区長のメッセージ 鶴見区未来宣言を発表しました
2024年12月27日
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令和6年10月27日(日曜日)、前日までの天候の心配をよそに秋晴れの鶴見緑地において、鶴見区制50周年記念事業実行委員会主催による「鶴見区制50周年記念イベント」が開催され、約15,000人もの多くのみなさまにご来場いただきました。
熱気球が大空に舞い上がる中、中田実行委員長の開会宣言を合図に、大阪府警察音楽隊を先頭とする6団体によるパレードと、7町(浜・鶴見・茨田大宮・中茶屋・横堤・諸口・今津)による地車(だんじり)曳行がスタート。ステージではダンス・コーラスなど15団体による様々なパフォーマンスが披露されたほか、飲食はじめ趣向を凝らした37団体による出展で賑わいました。締めの総踊りで鶴見音頭や河内音頭を会場のみなさんが一緒に踊る様は圧巻でした。
当イベントのオープニングセレモニーにおいて「鶴見区未来宣言」を発表いたしました。鶴見区がみなさまのつながりのもと、これまでの50年を踏まえ、これからの未来も輝かしいものとなることを願います。

鶴見区未来宣言
皆さま、おはようございます。鶴見区長の内田でございます。
本日はこのイベントの開催を通して、鶴見区制50周年というこの記念すべき節目を、皆様と共に祝えることを大変嬉しく思います。
現在、鶴見区では、「つながり、ふれあい、みまもり、支えあう、誰一人取り残さない、安心して暮らせるまち」という区の目標のもと、誰もが安心していつまでも住み続けたいと思う、さらに賑わい魅力ある区となりますよう、様々な施策・活動を地域の皆さまと取り組んでいます。
この50年間、鶴見区では「国際花と緑の博覧会」の開催などを契機とした鉄道・道路・公園・街区といった地域の基盤整備が促進されるとともに、新型コロナ感染症の拡大による行動制限などの試練を乗り越えてきたほか、活力ある地域の力を基に発展を遂げてまいりました。
こうした発展が持続的にできましたのも、豊かな地域コミュニティを培ってきた多くの先達のおかげであり、長年にわたり当区は子育て世代をはじめ多様な世代の方々が「人と人とのつながり」のもと安心して暮らせる地域となっています。
一方で、現在から将来にかけ一層進むであろう少子高齢化などの社会情勢の変化、自然災害発生のリスクや大規模な感染症の発生などの課題に対応するべく、地域コミュニティや福祉をはじめ、防災・防犯・保健・医療・教育など、それぞれの分野においてこれまでの取組に加えて新たな創意工夫も必要となることが見込まれます。
これまでの50年、さらにそれ以前から脈々とわたる私たちの「人と人とのつながり」を基礎とした地域コミュニティの力をさらに大きく育むとともに、これからの「いのち輝く未来」につなげるため、知恵を出し合いながら、一つ一つの取組みを協働して着実に進めることが肝要です。
鶴見区の未来は、私たち一人ひとりの手にかかっています。
今ここに集まる私たちは、これからの50年先、更にはもっと先の未来が輝かしいものとなりますよう、鶴見区の魅力ある空間や人と人とのつながりを維持・継承・発展させ、ひいては地域の発展と区民の幸福を実現するために手を取り合い全力を尽くしてまいりましょう。
以上をもって、わたしたち鶴見区の未来宣言といたしたいと存じます。
令和6年10月27日
鶴見区長 内田 忠憲

区制50周年記念イベント特設ステージの様子
鶴見区制50周年記念イベントの詳細については、こちらをご覧ください。
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