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消防局 局是 「明 ・強・敏」

2022年3月15日

ページ番号:519334

明・強・敏とは消防局の局是です

 「明・強・敏」とは

 

 初代消防局長が着任に際し「明るけく 共に励みて強からめ いざ立つときは敏く応えて」と詠まれた歌に因んで定めらたものです。各々の字の意味は下記の通りです。

1.明

  明はその字の示す通り日月のごとく明るいことである。先ず職員は人に接するも事に臨むも常に明るく、起居動作に一抹の不快をも残さぬように努めたい。同僚には和を以って交わり、上司には敬を失わず、市民には親しみを忘れず、「ものの分かった消防」として終始したい。各自は大阪市民の奉仕者である。この自己の立場を明確に自覚するならば市民より怨嗟非難を浴びる事実は断じて起こって来ぬ。百尺の上空に深夜睡魔と闘い従事する火の見監視も渦巻く猛炎に欄顔をさすってホースの突入も、油脂にまみれての機械の整備も皆消防を通じて市民への奉仕と思えば聊かの不満、苦しみとも感じられず私心さえ湧かず、唯々崇高な使命に自らを鼓舞する。良心のみに従って誠実且つ公正に消防職務の遂行に当たるには先ず何としても此の明るさを原動力とする。

2.強

 凡そ人である限り未完成でない者はない。その完成への努力こそ強である。大阪市消防は人の集りである。その人も未完成で事足ろうという人の集りではない。皆昨日より今日、今日より明日へと欠くことなき研鑚を積み一歩でも高き完成人への努力の人の集りである。それでこそ市民の生命身体財産を護る盾の職責あると伝い得る。豊かな強の包蔵が市民信頼に応える道である。各自は強くならねばならぬ。強くなるには苦も伴う、厭きも生じよう、然しそれが市民のための消防三昧になりきるのだとすれば心頭滅却すれば火も亦涼しの境地に達しその中に言い知れぬ楽しみが湧いて来る。大阪市の災害除去には機構、活動一つとして弱々しい消防の存在に用はない。従って職員である以上強かろうとするためには確たる責任の所在を忘れず進むこととしよう。

3.敏

 強を積み満を持して待つ矢は市民に一旦緩急ある場合に放たれる。それも機を見るに敏なるを要する。鉄は熱する中に打てとの古語にもある通り消防の出動は寸刻を争う、自己の火の見が自己の通信が、自己で出立が相次いで消防全活動に大なるつながりを持ち一秒遅れたら市民の受ける災害の拡大如何にと思えば敏こそは各自死活の問題である。仮令強とたのむ蓄積があっても肝腎の場合此の敏を欠くに至っては無用の長物になり了る。更に注意すべきは必ずしも要求の最も大きい時のみも敏とは限らない。日常ペンをとりハンマーを持つ一つの仕事にしても敏を以て完結したい。敢て拙速を選ばず又巧遅に堕さず巧速を専一とし職員一人残らず行動は敏活にし規律は厳正に敏の一貫を保持しよう。

 となっており、その精神は職員のあるべき姿とされています。

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