ゴキブリについて
2024年6月1日
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ゴキブリは世界では約3,500種も知られており、日本だけでも約50種ほど分布していますが、そのほとんどは野外に生息しています。
市内でよく見られるのはクロゴキブリやチャバネゴキブリなどです。
ゴキブリの習性などを知り、効果的な防除を実践しましょう。(区役所では駆除は実施しておりません。)
大阪市では、毎年6月を「ゴキブリ防除強調月間」とし、防除実践運動を推進しています。
ゴキブリの習性
1.雑食性
ゴキブリは生命力が強く人間の食べ物はもちろん、残飯、油汚れ、死んだ昆虫、本の表装など何でも食べます。
2.群居性
ゴキブリは集合フェロモンの作用により集団で潜伏しています。集合フェロモンは糞とともに体外へ排出されるため、糞で汚れた潜伏場所などに集まって棲息しています。
3.隅走行性
ゴキブリは隅に沿って走ります。
4.夜間活動性
昼間は狭い物陰などに潜んでおり、日没後に活動を始めます。主に日没後から真夜中までの間と夜明け前に活動し、夜明けには潜伏場所に戻ります。「昼1匹見たら100匹いると思え」と言われています。
5.生息場所
流し台の周囲や冷蔵庫の裏など台所周辺に多く、暗い場所や暖かい場所、水のある場所などの条件が揃った場所を好みます。
ゴキブリによる被害
ゴキブリは衛生害虫(健康的被害)、不快害虫(精神的被害)、経済害虫(経済的被害)の全てに当てはまります。
1.健康的被害
ゴキブリはトイレや排水口など不衛生な場所を通ることで、細菌やウイルスが足や体に付着し、その状態で家の中を動き回りますので、ゴキブリが触れた食べ物や調理器具などから病原体(赤痢菌や食中毒菌など)が人に感染する危険性があります。
2.精神的被害
ゴキブリの姿を見ただけで強い嫌悪感を感じる人は少なくありません。
3.経済的被害
食べ物や本をかじったりします。また過去にはゴキブリによる火災も発生しています。
ゴキブリの防除
色々な方法を組み合わせて、効果的な防除を行いましょう。
1.発生予防
日頃から、ゴキブリが発生しにくい環境づくりに努めましょう。
- 台所などの整理整頓や清掃を徹底し、残飯や生ごみはふた付きの容器に入れて保管しましょう。
- 食べ物はふた付きの容器に入れて保管しましょう。
2.薬剤による駆除
ゴキブリの習性を理解し、なるべく少量で効率的な駆除を行いましょう。
残留噴霧法、残留塗布法
ゴキブリの通りそうな場所や潜伏場所に殺虫剤を噴きつけたり塗っておく方法です。
毒餌法
毒餌(ホウ酸ダンゴなど)を食べさせる方法で、他の食べ物を出しておかないようにして、ゴキブリの通り道に置いておきます。
燻煙法
燻煙剤を用いて煙を部屋中に充満させ、ゴキブリを駆除する方法です。
薬剤の使用について
- 使用方法及び使用上の注意事項を遵守しましょう。
- 薬剤の使用量を必要最小限に留めましょう。
- 薬剤の誤食、接触防止を図り、小さいお子様やペットがいる場合は特に気を付けましょう。
- 散布する薬剤を使用する際は飛散防止に最大限配慮しましょう。
3.その他の防除
粘着トラップによる捕獲
粘着シートなどをゴキブリが通る場所に置いておきます。ゴキブリの生息状況を把握することができます。
参考資料
啓発リーフレット
- 台所のおじゃま虫ゴキブリ(pdf, 633.94KB)
ゴキブリの習性等について紹介しています。
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