報道発表資料 大阪港におけるヒアリの確認について
2024年6月28日
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本件については、令和6年6月28日19時20分に一部訂正し、掲載しております。訂正箇所については、別途訂正発表をご参照ください。
問合せ先:環境局環境施策部環境施策課(06-6630-3209)、大阪港湾局総務部総務課(06-6615-7701)、危機管理室危機管理課(06-6208-9802)、健康局健康推進部⽣活衛⽣課(06-6208-9980)
令和6年6月28日 18時発表
同時資料提供:環境省記者クラブ、大阪府政記者会
環境省が令和6年6月25日(火曜日)に大阪港で実施した調査において確認されたアリについて、専門家による同定の結果、6月28日(金曜日)に特定外来生物ヒアリ(Solenopsis invicta)であることが確認されましたので、お知らせします。
本件は、環境省が毎年実施している定期的な全国港湾調査において確認されたものです。
平成29年6月の国内初確認以降、これまで国内でのヒアリの確認事例は令和6年6月28日(金曜日)現在で、今回事例を含め18都道府県、計117事例です(今年度6事例目)。1 経緯
6月25日(火曜日)
- 環境省が実施する全国港湾調査の大阪港での調査において、調査事業者がコンテナヤード上で、ヒアリと疑わしいアリ約50個体を確認し、確認場所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置しました。
- 環境省が専門家に同定を依頼しました。
6月26日(水曜日)
- 環境省及び港湾管理者が実施した追加の現地調査において、コンテナヤード上でヒアリと疑わしいアリ約500個体が舗装の継ぎ目から出入りしていることを確認し、確認場所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置しました。
6月28日(金曜日)
- 環境省から依頼を受けた専門家が、当該アリについてヒアリであることを確認しました。
2 今回確認されたヒアリについて
確認されたアリは、ヒアリの働きアリ約550個体です。
3 今後の対応
環境省が引き続き、発見場所において、環境省が実施する目視やトラップによる調査及び防除に大阪府とともに協力し、定着防止の取組を進めます。また、今後環境省において、確認地点及び周辺におけるモニタリングを実施予定です。
なお、近畿地方環境事務所から大阪府・市等の関係機関に対して、改めて以下のとおり依頼がありました。
- 今回ヒアリの確認があったことから、当該コンテナヤード及びその周辺の点検等を適宜実施すること。
- ヒアリやアカカミアリを含むヒアリ類と疑わしいアリをコンテナや積荷で確認した場合は、密閉等により逸出を防ぎ、速やかに環境省に連絡すること。
- ヒアリ類の疑いがある場合には、外来生物法に基づき、環境省からコンテナや積荷等の移動制限又は移動禁止の命令が出される場合があること及びヒアリ類と同定後には当該コンテナや積荷等の消毒又は廃棄の命令が出される場合があることに留意すること。
- 今後、環境省等が実施する調査に協力すること。
今回確認されたヒアリ
今回ヒアリが発見された場所
大阪市における問合せ先
• 特定外来生物に関すること 環境局環境施策部環境施策課(06-6630-3467)
• 港湾の管理に関すること 大阪港湾局総務部総務課(06-6615-7705)
• 市の危機管理に関すること 危機管理室危機管理課(06-6208-7387)
• 健康被害に関すること 健康局健康推進部生活衛生課(06-6208-9981)