報道発表資料　万博時の「空飛ぶクルマ」会場外ポート予定地について

　大阪市は、大阪・関西万博のコンセプト「未来社会の実験場」を体現する代表的なプロジェクトの一つである「空飛ぶクルマ」について、「大阪・関西万博　空飛ぶクルマ　準備会議（第2回）」（令和5年8月7日開催）で合意された万博時における現時点の運航イメージ等において、大阪市有地の会場外ポート候補地である大阪港地区（中央突堤）と大阪城東部地区（森之宮）のうち、株式会社SkyDriveから運航の意思を確認した大阪港地区（中央突堤）を会場外ポート予定地とし、先行してポート整備を進めていくことを決定しました。

　なお、大阪城東部地区（森之宮）については、関係者とともに、引き続き検討を進めてまいります。

• 所在　大阪市港区海岸通1丁目
• 面積　約11,999平米

　万博時における空飛ぶクルマの運航イメージ等について次の内容で合意

• 新たに尼崎地区（フェニックス事業用地）を会場外ポート候補地に追加
• 各運航事業者の会場外ポートについて、日本航空株式会社は桜島地区、丸紅株式会社は尼崎地区（フェニックス事業用地）、株式会社SkyDriveは大阪港地区（中央突堤）を候補地として、引き続き具体的な検討を進めていくとともに、ANAホールディングス株式会社及びJoby　Aviation　Inc.は候補地の選定に向けて、引き続き具体的な検討を進めていく
• 会場外ポートの候補地（尼崎地区）を有する兵庫県が新たに構成員として準備会議に参加

次の方針について決定

（方針）

• 次の3地区を大阪における会場外ポート候補地として先行的に検討する。

1. 大阪港地区（中央突堤）（所在　大阪市港区海岸通1丁目）
2. 大阪城東部地区（森之宮）（所在　大阪市城東区森之宮1丁目）
3. 桜島地区（所在　大阪市此花区桜島1丁目）

• 今回の3地区及び関西国際空港をはじめとして、今後も候補地を検討していく。

• 大阪・関西万博での空飛ぶクルマの2地点間運航の実現に向け、会場外ポートや諸条件等を検討するため、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が令和5年2月27日に設置。
• 国（内閣官房・経済産業省・国土交通省）、博覧会協会、運航事業者（ANAホールディングス株式会社及びJoby　Aviation　Inc.、日本航空株式会社、丸紅株式会社、株式会社SkyDrive）、会場内ポート管理・運営者（オリックス株式会社）、会場外ポート候補地〔関西国際空港〕管理・運営者（関西エアポート株式会社）、地元自治体（大阪府・大阪市・兵庫県）により構成。