に関する市長の所感をお伺いいたします。

 

市長

全国の児童相談所の虐待相談件数が増加傾向の中、大阪市では平成30年度から、6,000件程度で推移していますが、依然、政令市の中で2番目に多いという状況です。件数が多いのは、子どもを社会全体で守っていこうという虐待に気づく土壌があるということだと捉えています。重要なのは、虐待による死亡事案や重症事案を減らしていくということであって、そのためには、できるだけ多くの相談や通告を受けて、重とくな虐待となる前に対応することだと、これが必要だと考えています。

 

毎日放送 梅田記者

ありがとうございます。もう1点お伺いいたします。今回、LINEの相談についてですね、これまで週2回としていたということですけども、週2回としていた理由というものを教えてください。また、今回、週2回ということによる、対応が追いつかないですとか、市民のニーズに沿っていないとか、何かそういった弊害などはあったのか。こちらも併せて教えてください。

 

市長

まずは、令和2年度に約1か月間の試行実施を行い、そこでの実績から、週2回の実施と、それと、夏休みなどは毎日実施するということとなりました。これまで、市民への実害など、報告は受けていませんが、毎日実施をすることで、より多くの保護者や子どもからの相談に対応していきたいと考えています。

 

毎日放送 梅田記者

ありがとうございます。すいません、最後にもう1点だけ。今日の発表項目とは別になるんですが、先程、仰った韓国、梨泰院のハロウィンの事故に関連してお伺いしたいんですけども、市長、先程、仰ったように、今日、ハロウィンの本番で、恐らくミナミにも多くの人が集まると思います。先程、市民への呼びかけはされていらっしゃいましたけども、市としての例えば警備の強化の対応ですとか、その辺り、どのようにされるのかということと、今週に関しては、木曜日にですね、御堂筋でイベントも開かれます。そこに対しての同様の事故が起こらないような対応などというのは現在考えていらっしゃいますでしょうか。

 

市長

これ、もう雑踏警備を強化していくということが重要だと思ってます。ハロウィンの対応につきましては、大阪市消防局の方では、180名の隊員を投入をして、ハロウィンにおいて大きな混乱にならないようにやります。それから、建設局と、これは大阪府警と連携をしながら、道頓堀川の遊歩道の通行止め(正しくは、戎橋より道頓堀川の遊歩道へ降りるスロープ及び道頓堀橋から遊歩道へ降りる階段の規制)、それから、飛び込み防止のための幕(正しくは、道頓堀橋から戎橋の方向を見ようとする歩行者の滞留を防ぐための目隠し)、こういうものを設置をしたいと、こう思ってます。警備の方は、これは大阪府警の方で、200名体制で警備をいただくということとなっております。

 

毎日放送 梅田記者

市長、3日の御堂筋のイベントに関連しては、何か今回の事故を受けて強化するとか、そういった。

 

市長

これ、雑踏警備、強化する方向で、今、担当部局にちょっと協議をさせてます。これ、3日の御堂筋のパレード等々についてもね、これまでも事故の起こらないような対策をしてきましたけども、今回の韓国でのああいう事故も起きた、そういうのも、その事故の起こらないようにね、それもちょっと、そういう事故があったわけだから、そういうことにならないように、ちょっと強化をしていきたい、こう思ってます。

 

毎日放送 梅田記者

ありがとうございます。

 

司会

次の質問をお受けします。産経新聞さん。

 

産経新聞 山本記者

産経新聞の山本です。先程お答えいただいた、その当日の体制なんですけども、これは事故を受けてどれほど強化したかというような、対応による変化っていうのを教えていただけますでしょうか。

 

市長

これ、ハロウィンの場合は、これまでも、戎橋では、何度か命に関わるような行為っていうのを我々経験してきておりますから、ハロウィン警備、雑踏警備については、当初からこのぐらいの規模は、準備はしておりました。御堂筋については、今、正にそういう強化方針を今固めているところです。

 

司会

次の質問をお受けします。ほかにございますでしょうか。朝日放送テレビさん。

 

朝日放送テレビ 小林記者

ABCテレビの小林と申します。昨日オリックスが日本一を。

 

司会

すいません。マイク、スイッチ入ってますか。

 

朝日放送テレビ 小林記者

失礼しました。ABCテレビの小林と申します。昨日、オリックスが日本一を取りましたが、まず、そちらの受け止めをよろしくお願いいたします。

 

市長

いや、もう本当に、もうとにかく見事な日本一、26年ぶりの日本一を勝ち取っていただいて、先程、項目の中でも申し上げましたけども、大阪市としては今、大阪市をホームタウンとするプロスポーツのチームと様々な形で連携をしながら、大阪を盛り上げる、そういうご協力いただいてますから、これは、もう正に日本一を勝ち取っていただいたオリックスさんには、もう、この大阪に元気と勇気を与えていただいたということで、本当に感動してますし、昨日の試合を見ててもね、本当にぎりぎりのところ、最後、諦めないっていう、そういう気持ちで、その気持ちの勝利がやっぱり日本一に結びついたのかなと。とにかく今年は、前半戦は非常に厳しい状況で、僕があれ、8月頃に始球式やらせてもらったときも、もうだいぶゲーム差、離されてましたからね。そこから、最後は、最終戦でね、リーグ優勝決めて。あの始球式のときには、11月3日、もう開けてるよって言ったけども、本当に11月3日はパレードできるかどうかなんていうのは、なかなか想像できなかったんですけど、選手の皆さんの頑張りに感謝したいと思ってます。日本シリーズについても、2敗のあとからの4連勝ですから、底力があるなというふうに、本当に「あっぱれ」を渡したいと思います。

 

朝日放送テレビ 小林記者

ありがとうございます。お話にもありましたが、3日にはパレードもあります。どんな盛り上がりを期待してますか。

 

市長

もう26年ぶりというか、前回はホームタウン、神戸のときですし。だから、今回、大阪のホームタウンでね、日本一を取っていただいたということですから、大勢の皆さん、楽しみにしてると思いますけども、先程も申し上げましたけども、楽しんでいただく、それから、盛り上がっていただくんはありがたいけど、事故のないようにお願いしたいと思ってます。

 

朝日放送テレビ 小林記者

ありがとうございます。

 

司会

次の質問をお受けします。ほかにございますでしょうか。毎日放送さん。

 

毎日放送 梅田記者

すいません、何度も。毎日放送の梅田です。1点だけ追加でお伺いさせていただきます。明日からプレミアム付き商品券の利用が開始されるということですけども、改めて市長の期待感、教えてください。

 

市長

うん。まずはコロナでね。非常に厳しい経営環境にあった、そういう販売店、それから、観光業、旅行業の皆さん方、そういう方々の売上に、まず貢献できればと思いますし、これだけやっぱり、今日から上がってる部分もあるのかな。様々な物価が今、上昇してる中ですから、ぜひこの商品券の割引を使っていただいてね、この物価高騰の波を乗り切ってもらいたいと、こう思います。

 

毎日放送 梅田記者

ありがとうございます。

 

司会

ほかにございますでしょうか。よろしいですか。それでは、終了いたします。ありがとうございました。

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大阪市 政策企画室市民情報部報道担当

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