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報道発表資料 夏期開場プールの立入調査を実施します

2023年6月26日

ページ番号:599028

問合せ先:健康局 健康推進部 生活衛生課(06-6208-9981)

令和5年6月26日 14時発表

 大阪市では、プールの水質及び施設の適正な維持管理の啓発と、自主水質検査等管理体制の強化を図り、皆さまが安心して利用できるよう、夏期開場プールの開期中に、プール水の水質検査・排水口など設備の点検及び管理体制の確認について、重点的に立入調査を実施します。立入調査の結果、水質や施設管理が不十分な施設に対しては改善指導を行います。

プールの夏期衛生対策内容

  1. 期間:7月から8月まで
  2. 対象施設:夏期開場プール 10施設 (注)
  3. 調査者:大阪市保健所 各生活衛生監視事務所
  4. 調査内容:水質検査及び施設管理状況調査

(注)大阪市立扇町プール、大阪市立下福島プール、ホテルニューオータニ大阪 フィットネスクラブ(屋外プール)、F・Pプール(ファミリープラザ朝潮橋内)、大阪市立真田山プール、大阪市立旭プール・旭児童プール、大阪市立鶴見緑地プール、大阪府住之江公園プール、ザ・シティ・カントリー・クラブ内屋外プール、大阪市立長居プール

水質検査及び施設管理状況調査

 施設への立入調査を実施し、プールの水質及び施設の管理状況を監視し、適正な維持管理を指導します。

水質検査項目
検査項目基準値検査の目的基準不適合に対する指導

遊離残留塩素濃度

0.4ミリグラム/リットル以上 また、1.0ミリグラム/リットル以下であることが望ましい塩素剤による消毒管理状況を知る塩素剤の補給、調整
水素イオン 濃度pH値5.8以上8.6以下遊泳者の健康への影響・塩素消毒効果への影響・配管設備等の腐食への影響を知る薬剤の種類・量の調整
濁度2度以下外観的な汚染状況を知る・補給水量を増やす
・ろ過器の浄化能力を高める
過マンガン酸カリウム消費量12ミリグラム/リットル以下水中の有機性物質による汚染状況を知る補給水量を増やす
一般細菌1ミリリットル中形成される集落数が200以下であること水の一般的な清浄度を知る・補給水量を増やす
・換水
大腸菌検出されないこと病原菌の存在を推定する・塩素剤の補給
・換水
レジオネラ属菌100ミリリットル中形成される集落数が10未満であることレジオネラ症防止のため・高濃度塩素剤による消毒
・ろ過器の逆洗浄
  • 遊離残留塩素濃度、水素イオン濃度、水温を現場において検査し、その他の項目については、保健衛生検査所において検査を行います。
  • レジオネラ属菌は採暖槽等のみ検査を行います。
施設管理状況調査項目

(1)プール水の浄化及び消毒設備の管理
(2)事故防止及び救急体制の整備
(3)更衣室、便所、プールサイドの清潔保持

自主水質検査の指導

 プール管理者に対し、自主管理体制の一環として、水質検査の励行を指導します。

その他

 年間を通じて使用される屋内プールについては、年間立入計画に基づいて、全施設に対し、施設及び水質の適正な維持管理を監視指導することにより、プールの衛生状態の確保を図っています。

取材について

 令和5年7月21日(金曜日)午前10時から、大阪府住之江公園プールにおいて行う立入調査について、取材していただけます。

1.実施場所

大阪府住之江公園プール(住之江区南加賀屋1丁目1番117号

2.実施日時

令和5年7月21日(金曜日) 午前10時から午前10時30分まで
(注)雨天決行
 ただし、令和5年7月21日(金曜日)午前7時時点において暴風警報若しくは雷警報が発令されている場合、中止します。
 なお、その他天候の急変によりやむを得ず立入調査及び取材対応が中止となる場合もありますので、ご了承願います。

3.集合場所

大阪府住之江公園プール建物入口
(午前9時50分までにご集合ください。)

4.実施内容

現場測定(遊離残留塩素濃度、水素イオン濃度、水温)
採水検査
施設調査(ろ過器、排水口、掲示等の目視確認等)

5.実施者

大阪市保健所南西部生活衛生監視事務所

6.その他

 施設内には撮影いただけない場所もありますので、取材当日は担当者の指示に従ってください。また、取材中は必ず自社腕章、社員証(記者証)、又は「市政記者カード」のいずれかを見えやすいところに着用ください。腕章等を着用していない方の取材はお断りすることがありますのでご注意ください。

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