報道発表資料 食中毒の発生について(淀川区)
2026年5月11日
ページ番号:672355
問合せ先:健康局 生活衛生部 生活衛生課(06-6208-9991)
令和8年5月11日 18時30分発表
令和8年5月7日(木曜日)12時頃、大阪市淀川区内の事業所の職員から「5月5日(火曜日・祝日)に当事業所にて、柏餅を喫食した者のうち、複数名が下痢、おう吐及び発熱等の食中毒様症状を呈している。」との届出が淀川区役所を通じて大阪市保健所にありました。
調査をしたところ、当該事業所では5月5日(火曜日・祝日)に、「松月」で購入した和菓子(柏餅、いちご大福、よもぎ餅)を提供しており、当該和菓子を事業所または自宅で喫食した10名が、5月6日(水曜日・振替休日)13時頃から5月7日(木曜日)7時頃にかけて、吐き気、おう吐、下痢等の食中毒様症状を呈していたことを確認しました。
発症者10名の共通食は、「松月」で製造販売された和菓子以外になく、発症状況が類似していること、発症者及び調理従事者のふん便からノロウイルスが検出されたこと、発症者間に共通する感染症を疑う事象が確認されなかったことから、当該施設を原因施設とする食中毒と判断し、営業者に対し、5月11日(月曜日)から5月12日(火曜日)までの2日間、当該施設の営業停止を命じました。
調査概要
原因施設
名称:松月(しょうげつ)
業種:菓子製造業
所在地:大阪市淀川区十三東3丁目11番17号
営業者:藤原 敏昭(ふじわら としあき)
行政処分
原因施設の営業停止2日間
(令和8年5月11日(月曜日)から令和8年5月12日(火曜日)まで)
<違反条項>
食品衛生法第6条第3号違反(食中毒の発生)
発症者の状況
発症者10名〔男:5名(35歳から66歳) 女:5名(35歳から73歳)〕
うち受診者5名(入院なし)
(注)発症者は全員快方に向かっています。
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年齢 |
30~39歳 |
40~49歳 |
50~59歳 |
60~69歳 |
70~79歳 |
合計 |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
発症者数 |
男 |
1 |
1 |
2 |
1 |
0 |
5 |
|
女 |
1 |
0 |
1 |
1 |
2 |
5 |
|
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在住府県 |
大阪府 |
兵庫県 |
合計 |
|---|---|---|---|
|
発症者数 |
9 |
1 |
10 |
主症状
吐き気、おう吐、下痢等
病因物質
ノロウイルス
原因食品
当該施設で令和8年5月5日(火曜日・祝日)に製造販売された和菓子(柏餅、いちご大福、よもぎ餅)
(詳細については現在調査中)
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検体名 |
検査結果 (ノロウイルス) |
|---|---|
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発症者ふん便(4検体) |
4検体から検出 |
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調理人ふん便(3検体) |
3検体から検出 |
(注) 本報道資料に関連して、検査の技術的な事柄については、地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所までお問い合わせください。
担当 地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所公衆衛生部健康危機管理課
電話 06-6972-1327
参考
食中毒発生状況
- 令和8年1月1日から令和8年5月11日まで8件59名(本件を含まず)
-
令和7年1月1日から令和7年5月11日まで17件215名
(食中毒発生状況の年次集計は、毎年1月1日からの統計です)
ノロウイルスについて
- ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、1年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。
- 感染すると1日~2日の潜伏期間の後、おう吐、下痢、発熱等の症状を起こします。
- 症状は通常数日で回復しますが、乳幼児や高齢者など抵抗力の弱い方は重症化するおそれもあります。
- 感染した人は症状が治まっても2週間以上便の中にウイルスを排出します。
ノロウイルス食中毒予防のポイント
- トイレの後、調理をする前、食事の前にはしっかりと手を洗いましょう。特に「2度洗い」が効果的です。
- おう吐や下痢、風邪に似た症状がある場合は、調理に従事しないようにしましょう。
- カキなどの二枚貝を加熱調理する場合は、中心部まで十分に加熱(85~90℃で90秒間以上)しましょう。






