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毒キノコの食中毒にご注意ください!

2023年12月5日

ページ番号:376815

 例年、夏の終わりから秋にかけて、自ら採取や調理をして毒キノコを誤って喫食したことによる食中毒が、全国で相次いで発生しています。
 令和元年8月に大阪市内においても公園で採取した有毒キノコであるオオシロカラカサタケを喫食したことによる食中毒が発生しました。
 オオシロカラカサタケは、強い毒成分を含むキノコであり、食べると悪寒、頭痛、嘔吐や下痢、時に血便などはげしい胃腸系の中毒を起こします。 
 オオシロカラカサタケは夏~秋、公園の芝生や庭、校庭など、人工的な環境の草地に群生する大型のキノコで、傘の直径は開いたときには20セントメートル近くなるものもあります。傘の表面には茶色の薄皮が付きますが、これがとれてしまって真っ白に見えることもしばしばあります。オオシロカラカサタケは住吉区内の公園でも自生が確認されています。 
 食べると怖い食中毒を引き起こすキノコですが、食べなければ怖がる必要はありません。


オオシロカラカサタケの自生状況


当所で採取したオオシロカラカサタケ

区民のみなさまへのお願い

 これからの季節は、キノコ狩りやピクニックなど野外に出かける機会が増えてきます。山中だけでなく、オオシロカラカサタケのように公園など身近な場所にもキノコは自生しています。次の3点を必ず守っていただきますようお願いします。

  1. 採取したキノコが食用かどうか疑わしい場合は決して採取しない、食べない。
  2. 採取したキノコを安易に人に譲渡したり、人から譲り受けない。
  3. キノコを食べて体調が悪くなった場合は、すみやかに医療機関を受診する。

事例紹介

発生年月日

令和4年11月6日

発生場所

新潟県、家庭

原因

コレラタケのキノコ汁

概要

自宅敷地内でナラタケとみられるキノコを採取し、調理したものを喫食したことで発症した

患者

5名

20代から60代女性、30代から60代男性

主な症状

下痢、腹痛、吐き気


新潟県提供
事例と同種のコレラタケ

参考資料

 毒キノコの写真等さらに詳しい情報がご覧いただけます。

厚生労働省作成のリーフレット

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