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報道発表資料 大阪市保健所における個人情報を含む書類の紛失について

2026年10月16日

ページ番号:688977

問合せ先:大阪市保健所感染症対策課(06-6647-0950)

令和8年10月16日 14時発表

 大阪市保健所において、結核専門病院から情報収集した患者情報が記載された書類を紛失したことが判明しました。

 このような事態を発生させ、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、市民の皆様の信頼を損なうことになりましたことを深く反省し、再発防止に取り組んでまいります。

1 経過及び概要

 大阪市保健所は、結核専門病院(以下「病院」という。)と患者の治療方針や退院後の課題等について、カンファレンスを実施する旨を事前に各区保健福祉センターに情報共有したうえでカンファレンスを実施するとともに、病院から検査結果等の情報収集を行い、患者の居住区の保健福祉センターへ情報提供することで、治療継続に係る支援を行っています。

 令和8年9月16日(水曜日)、保健所職員が病院から受理した書類及び情報収集した内容を基に保健所職員が作成した書類(カンファレンス記録及び結核患者連絡票)を複数の職員で宛名を確認し、送付簿へ記載のうえ、番号付きの専用逓送袋に入れて庁内逓送便により10区の保健福祉センターへ送付しました。

 9月25日(金曜日)に上記送付を行った10区のうちの1区(以下「A区」という。)の保健福祉センターから、28日(月曜日)に再度A区及びもう1区(以下「B区」という。)の保健福祉センターから「カンファレンスを実施した患者の書類がまだ届いていない」との連絡が保健所にありました。

 保健所では通常、専用逓送袋の返却をもって書類の到着を確認していますが、6区の保健福祉センター(A区、B区を含む)から専用逓送袋の返却がなかったため、28日(月曜日)及び29日(火曜日)にA区、B区を含む6区の保健福祉センターへ改めて書類が到着しているかの確認を依頼しましたが、いずれも未着でした。

 保健所においても、10月9日(金曜日)から13日(火曜日)まで執務室内の捜索及び本市の庁内逓送便を集約している文書交換所への確認を行いましたが、書類の発見には至らなかったため、書類を紛失したものと判断しました。

 なお、文書の送受にあたっては庁内逓送便を用いていることから、庁舎外への流出の可能性は極めて低いと考えています。

2 紛失した書類に含まれる個人情報

カンファレンス記録4名、結核患者連絡票9名  計11名(重複2名)

(1)カンファレンス記録
  • 看護サマリー・連絡票(病院作成)
    氏名・居住区・性別・年齢・病名・入退院日・病院ID・家族構成・職歴・既往歴・血液型・現病歴・検査結果・入院中の経過・治療内容・指導内容等
  • 退院時状況確認票(保健所作成)
    居住区・氏名・中断リスク・服薬支援方針・日常生活状況・治療延長要件・薬剤耐性・個別健診・退院基準・就業制限・就学有無・退院予定日・退院先居所・通院予定日・通院先医療機関・服薬アドヒアランス・病院からの情報提供・面接内容等
(2)結核患者連絡票(保健所作成)

氏名・生年月日・住所・病院ID・治療開始時期・服薬状況・菌検査結果

3 判明後の対応

 令和8年10月14日(水曜日)から病院及び当該患者11名に対して、保健所職員から順次、事実説明とお詫びを行っています。

 なお、当該患者11名の検査結果等については写しを保有しており、今後の服薬支援等に影響はないことから、健康管理上の不利益はありません。

4 原因

 保健所では、複数の職員で専用逓送袋に入れる書類と宛先の整合を確認し、送付簿へ記載を行ったのち、一度課内で集約のうえ、別の職員が保健所内の文書交換室に持参していましたが、庁内逓送便の配送過程、または差出・受領時の取扱いのいずれかで所在不明となり、書類の追跡が不可能となりました。

5 再発防止策

 今回の事態を厳粛に受け止め、今後は、紙文書の移送を必要最小限にとどめるため、可能な限り文書の電子化を行い、パスワードを設定したうえで庁内メール等により情報共有します。また、紙文書で重要な個人情報を取り扱うリスクを踏まえたうえでの書類の送受の仕組みが不十分であったことから、紙文書を送付する際には責任の所在を明確にするためにセキュリティ管理のある文書交換室に送付者が直接持参することとします。

 また、保健所の管理監督者より担当課内の全職員に、個人情報保護の重要性の認識について改めて周知するとともに、個人情報を含む文書の送付の際は、重要管理ポイントを遵守し、送付簿を使用して必ず履歴を残すことを引き続き徹底し、再発防止に努めてまいります。

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