平成26年度　大阪市建築物環境配慮推進委員会

1．日時　　平成26年5月26日月曜日　15時開始　　16時55分終了

2．場所　　大阪市役所　地下1階　第10共通会議室

3．出席者

  （委員）　岩前委員長、田中委員、西岡委員、福田委員

 （大阪市）川田都市計画局長、生駒建築指導部長

 （事務局） 江山建築確認課長、荒木環境・設備担当課長代理

                村山担当係長、伊東担当係長

4．議事

　（1）建築物の環境配慮に関する施策の方向について
　（2）「建築物の環境配慮に関する新たな制度のあり方について（答申）」の構成について
　（3）その他

5．議事要旨

　（1）建築物の環境配慮に関する施策の方向について

　事務局より建築物の環境配慮に関する施策の方向（案）に関し次の項目について説明した。

　[1] エネルギー消費の抑制

　[2] 再生可能エネルギー利用の普及拡大

　上記について審議され、主に次のような意見があった。

• 省エネ基準の適合義務化については、住宅を除くというのではなく、当面の間猶予するなど、住宅も適合義務化を前提とすべきである。
• 再生可能エネルギーについては、「永続的に利用することができるもの」といった表現など、再生できることの定義をどこかに入れる方が良いのではないか。

　（2）「建築物の環境配慮に関する新たな制度のあり方について（答申）」の構成について

　事務局より答申の構成案について説明した。

　答申の構成案について審議され、主に次のような意見があった。

• 表現に統一がとれていない部分があるので整理すること。
• 先行する他自治体の取組状況も記載してはどうか。
• 今回の制度は、将来を見据え、より魅力的な都市とするため、今から取り組まないといけないという趣旨を記載したほうがよい。

（3）その他

　事務局より今年度の委員会開催予定を説明した。

1．日時　　平成26年6月16日月曜日　15時開始　　16時00分終了

2．場所　　大阪市役所　屋上階(P1)　会議室

3．出席者

  （委員）　岩前委員長、田中委員、西岡委員、福田委員

 （大阪市）生駒建築指導部長

 （事務局） 江山建築確認課長、荒木環境・設備担当課長代理

                村山担当係長、伊東担当係長

4．議事

　（1）建築物の環境配慮に関する新たな制度のあり方について
　（2）その他

5．議事要旨

（1）建築物の環境配慮に関する新たな制度のあり方について

　事務局より「建築物の環境配慮に関する新たな制度のあり方について（答申）（案）」に関し次の項目について説明した。

　[1]  答申案の概要

　[2] 省エネ基準適合義務化について、住宅を含めない案（A案）と住宅を含める案（B案）の2案それぞれの内容

　上記について審議され、主に次のような意見があった。

• 省エネ基準適合義務化については、住宅についてもまず第一歩としてB案のような取組が望まれる。
• 消費者の選択として、マンションがコストアップするから省エネ化は不要ということにはならないのではないか。
• 省エネ化は、ユーザーにもメリットがあるということを伝えていくことが重要である。
• 本委員会としてはB案を採用し、答申をとりまとめていく。

（2）その他

　事務局より答申とりまとめに関する今後の予定と、今年度の委員会開催予定を説明した。

1．日時　　平成26年12月26日金曜日　10時開始　　11時45分終了
2．場所　　大阪市役所　地下1階　第2共通会議室
3．出席者
  （委員）　岩前委員長、西岡委員、福田委員
 （大阪市） 川田都市計画局長、生駒建築指導部長
 （事務局） 江山建築確認課長、荒木環境・設備担当課長代理
                村山担当係長、伊東担当係長

4．議事
　（1）表彰候補建築物について
　（2）建築物環境計画書作成マニュアルについて
　（3）その他

5．議事要旨

(1)表彰候補建築物について
　事務局より今年度のCASBEE大阪 OF THE YEAR 2014の表彰候補建築物について説明し、書類審査の結果、現地審査の対象について次のとおり選定された。
　・プラウド南田辺
　・ブランズタワー南堀江
　・ブランズタワー大阪備後町
　・NTT西日本研修センタ本館
　・あべのハルカス
　・大日本住友製薬新化学研究棟（LR-12）
　・三井ガーデンホテル大阪プレミア

(2)建築物環境計画書作成マニュアルについて
　事務局より建築物環境計画書作成マニュアルの素案について説明し、主に次のような意見があった。
　・再エネの前にまず省エネありき、という考え方を確認しておきたい。
　・再エネ導入について、コスト検討に関するフォローも考慮してはどうか。
　・自然エネルギーの直接利用について、どう扱うのか検討されたい。
　・ラベル案について、省エネ適合義務の対象外建築物についても適合状況を表示してはどうか。
(3)その他
　事務局より表彰対象選考に係る今後の予定と、今年度の委員会開催予定を説明した。

1．日時　　平成27年2月13日金曜日　17時開始　　19時終了
2．場所　　大阪市役所　地下1階　第10共通会議室
3．出席者
  （委員）　岩前委員長、田中委員、西岡委員、福田委員
 （大阪市） 生駒建築指導部長
 （事務局） 江山建築確認課長、荒木環境・設備担当課長代理
                村山担当係長、伊東担当係長

4．議事
　（1）CASBEE 大阪 OF THE YEAR 2014の選考について
　（2）建築物環境計画書作成マニュアルについて
　（3）その他

5．議事要旨

(1)CASBEE大阪 OF THE YEAR 2014の選考について
　事務局よりCASBEE大阪 OF THE YEAR 2014の選考について説明し、審査の結果、表彰対象建築物について次のとおり選考された。
　・【最優秀賞及び事務所部門賞】NTT西日本研修センタ本館
　・【住宅部門賞】プラウド南田辺
　・【商業施設その他部門賞】あべのハルカス

(2)建築物環境計画書作成マニュアルについて
　事務局より建築物環境計画書作成マニュアルの素案について説明し、主に次のような意見があった。
　・既存のプラントを利用し地冷に参加する場合などの扱いについて検討されたい。
　・事例集は巻末にまとめた方が良いのではないか。
　・太陽光パネル設置可能面積と実際の設置面積に差がある場合、その理由について情報収集してはどうか。
　・「太陽光」「太陽熱」の両方が検討シート提出必須であることを明確にした方が良いのではないか。

(3)その他
　　事務局より表彰式及び新制度に係る説明会について、今後の予定を説明した。