「大阪市女性活躍施策検討プロジェクトチーム」が働く女性のための施策を市長に提言しました！

　大阪市において、女性の活躍促進の取組みを着実に進めていくうえで、女性自身に、自らの仕事や生活に根差した提案を行ってもらうことが効果的であることから、市の女性職員と、企業・経済団体の女性職員が参加し、官民協働により、働く女性を支援する方策について検討し市長に施策提言を行う「大阪市女性活躍施策検討プロジェクトチーム」を、平成29年7月14日に立ち上げました。

　以降、プロジェクトチームにおいて検討を進め、施策の提言をとりまとめたところであり、12月25日に、市長に報告を行いました。

• 開会
• 市長あいさつ
• プロジェクトチームからの施策提言の報告
• 質疑応答・意見交換
• 市長コメント
• 記念写真の撮影

• 「なぜ女性活躍が必要か」
• 大阪の現状として、女性の就業率が全国ワースト3であることやM字カーブが深く、正規雇用からの離職が多いこと
• 「キャリアアップの壁」「子育てと両立に伴う壁」が存在すること

　上記の課題認識を踏まえ、メンバーが考える「理想の状態」を示したうえで「トップが変わる！」「制度から変える！」「意識を変える！」「子育て環境の充実」の4つの提案がなされました。

• 女性のキャリアアップを支援し、女性の能力及び活躍の機会を広げていくための方策
• 仕事と子育て及び介護との両立を支援し、女性の継続就労を支えていくための方策

　プロジェクトチームのメンバーは市の女性職員及び企業・経済団体に属する女性職員（12名）で構成。

• 市の女性職員（7名）は、40代半ばまでの、課長代理級以下の女性職員を対象に、庁内公募を行い、任命しました。

• 企業・経済団体に属する女性職員（5名）は、市長表彰を受けた女性活躍リーディングカンパニー認証企業、経済団体のうち、協力いただける企業等から推薦いただきました。

　また、プロジェクトチームに助言を行うため、本市女性部長級職員（3名）と、女性活躍を担当する大阪市特別顧問・特別参与（3名）からなるアドバイザリー・スタッフを設置しました。

　プロジェクトチームでは、市長出席のもと7月14日に開催したキックオフ・セレモニー以降、全体会議を9回開催するとともに、プロジェクトチームの検討事項をふまえ、「1女性のキャリアアップ支援」、「2子育て世代の両立支援」及び、1、2に両方に関連する事項である、企業や男性等への「3意識啓発」の3つのチームを設け、適宜、アドバイザリー・スタッフの助言を得ながら、検討を進めてきました。