国産木材を活用をした庁舎整備を行いました
2023年6月21日
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鶴見区役所では、令和4年度に、主に大阪府内産の木材を活用し、1階総合案内・住民情報待合スペース、地下1階フリースペースなどの内装木質化、窓口カウンターや待合ベンチなどの木製什器への更新を行いました。
庁舎整備により、利用環境や利便性の向上とあわせ、区民のみなさまが木に触れる機会を創出するとともに、この取組を通じて、環境負荷の低減、森林の保全など、SDGsの推進に貢献します。
※当事業は「森林環境譲与税」を活用して実施されました。森林環境譲与税については、こちらをご確認ください。

整備事業者
匠家具工芸+ROOTE共同企業体
【代表】一級建築士事務所ROOTE株式会社 【構成員】株式会社匠家具工芸

整備コンセプト
『適材適所』
本整備では一般的な製材だけでなく、必要に応じて【不燃木材】【不燃化粧板】【集成材】【巾接ぎ材】【表面圧密材】【圧密材】を用います。内装不燃が緩和されるB1階は、乾燥収縮を考慮して杉の集成材や杉の圧密集成材などを使用します。内装不燃が求められる1階は、不燃材に比べて安価な不燃化粧板と杉の不燃材(角材)を組み合わせることで、広い面で視覚的に木質化を感じられるようにします。什器でも、強度が必要な部分には圧密材、それ以外には通常の製材を使用するなど、適材適所の材料活用を行います。
『八面六臂』
木質化する内装や什器は単純に意匠や単一の機能だけではなく、様々な機能や役割を担うものとして計画し、利用者にとってのユニバーサルデザインや将来への多様な使い方につながることを目指しています。

木質化整備箇所写真 © Hiroki Kawata

1階総合案内

1階住民情報待合スペース

地下1階フリースペース
その他写真(PDF)© Hiroki Kawata
CC(クリエイティブコモンズ)ライセンス
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※掲載した写真の場所以外にも、各階カウンターや待合ベンチ等の整備を行いました。

木材使用量
木材使用量 16.8㎥ (うち大阪府内産材93%使用)
木の本数に換算すると約25本分の木材を使用したことになります。
※樹齢約50年のスギの木の平均樹高22メートル、胸の位置の直径25センチメートル、歩留まりを60%として試算。
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