報道発表資料　城東区役所における法定調書作成事務の誤りについて

　城東区役所において、法定調書（源泉徴収票、支払調書）の一部について、作成事務の誤りがあったことが判明しました。

　このような事態を発生させ、関係者の皆さまに多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申しあげますとともに、市民の皆さまの信頼を損なうことになりましたことを深く反省し、再発防止に努めてまいります。

　他所属における法定調書作成事務の誤りを受け、令和6年12月17日（火曜日）から令和7年2月18日（火曜日）にかけて同様の誤りがないか調査したところ、令和元年分から令和5年分までの、生涯学習事業における報償金等にかかる法定調書（源泉徴収票、支払調書）について、複数の課で合計128件の作成誤りが判明しました。

• 誤って翌年の支払調書を作成していたもの：70件（令和元年分　2件、令和2年分　2件、令和3年分　11件、令和4年分　24件、令和5年分　31件）
• 支払調書を誤って源泉徴収票で作成していたもの：1件（令和5年分　1件）
• 源泉徴収票を誤って支払調書で作成していたもの：3件（令和4年分　3件）
• 支払調書への記載が誤っていたもの（金額及び最終支払月等）：8件（令和2年分　2件、令和3年分　1件、令和4年分　1件、令和5年分　4件）
• 源泉徴収票の発行が漏れていたもの：1件（令和4年分　1件）
• 支払調書の発行が漏れていたもの：45件（令和元年分　3件、令和2年分　12件、令和3年分　8件、令和4年分　9件、令和5年分　13件）

　誤って法定調書を作成した方、法定調書の作成が漏れていた方に対し、電話などにより説明とお詫びを行っているところです。また、新たな法定調書が作成でき次第送付します。

　各担当者が法定調書作成にかかる事務処理において、制度に関する認識を誤っていたこと、前年度の事務処理を踏襲していたことが原因です。また、組織として事務処理の確認が徹底できていなかったことも原因です。

　今回の事態を厳粛に受け止め、法定調書作成にかかる事務処理について、再度内容を十分確認するよう所属内で周知するとともに、組織として点検を徹底することで再発防止に努めます。