防災士と地域をつなぐ取組

防災士とは、「自助」「共助」「協働」を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識・技能を習得したことを、日本防災士機構が認証した人のことです。

大規模な災害においては、火災や道路の寸断など様々な被害が広範囲に発生することから、被害を軽減するためにお互いに協力し合うことが必要です。

「自分たちのまちは自分たちで守る」という、共通の目的を持って活動する地域の皆様の集まりを「自主防災組織」といいます。

旭区では、自主防災組織が中心となって、平常時には防災知識を習得するために各種防災訓練を実施するとともに、災害時には初期消火、救出、救護、避難誘導、避難行動要支援者への支援等の取組を行い、地域防災力の向上や防災知識の普及を進めています。

このような中で、防災士と地域をつなぐ取組として、防災に関する知識を持つ防災士の皆様に地域の訓練等に参加していただくなど、更なる地域防災力の向上につなげていきたいと考えています。

この取組を推進するために、日本防災士機構より防災士認定登録者名簿の提供を受け、旭区在住の防災士の皆様へ令和7年8月に「防災士の皆様の地域防災活動に関するアンケート」を実施しました。

また、地域が防災訓練や防災啓発イベント等を実施する際に、地域とのつながりを希望する防災士の皆様へ参加の声かけや講演の依頼等を行っていただくことにより、更なる地域防災力の向上が期待されます。

今後、新たに防災士になられた旭区在住の方や、旭区外から旭区へ転入された防災士の方で、地域防災力向上のために地域とのつながりを希望される場合は、「防災士の皆様の地域防災活動に関するアンケート」に記載の上、旭区役所防災安全課（旭区役所1階2番窓口）へ持参・メール（メールアドレス：tp0012@city.osaka.lg.jp）・送付等によりご提出ください。

※地域防災力向上のために地域とのつながりを希望される場合は、アンケートにおいて、「防災士資格の取得者であることを、居住区内の自主防災組織等に情報提供してもよい（設問3）」を必ず選択してください。この場合、防災士の方の情報を区役所から地域へご紹介させていただきますが、地域の意向により、必ずしも地域とのつながりが実現されるものではありません。