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報道発表資料 麻しん患者発生に伴う注意喚起について

2024年11月14日

ページ番号:623640

問合せ先:大阪市保健所感染症対策課(06-6647-0950)

令和6年11月14日 14時発表

 令和6年11月12日(火曜日)、泉佐野保健所に麻しん(はしか)の発生届が提出されました。

 本日、大阪府から麻しんに関する注意喚起について報道発表(令和6年11月14日大阪府報道発表別ウィンドウで開く)されていますが、感染性のある期間に患者が、大阪市内の施設も利用していることから、本市においても注意喚起します。

1 患者の概要

  • 年代・性別:30歳代・男性
  • ワクチン歴:不明
  • 渡航歴:あり(発症後の渡航)
  • 主な症状:発熱、発疹、鼻汁、結膜充血、下痢、倦怠感(現在快方傾向)
  • 発生届出年月日:令和6年11月12日(火曜日)(検査確定:令和6年11月12日(火曜日))
  • 発症日:令和6年11月7日(木曜日)

2 感染性のある期間に患者が利用し、不特定多数の方と接触した可能性のある日時及び施設等

日時及び施設等

日付

滞在時間(目安)

施設等

11月6日(水曜日)

7時50分から8時まで

近畿日本鉄道 大阪難波駅構内利用

11月6日(水曜日)

8時から9時まで

阪神電鉄・近畿日本鉄道

大阪難波駅から新開地駅

11月6日(水曜日)

14時から15時まで

阪神電鉄・近畿日本鉄道

新開地駅から大阪難波駅

11月6日(水曜日)

15時から15時30分まで

Osaka Metro御堂筋線なんば駅から

Osaka Metro中央線コスモスクエア駅

(途中、本町駅で乗り換え)

11月6日(水曜日)

16時から16時10分まで

大阪出入国在留管理局(大阪市住之江区)

11月6日(水曜日)

16時10分から16時40分まで

Osaka Metro中央線コスモスクエア駅から

Osaka Metro堺筋線恵美須町駅

(途中、堺筋本町駅で乗り換え)

11月8日(金曜日)

12時から13時まで

南海電鉄 新今宮駅から関西空港駅

  • 麻しんの潜伏期間は、約10日から12日(最大21日間)で、麻しん患者と接触した場合には、接触後3週間(21日間)注意が必要です。
  • 上記の日時に施設を利用された方で、最終利用日から3週間(21日間)の間に、発熱や発疹等、麻しんを疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に連絡の上、麻しんの疑いがあることを伝え、マスクを着用し、公共交通機関の利用は避けていただき、速やかに受診してください。
  • 本事例に係わる当該患者の利用施設などにおける接触者については、保健福祉センター等において、対象者の健康観察を実施しています。
  • 各施設への直接のお問い合わせはお控えください。感染症法の趣旨に則り、個人情報保護の観点から患者やその家族・関係者等が特定されないよう、また、施設に対する風評被害がないよう特段のご配慮をお願いします。

【市民の皆様へ】

麻しんについて

 感染すると、約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2日から3日間ほど熱が続いたあと、39度以上の高熱と発疹が出現すると言われています。

 感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力は非常に強いと言われています。

 麻しんは、予防接種で防げる病気であり、ワクチン接種は個人でできる最も有効な予防方法です。麻しんの定期予防接種(第1期:1歳児、第2期:小学校就学前の1年間)をまだ受けていない方は、かかりつけ医に相談し、早めに予防接種を受けましょう。

【医療機関の皆様へ】

 発熱や発疹を呈する患者が受診した際は、麻しんの予防接種歴や海外渡航歴の確認等、麻しんの発生を意識した診療を行うとともに、臨床症状等から麻しんと診断した場合には、速やかに保健福祉センターに発生届及び検体の提出をお願いします。

 患者(疑い含む)は個室管理を行う等、麻しんの感染力の強さを踏まえた院内感染対策の実施についても合わせてお願いします。
(参考)麻しん発生状況
令和2年令和3年令和4年令和5年令和6年(注)
大阪市1002 2
全国10662839

(注)大阪市の情報は令和6年11月14日現在です。また、全国の値は第45週(令和6年1月1日~11月10日)までの累積速報値です。

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