電気配線の素人工事は危険ですよ!!
2024年10月23日
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火災になるまで
今までにご自分で、電気コードをつなぎ合わせたり、器具の配線の調子が悪いからといって、その部分を切除し再度つなげて使用するというようなことは、記憶にありませんか?
電気は、ガスこんろなどの火を使う器具に比べて安全という意識はありませんか? 電気が原因としてあげられる火災は、トラッキング現象や半断線などがありますが、器具・機器の電気コードを不慣れな方がつなぎ合わせる「素人工事」が原因の火災もあります。 電気コードを接続する場合、ねじったため素線(細い線)が切れてしまい半断線の状態となったり、素線の数が違う電線をつなぎ合わせたため許容電流(電線に流せる最大電流)が変わり、素線の少ないコードに負荷がかかり発熱したり、絶縁処理が不十分なためプラスとマイナスの線が接触し短絡(ショート)して出火することがあります。
火災事例
CASE-1
住宅で、居室からテーブルタップを使って電気コードを延長させる時、コードの途中で他の電気コードをねじって接続していました。このコードで電気ストーブを使用していたところ、ねじっていた接続部分から出火して、電気コードと壁が焼けました。
CASE-2
住宅で、除湿機に接続されているテーブルタップの配線をねじり接続して使用していました。使用中、配線の接触不良により発熱したため配線に巻き付けてあったビニールテープに着火して出火し、2階が焼けました。