半断線
2024年6月3日
ページ番号:149237
「火事を知る!」
火災事例
CASE-1
共同住宅の一室で、こたつのコードが半断線していたため、その部分が発熱し短絡(ショート)して、近くのこたつ布団に着火し床や天井などが焼けました。
CASE-2
住宅で、20年前から使用している電気カーペットのコードのプラグ付け根付近が半断線していたため、その部分が発熱して被覆が溶け、短絡して出火し、カーペットや畳が焼けました。
火事になるまで
半断線とは、コード内部の複数の素線で構成される電線(より線)が、素線の一部が断線した状態をいい、部分的に抵抗値が大きくなるため発熱し、それが原因で出火に至る火災があります。
半断線状態になると、製品を使うときに流れる電流の通り道(電線の断面積)が少なくなっているにもかかわらず、同じ電流が流れようとするため、大きく発熱し、被覆を溶かし、短絡や近くにある可燃物に火がついたりします。
自宅で使用している電気製品が電源コードを伸ばしたり曲げたりすると、スイッチを入切したような状態になった経験はありませんか?断線している可能性があります!
⇒断線している製品でコードを曲げたりすると作動するような時は、まさに半断線の状態にあり危険です!
「身を守る!」
半断線
- CC(クリエイティブコモンズ)ライセンスにおけるCC-BY4.0で提供いたします。
- Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)
- PDFファイルの閲覧には Adobe Acrobat Reader DC が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。
電気配線に関するその他の火災
火災調査担当の現場レポート「火事を知り!身を守る!」(トップへ)
探している情報が見つからない
このページの作成者・問合せ先
消防局 予防部 予防課(調査鑑識)
電話: 06-4393-6555 ファックス: 06-4393-4580
住所: 〒550-8566 大阪市西区九条南1丁目12番54号(3階)
※月曜日から金曜日の9時00分から17時30分まで
(土曜日、日曜日、祝日及び12月29日から翌年1月3日までは除く)