イタチでお困りの方へ
2022年4月1日
ページ番号:552441
イタチの特徴を知ろう
・一年中活動し、夜行性ですが、空腹時は昼間も活動します。
・体調は30~40㎝ほどで、3㎝程度の穴もすり抜ける器用な動物です。
・垂直の壁を登ることができ、泳ぎも得意です。雨どいや木の枝を使い屋根裏の通気口や瓦の隙間等から家屋に浸入します。
・雑食性で、基本的にはなんでも食べますが、ネズミや昆虫など動物性を好みます。
・見た目は可愛らしいですが、気性が荒く、攻撃的です。鋭い牙と長い爪で、咬みつかれたり、引っかかれたりする可能性もあるため、安易に近づくのは危険です。
イタチによる被害
・天井裏を走って騒音を出す。
・家屋の断熱材を破り巣を作る。
・糞や尿による悪臭、シミなど。
・家畜、ペットを襲う。
・庭やごみを荒らす。
イタチが家屋に浸入したら
まずは追い出す方法を試しましょう。
イタチ(野生鳥獣)は、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」(以下、「鳥獣保護法」とする。)により許可なく捕獲することが禁止されています。
まずは、天井裏や床下から追い出す方法を試してください。
イタチは強いにおいがキライ
イタチは嗅覚が優れているため、臭いによる追い出し方法が有効です。
ニオイの強い木酢液、ご家庭にある塩素系漂白剤やお酢などを、使わなくなった布や新聞紙などにしみ込ませ、皿に載せるなどし、イタチのいる場所や通り道などに置いてください。ただし、侵入口付近に置くと、臭いを嫌がり家屋の奥へ逃げ込む可能性がありますので、侵入口付近には置かないようにしましょう。
また、ダニやゴキブリ用のくん煙剤などを焚くと、煙や臭いを嫌がって出て行きます。イタチはノミやダニを持ち込む可能性があるため、くん煙剤はそれらの害虫も除去できます。
強い光や点滅する光も苦手
イタチは強い光や点滅する光が苦手です。イタチのいる場所に、点滅するランプのようなもの(クリスマスツリーの飾りなど)を使って追い出しましょう。光の当たる範囲にCD等をぶら下げると、光が乱反射し、威嚇効果が高まります。
※ランプ(発熱するもの)を設置する場合は、そばに燃えやすい物は置かないでください。
イタチが追い払えないときは
対策をしても追い払えず、生活環境への被害(騒音、糞尿など)が続く場合は、捕獲することとなりますが、捕獲には鳥獣保護法に基づく許可が必要です。
まずは、大阪市動物愛護相談室(06-6978-7710)に御相談ください。
大阪市動物愛護相談室では、申請者に状況をお聞きし、捕獲が必要だと判断される場合には、申請(無料)に基づき、捕獲の許可をしています。また、申請時、申請者1人につき簡易捕獲器1台の貸出も行っています。 (台数に限りがありますので、捕獲器の貸出を希望される場合は、事前にその旨をお伝えください。)
なお、捕獲と放獣は、申請者ご自身でしていただいておりますので、御理解のほどよろしくお願いします。ご自身での対応が困難な場合は、専門業者(有料)に依頼してください。
追い出せたら、清掃と再発防止策を忘れずに!!
清掃
清掃前に、まずは、イタチが本当にいないかどうか、天井をほうきで突いたり、床下に向けて音を鳴らすなどして確認しましょう。
イタチの糞や、イタチが運び込んだ動物の死体が散乱している場合があります。放っておくと、ハエやウジなどが発生する恐れがあるため、きれいに取り除きましょう。
※清掃の際は、素手で触らず、手袋やマスクを着用してください。
再発防止策(侵入口を塞ぐことが基本です!!)
捕獲後は再度の侵入を防ぐため、可能な限り侵入口を見つけて塞いでください。
イタチは約3㎝、ペットボトルのフタほどの穴もすり抜けます。わずかな金網の破れや建物の隙間からも侵入する恐れがあるため、侵入口を徹底的に探しましょう。
穴を見つけたら、目の細かい金属製のネットや網、鉄板などでしっかり塞ぎます。壁に立てかけた程度では、力ずくで侵入する可能性があるためネジやクギなどでしっかりと塞いでください。
リーフレット
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