たばこの投げ捨て
2024年6月3日
ページ番号:144210
「火事を知る!」
火災事例
CASE-1
木造2階建ての共同住宅の屋根に隣接しているビルから投げ捨てられたたばこの吸殻が、以前解体した物干し場の廃材(朽ちた木など)の上に落ちたため、それに着火して天井裏まで焼けました。
CASE-2
平屋建ての倉庫に投げ捨てられたたばこの吸殻が壁のすきまに入り込み、張られていた板に着火し、壁と倉庫内の雑品が焼けました。
火事になるまで
禁煙ブームのためか喫煙場所が減り、愛煙家にとっては肩身の狭いご時世となりました。その結果、特定の場所(ベランダなど)での喫煙となり、灰皿などを持ち合わせていない、また、吸殻の始末が面倒な場合に投げ捨てることが考えられます。
たばこの吸殻では火災になりにくそうですが、投げ捨てた吸殻は風の影響を受け、下の階のベランダに入り込み干していた布団などに着火するなど、予測していない所や距離まで飛んで行きます。また、紙や朽ちてスカスカになった木材などは、比較的簡単に火がついてしまいます。
周りに吸殻がよく落ちている場合などは、注意を払ってください。
焼けた木などがある屋根の状況
「身を守る!」
たばこの投げ捨て
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火災調査担当の現場レポート「火事を知り!身を守る!」(トップへ)
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電話: 06-4393-6555 ファックス: 06-4393-4580
住所: 〒550-8566 大阪市西区九条南1丁目12番54号(3階)
※月曜日から金曜日の9時00分から17時30分まで
(土曜日、日曜日、祝日及び12月29日から翌年1月3日までは除く)