令和4年度　「要望等の内容と本市の対応」（令和5年2月分）

（1）重度障がい者医療証が早急に必要なため、住吉区役所保健福祉課医療助成担当に電話すると、精神障がい者保健福祉手帳1級の手帳の受け取りがまだなので発行ができないと言われた。手帳の更新手続きは済んでおり、受け取りの案内は来ているが、忙しくて窓口に行く事ができないので医療証だけ先に郵送で手続きできないかと聞いたところ、担当者からはできないとの回答であった。担当者に根拠となる条例、条文を示せと言ったところ、知らないと言われた。根拠となる条例、条文の提示を求める。
（2）この職員は本務職員なのか、採用何年目で、今の担当は何年目なのか。自分の担当業務の法律、条令を知らずに仕事をしているのか。どういった教育をしているのか。回答を求める。
（3）上司に代わってほしいと言うと、係長は不在とのことであった。その上（課長代理）に代わるよう言うと、今席をはずしているため折り返し電話するとのことだったが、折り返しの電話が入るのに2時間もかかった。なぜ、そんなに時間がかかったのか。回答を求める。
（4） 課長代理から電話があった際に、申請書がホームページからダウンロードできないのであれば郵送しますと言われた。なぜ、対応する職員で言うことが違うのか。回答を求める。
（5）申請書をダウンロードしろというのであれば、なぜ、行政オンラインシステムで申請できるようにしないのか。できない理由は何か。今後の予定はどうなっているのか。回答を求める。
（6）要望しなければオンライン申請が進まないのではないか。区として局に要望を出すべきである。
（7）医療証の発行について、5分もあれば発行できるであろうにそれ以上に待たされた。なぜ時間がかかったのか、回答を求める。

（1）担当職員は、現時点で精神障害者福祉手帳の交付を受けている者ではない状態であるため、重度障がい者医療証を交付できないことを説明させていただいた。根拠となる「大阪市重度障害者医療費助成規則」をお送りするので、第2条（3）をご参照いただきたい。
（2）個別の職員の個人情報に関する内容にはお答えいたしかねる。
　職員は、「法令等をしっかり守る」ことを基本とし、「全体の奉仕者」として、法令の奥にある「市民の要請」を理解し、これに応えていくとともに、不当要求行為を拒否、記録、報告し、組織的に対応することとしている。当該職員は間違いがないよう確認させていただくと申しあげたつもりであったが、要望者様には正確に伝わっておらずお詫び申しあげる。
（3）課長代理は、当日9時から別会場で福祉サービスの利用者面接に従事しており、要望者様からお電話をいただいた時も区民の方と面接中だったため、その対応が終わった後に電話をさせていただいた。
（4）担当職員は、現時点で精神障害者福祉手帳の交付を受けている者ではない状態であるため、重度障がい者医療証を交付できないことを説明させていただいた。
　課長代理は、一般的に重度障がい者医療証の申請は郵送でもできることを説明した。
　また、お急ぎであれば申請書はホームページからダウンロードできるのでご活用くださいとご案内したところ、家のプリンターが壊れてプリントアウトできないとのお申し出があったので、ご事情を考慮し、郵送させていただきますとお伝えした。
（5）重度障がい者医療を所管する福祉局に確認したところ、重度障がい者医療費助成制度は、所得制限や障がい要件等の審査項目が多く、申請者の状況により必要書類も多岐にわたり、その方の状況に応じた審査や案内をシステム上で行うことについては非常に課題が多いことから、現時点では行政オンラインシステムでの申請受付を行っていないとのことであった。
　なお、申請時の負担軽減等については検討課題と考えておりますとのことであった。
（6）当区としても、申請時の負担軽減等については検討課題と考えているので、福祉局との連携を図ってまいる。
（7）要望者様からETCの申請も同時にしたいとのお申し出があったため、医療証を作成しながらETCの要件についても確認作業を行う必要があったため、通常よりも時間を要した。しかしながら、窓口における来庁者への対応は、正確かつ迅速に行うこととしているため、長時間お待たせすることのないよう、努めてまいる。

以上のとおり、要望者に回答しました。

住吉区役所　保健福祉課
（電話番号：06-6694-9857）