ペットのための災害への備え
2023年12月5日
ページ番号:612554
ペットと同行避難
大規模災害はいつ起こるか分かりません。いざというとき、ペットを守れるのは飼い主だけです。避難が必要な場合には、ペットと一緒に避難場所まで避難する同行避難が基本となり、本市では平成29年5月に策定した避難所開設・運営ガイドラインにおいて、基本的には同行を受け入れることとしていますので、すべての避難所へ行くことが可能です。ただし、同行避難とは、ペットと共に移動を伴う避難行動をすることを指し、避難所等において飼い主とペットが同一の空間で過ごすことを意味するものではありません。避難所等ではルールを遵守し、他の避難者に迷惑をかけないためには、ペットの行動も考えた十分な準備をすることが重要です。
飼い主がいま、やるべきことは?
普段からペットの健康管理やしつけをし、ペットを様々な環境に慣らしておくことが、災害時の備えの基本になります。しつけはペットの安全確保のみならず、災害時のペットのストレスも軽減させ、あなた自身や周囲の方々への安全、安心の確保にも重要です。
健康管理をしましょう
狂犬病予防注射、感染症のワクチン接種、寄生虫の駆除は必ず済ませておきましょう。
基本的なしつけをしましょう
ペットは人や他の動物などに慣れる社会化が必要です。特に犬の場合はマテ、オイデ、オスワリ、フセ等の基本的なしつけがとても大切です。
- 無駄吠えや咬傷事故等のトラブルを防ぐためのしつけ
- 生活環境を整えるためのトイレトレーニング
- ペットが安心できる場所を作るためにケージに慣らしておく
- 人や動物に慣らしておく
- 様々な音や物に慣らしておく
- 体のどこでも触れるようにしておく
- わんにゃん暮らしのアドバイス
外部サイトへ移動します。犬や猫のしつけの仕方など、動物と一緒に暮らすためのコツが紹介されています。
ペット用の避難用品や備蓄品の確保
優先順位1
動物の健康や命に関わるもの
- 療法食、薬
- 少なくとも5日分のペットフード、水
- キャリーバッグやケージ
- 予備の首輪、リード
- ペットシーツ、ビニール袋等トイレに必要な物、食器
優先順位2
情報
- 飼い主連絡先、飼い主以外の緊急連絡先、預け先などの情報
- ペットの写真
- ワクチン接種状況と検査結果、既往歴、投薬中の薬情報、健康状態、かかりつけ動物病院の情報
優先順位3
ペット用品
- タオル、ブラシ、ウエットタオルや洗浄綿
- お気に入りのおもちゃなど匂いがついた用品
- ケージや段ボールハウス作り、補修に使えるガムテープやマジック
その他、ペット用マナーパンツ、犬の口輪、犬用の靴も試しておきましょう。
ペットの一時預け先の確保もしておきましょう
避難とは難を避けることです。ペットと一緒の避難にこだわらず、知人宅、親戚宅、動物病院など候補も考えておきましょう。
参考資料
- 災害時のペットとの同行避難について(PDF形式, 571.82KB)
大阪市が作成・掲載している資料です。
- ペットと一緒にもしものときに備えましょう(PDF形式, 1.08MB)
大阪府が作成・掲載している資料です。
- 災害、あなたとペットは大丈夫?人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編>(PDF形式, 7.41MB)
環境省が作成・掲載している資料です。
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