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菅原天満宮の砂持ち神事

2019年12月29日

ページ番号:441294

菅原天満宮の砂持ち神事

すがはらてんまんぐうのすなもちしんじ

分野/部門

無形民俗文化財

 

保護団体

宗教法人 菅原天満宮

 

所在地

東淀川区菅原二丁目

紹介


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菅原天満宮に伝わる砂持ち神事の様子

寛永年間(1624~44)に勧請されたと伝える菅原天満宮に伝わる砂持ち神事は、宮司による祓の後、清められた砂を天秤で担ぎ、一段高くなっている神社の境内に運ぶ神事である。現在は、砂の運び手は、隣地の幼稚園児がつとめている。堤防の維持と安定を祈願して、天保年間(1830~44)以来、村人が参加して毎年9月9日に行われていたが、現在は10月25日に園児が行うかたちとなって継続している。江戸時代には、神社の造営などの機会に町人たちにより、遊興的な様子を持った砂持ちがよく行われていたが、定期的な祭礼として行われる砂持ちは類例がなく、貴重な民俗文化財である。

 

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