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淀川左岸線(2期)事業の概要

2021年9月13日

ページ番号:160706

事業概要

 淀川左岸線(2期)は、阪神高速道路3号神戸線(海老江JCT)から国道423号新御堂筋((仮称)豊崎IC)を結ぶ地域高規格道路であり、新名神高速道路、淀川左岸線(1期)、淀川左岸線延伸部、阪神高速道路6号大和川線及び第2京阪道路とともに近畿圏の広域ネットワークの強化を担っています。

 淀川左岸線(2期)の整備により、大阪都心北部地域での交通混雑の緩和と市街地環境の改善を図ることが可能になります。

 平成18年度からは大阪市と阪神高速道路株式会社との合併施行方式により事業を実施し、令和14年度の完成をめざして事業進捗に努めています。

 ※トンネル工事等が順調に進捗した場合

  • 事業者:大阪市・阪神高速道路株式会社(合併施行方式)
  • 事業区間:此花区高見1丁目から北区豊崎6丁目
  • 延長:約4.4キロメートル(うち、街路事業4.3キロメートル)
  • 幅員:約22メートル
  • 道路構造:本体(地下・掘割・高架構造)4車線
     ランプ部(堀割・高架構造)
     換気所2か所
  • 事業期間:平成18年度から令和14年度(予定)
     ※トンネル工事等が順調に進捗した場合


整備イメージ


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事業経緯

事業経緯 一覧

 1996年3月

(平成8年)

都市計画決定

 2000年  

(平成12年)

阪神高速道路公団により事業着手

 2005年10月

(平成17年)

道路公団民営化(阪神高速道路株式会社の設立)

 2006年9月

(平成18年)

都市計画事業認可(大阪市の街路事業と阪神高速道路株式会社の有料道路事業との合併施行方式により事業を継続実施)

 2011年5月

(平成23年)

淀川左岸線(2期)事業に関する技術検討委員会を設立

 2016年11月

(平成28年)

都市計画変更

 2018年10月

(平成30年)

工事着手(仮堤防工事)

 2032年度

(令和14年度)

※トンネル工事等が順調に進捗した場合

事業完成予定

大阪都市再生環状道路

  • 現在の大阪の高速道路は、都心部に位置する阪神高速道路の環状線から、放射状に周辺地域に延びるネットワークが形成されています。
  • そのため、周辺地域から他の地域に移動するだけの通過交通も都心部に集中し、環状線などで慢性的な交通混雑を引き起こすため、周辺環境の悪化や、社会経済活動への影響が問題となっています。
  • こうした問題を抜本的に改善するために計画されたのが「大阪都市再生環状道路」であり、大阪市中心部の外側を取り巻く、延長約60キロメートルの自動車専用道路です。

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整備効果

整備効果1:都心部の交通混雑を緩和、市街地環境の改善

 都心部に流入する通過交通を大阪都市再生環状道路に転換し、交通を円滑にすることにより、市街地環境の改善を図ります。


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整備効果2:物流の効率化、企業立地の促進

 大阪湾ベイエリアには大型物流施設が多数立地しており、臨海部と内陸部の連携強化による物流の効率化が進むことで、さらなる企業投資を誘発します。


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整備効果3:観光都市の広域的な連携を支援

  臨海部はユニバーサル・スタジオ・ジャパンTMなどが立地するほか、新たな国際観光拠点「夢洲」のまちづくりで今後も多くの観光客が訪れると見込まれており、淀川左岸線の整備により都心北部から観光施設へ向かうアクセスが向上します。

 令和4年10月、都市再生緊急整備地域に指定された新大阪周辺地域は、リニア中央新幹線や北陸新幹線との接続など、スーパー・メガリージョンの西の拠点としての役割が期待されており、淀川左岸線は新御堂筋を経由して臨海部など各方面へ連絡する重要なアクセス道路となります。


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整備効果4:事故・災害・工事等に対する迂回路の確保

 既存の高速道路を接続するため、ネットワークのリダンダンシーが向上し、事故・災害や、今後実施が必要な大規模補修工事等に伴う通行止めに強いネットワークとなります。


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淀川左岸線(2期)事業に関する技術検討委員会

 「淀川左岸線(2期)事業に関する技術検討委員会」は、淀川左岸線(2期)事業の実施にあたり、堤防と道路ボックスを一体構造とした構造物の安全性、施工方法、維持管理手法等について技術的な検討事項の審議を行うことを目的とした委員会であり、平成23年5月より審議が開催され、平成29年11月に技術検討報告書をとりまとめました。

このページの作成者・問合せ先

大阪市 建設局臨海地域事業推進本部淀川左岸線2期建設事務所設計課

住所:〒553-0005 大阪市福島区野田6丁目2番16号

電話:06‐6466‐2180

ファックス:06-6466-2195

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