報道発表資料 伝染性紅斑(リンゴ病)の定点あたりの報告数が警報基準を超え、流行しています
2025年6月19日
ページ番号:655920

問合せ先:大阪市保健所感染症対策課(06-6647-0950)

令和7年6月19日 14時発表
伝染性紅斑(リンゴ病)の2025年第24週(6月9日(月曜日)から6月15日(日曜日)まで)の大阪市における定点当たりの患者報告数が「2.04人」となり、現行の調査方法となった1999年以降初めて、警報基準(定点当たり2人)を超えました。
伝染性紅斑は、かぜ様症状を呈し、頬がリンゴのように赤くなることが特徴の呼吸器感染症で、飛沫感染や接触感染により感染します。
5~9歳での発生が最も多く、ついで0~4歳で多いとされていますが、妊婦の方が感染すると胎児の異常や流産のおそれがあります。
妊娠中、あるいは妊娠の可能性のある方やその周囲の方は、特に手洗いや咳エチケットなどの感染防止対策を心がけてください。

伝染性紅斑とは
伝染性紅斑はウイルスによって引き起こされる呼吸器感染症です。10~20日の潜伏期間の後、微熱・かぜに似た症状が出現した後、頬がリンゴのように赤くなる発しんが出現します。
主な感染経路は、飛沫感染と接触感染です。
伝染性紅斑の詳細については、大阪市ホームページ「伝染性紅斑(リンゴ病)について」をご確認ください。

感染防止対策のポイント
伝染性紅斑を予防するワクチンはありません。かぜ症状のある人はこまめな手洗いや、咳やくしゃみをする時には口と鼻をマスクやハンカチ等でおおうなどの咳エチケットが重要です。

妊娠中又は妊娠の可能性がある方へ
熱や倦怠感が出現した後に発しんが出るなど、伝染性紅斑を疑う症状がある場合は、医療機関に相談しましょう。また、感染しても症状がないこと(不顕性感染)もあるため、周囲に伝染性紅斑の人がいる場合は、妊婦検診の際に医師に伝えてください。
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