報道発表資料 大阪港におけるヒアリの確認について
2025年10月23日
ページ番号:663915
問合せ先:環境局環境施策部環境施策課(06-6630-3209)、大阪港湾局総務部総務課(06-6615-7701)、危機管理室危機管理課(06-6208-9802)、健康局生活衛生部⽣活衛⽣課(06-6208-9980)
令和7年10月23日 14時発表
同時資料提供:環境省記者クラブ、大阪府政記者会
令和7年10月9日(木曜日)に大阪港で確認されたアリについて、専門家による同定の結果、10月14日(火曜日)に要緊急対処特定外来生物ヒアリ(Solenopsis invicta)であることが確認され、その後、環境省等が調査及び防除を行ってきました。
当初確認されたのは働きアリのみでしたが、10月21日(火曜日)に環境省等が実施した防除作業において、サナギ1個体が新たに確認されましたのでお知らせします。
1 経緯
10月9日(木曜日)
- 環境省が実施する全国港湾調査の大阪港での調査において、調査事業者がコンテナヤード上で、ヒアリと疑わしいアリの働きアリ約300個体が舗装の継ぎ目から出入りしていることを確認し、確認場所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置しました。
- 環境省が専門家に同定を依頼しました。
10月10日(金曜日)
環境省が追加の現地確認を実施し、10月9日(木曜日)の確認場所周辺でヒアリと疑わしいアリの働きアリ約400個体を確認し、確認場所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置しました。
10月14日(火曜日)
環境省から依頼を受けた専門家が、当該アリについてヒアリであることを確認しました。
10月21日(火曜日)
環境省業務の請負事業者が確認場所周辺の調査及び防除を実施し、ヒアリの働きアリ400個体以上と、働きアリに運ばれているサナギ1個体を確認しました。
2 今後の対応
環境省が引き続き、発見場所において実施する目視やトラップによる調査及び防除に大阪府とともに協力し、定着防止の取組を進めます。
なお、環境省近畿地方環境事務所から大阪府・市等の関係機関に対して、改めて以下のとおり依頼がありました。
- 今回ヒアリ類の確認があったことから、当該コンテナヤード及びその周辺の点検等を適宜実施すること。
- ヒアリやアカカミアリを含むヒアリ類と疑わしいアリをコンテナや積荷で確認した場合は、密閉等により逸出を防ぎ、速やかに環境省に連絡すること。
- ヒアリ類の疑いがある場合には、外来生物法に基づき、環境省からコンテナや積荷等の移動制限又は移動禁止の命令が出される場合があること及びヒアリ類と同定後には当該コンテナや積荷等の消毒又は廃棄の命令が出される場合があることに留意すること。
- 今後、環境省等が実施する調査に協力すること。
(注)当該アリが確認された場所は、港湾コンテナヤード内で、一般の方が立ち入ることはない場所です。
大阪市における問合せ先
• 生態系に関すること 環境局環境施策部環境施策課(06-6630-3467)
• 港湾の管理に関すること 大阪港湾局総務部総務課(06-6615-7705)
• 市の危機管理に関すること 危機管理室危機管理課(06-6208-7387)
• 健康被害に関すること 健康局生活衛生部生活衛生課(06-6208-9981)







