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大阪市債の格付けについて

2023年9月15日

ページ番号:76046

現在の大阪市債の格付けについて

(令和2年6月10日以降)

大阪市債の格付け
格付け説明
A+

 S&Pグローバル・レーティング(20段階評価の上から5番目)【参考:日本国債(A+)と同水準】

(格付定義)A格は、債務を履行する能力は高いが、上位2つの格付けに比べ、事業環境や経済状況の悪化からやや影響を受けやすい。

A1

 ムーディーズ(自国通貨建)(21段階評価の上から5番目))【参考:日本国債(A1)と同水準】

(格付定義)A格は、中級の上位と判断され、信用リスクが低い債務に対する格付け。

※ S&Pグローバル・レーティングについては、令和2年6月10日に大阪市債の見通しを安定的としました。

・格付理由(S&Pグローバル・レーティングのプレスリリースより引用)

 (2020年6月10日、東京=S&P)S&Pグローバル・レーティング(以下「S&P」)は本日、東京都、愛知県、大阪市の長期発行体格付けのアウトルックを「ポジティブ」から「安定的」に変更した。同格付けは据え置いた。同時に、愛知県と大阪市に付与している短期発行体格付けも据え置いた。

 アウトルックの変更は、6月9日付で日本の長期ソブリン格付け(※「A+」、※付きは無登録格付け、詳細は本稿末尾の「S&Pグローバル・レーティングの格付けについて」を参照)のアウトルックが「ポジティブ」から「安定的」に変更されたことを受けたものである。これは、新型コロナウイルスの感染拡大により、日本の財政安定化は後退したとS&Pがみていることを反映している。

 3自治体の格付けは日本のソブリン格付けの制約を受けるとS&Pはみている。3自治体の現在のスタンドアローン評価(中央政府による特別な支援・介入の可能性を考慮する前の各自治体自身に対する信用力評価)はそれぞれ日本のソブリン格付けを上回っているが、日本政府が債務不履行(デフォルト)に陥るような環境を想定したストレスシナリオのもとでは日本の地方自治体の信用力にも影響が及ぶとS&Pは考える。

 3自治体の「安定的」のアウトルックは、日本のソブリン格付けのアウトルックを反映している。S&Pでは、ソブリンの格上げ以外の要因で3自治体の格付けを引き上げる可能性は現時点では低いとみている。一方、今後、日本のソブリン格付けが引き下げられた場合には、3自治体も格下げとなる可能性が高い。

格付けの推移について

格付けの推移
 スタンダード&プアーズムーディーズ
平成19年8月AA-を取得Aa2を取得
平成19年10月 Aa1に格上げ
平成21年7月 Aa2に格下げ
平成23年8月 Aa3に格下げ
平成26年12月 A1に格下げ
平成27年9月A+に格下げ 
平成30年4月アウトルックを
ポジティブに上方修正
 
令和2年6月アウトルックを
安定的に下方修正
 

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