「住吉区将来ビジョン2028」の表紙デザインおよびコンセプトについて
2024年2月28日
ページ番号:621051
大阪市住吉区役所では、このたび「住吉区将来ビジョン2028」を策定しました。
住吉区将来ビジョンは、区長が区内の基礎自治行政を総合的に推進していくうえで、地域としての区のめざすべき将来像、将来像の実現に向けた施策展開の方向性等を取りまとめ、区民の皆さまに明らかにするものです。
この将来ビジョンの表紙については、大阪市立大学文学部文化構想学科文化資源コース天野研究室の学生さんにデザイン作成にご協力いただきました。


デザイン作成者
大阪市立大学文学部文化構想学科文化資源コース天野研究室4年 岸本渚さん

コンセプトについて
町会が維持管理する防犯灯や、万一、地震などの災害が発生した場合には、避難路に通じる、防災緑道「細江川のせせらぎ(大阪市住吉区南住吉2丁目)」を取り入れ、防災・防犯面で安心して暮らせるまちという住吉区がめざす姿を表しています。そんな住吉区で育った子どもたちが、住吉大社と所縁のある一寸法師のように力強く未来を切り開いてゆくことを願い、一寸法師を運ぶ船となるお椀の中に子どもたちの遊び場としても親しまれている「せせらぎ」をミニチュアサイズで表現しました。

防災緑道「細江川のせせらぎ」について
細江川は、古代には住吉津の入り江に注いでいた川で「万葉集」等にも歌われた歴史的背景を有しています。上流から約600mの区間において、せせらぎが復活しています。「万葉ゾーン」「遊びのゾーン」「四季のゾーン」を設け、ゆかりの歌碑を配し、かきつばたも見られるようになっており、区民の憩いの場となっています。

一寸法師について
住吉大社境内にある種貸社(たねかししゃ)は子宝が授かる神として信仰されています。室町から江戸時代にかけて成立した絵入物語「御伽草子」に収められた「一寸法師」では、難波里に住む老夫婦が住吉大社に祈り授かった子どもが一寸法師であり、住吉浦から船出して都へ上る様子が挿絵にあります。

岸本さんによるコンセプトについての説明
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